
「話しかけるな」オーラを漂わせていたり、ミスを頑なに認めなかったりと、厄介に感じる上司や部下は多くの職場に存在する。だが、精神科医のTomy氏は、そんな人に振り回される必要はないと断言。職場の憂鬱(ゆううつ)を半減させる、有効なコミュニケーション術とは――。※本稿は、精神科医Tomy『精神科医Tomyの人づきあいはテキトーでいいのよ 無理せず「めんどい人」をかわすコツ』(日本実業出版社)の一部を抜粋・編集したものです。
大きすぎる「主語」は
相互理解を遠ざける

アテクシも、つい「最近の若い人は…」などと口走りそうになり、そのたびに「自分もオジサンになったなあ」としみじみ思うの。かのソクラテスも若者に嘆いていたようだから、大昔から普遍的にある話みたいね。
こうした言い方に反発する人もいるようだけど、その原因の一つは「主語が大きすぎる」ことかもしれないわ。