気づいた時に飲むよりも、どのタイミングで飲むかを決めて習慣化しましょう。人間の体は約60%が水分でできているため、お茶やコーヒーなどではなく、水で水分を取ることを意識してください。

 水をたくさん飲むのが苦手な方は、レモンを絞って入れたり、炭酸水などを取り入れるとよいでしょう。また、水を飲んだ分、尿でしっかり排出するように、トイレに行くことも意識していきまいょう。

外食が多い人は要注意
余分な塩分を排出してくれる食べものは?

水太り対策2 塩分を控える

 塩分を取りすぎると、体内の塩分のバランスを取ろうとして水分をため込みがちになり、むくみの原因になります。

 外食やコンビニ食が多い方は、知らず知らずのうちに塩分の取り過ぎになっています。なるべく自炊で薄味を心がけたり、しょうゆやソースなどの調味料のかけすぎに注意しましょう。また塩味のスナック菓子をよく食べる人は控えるようにしましょう。

 余分なナトリウム(塩分)を排出してくれるカリウムをしっかり取ることも効果的です。野菜や果物、海藻にはカリウムが多く含まれているので、意識して食べるようにしましょう。

水対策3 ストレッチと温めを意識

 立ちっぱなしや座りっぱなしなど、筋肉を動かさないでいると血流が悪くなり、むくみにつながります。特に暑い時期は外での運動の機会が減るため、全体的な活動量も低下するので、気をつけたいものです。

 仕事の合間に、椅子に座ったままかかとを床につけてつま先だけを上げ下げしたり、つま先を床につけてかかとだけを上げ下げするだけでも、血液循環がよくなります。

 また、冷えると血行が悪くなります。クーラーのきいた部屋に長時間いるのを避けたり、冷たい飲み物を控えたり、夜はお風呂に浸かってマッサージをするのもよいでしょう。

 今の時期のむくみは、放っておくとそのまま夏太りにつながってしまいます。体内の水分バランスを整えて、夏に向けてスッキリとした体型を目指していきましょう。