no-img2 仲村

外国には基本的に株主優待はなくて、日本ほど広く普及している国はほぼないそうですね。

no-img2 小林

はい、日本独特の慣例といわれています。

ここで、株主優待の内容はどういうものがあるのか、おさらいしてみましょう。

no-img2 仲村

名産品や食品・飲料、食事券や買い物券、日用品、化粧品、そしてレジャーなど、幅広くいろんなものがありますよね。

no-img2 小林

そうですね、例えば地方銀行や地場の不動産会社さんなどがその土地の名産品をプレゼントしていたり、食品や飲料のメーカーは自社製品、外食企業なら食事券といった具合に、各社の所在地や事業内容に応じて、バラエティー豊かです。

no-img2 仲村

自分の欲しいものや、独自色を出している企業などを探す楽しみがありますね。

あと最近は物価上昇で、普段の生活にダメージがあるので、株主優待で品物がもらえたり、サービスが割安で受けられたりするのは、嬉しいですよね。

no-img2 小林

はい、今のインフレの時代には特にニーズも高まっているかもしれません。

株主優待をもらう「権利」を得るには?
“○営業日前”までに買っておこう!

no-img2 仲村

上のスライドもおさらいで、株主優待も配当と同じで、各企業の決算から約2~3カ月後に株主の元に届きます

no-img2 小林

はい、基本的に配当と同じですが、株主優待ならではの注意点は後ほどお話ししようと思います。

先に、これも配当と同じですが、いつまでに株を買っておかないと株主優待がもらえないか、という話です。

no-img2 仲村

上のスライドは、例えば6月末に権利確定日を迎える銘柄は、何日までに買わなければいけないか、を示していますね。

no-img2 小林

はい、6月30日権利確定の銘柄の場合、2営業日前の6月26日までに株を購入していないと株主優待や配当をもらう権利がもらえません。この6月26日を「権利付き最終日」といいます。

no-img2 仲村

繰り返しますが、6月27日や30日に買ったのでは、この銘柄の株主優待はもらえません。

「月末」に買わないと、と思っていると、この例のように休日を挟んで、権利付き最終日が月末より結構前になることがあるのは要注意ですね。

no-img2 小林

逆に、6月26日に株を買っておけば、翌日の27日、この日を「権利落ち日」といいますが、この日以降なら、株を売ってしまっても、株主優待や配当はもらえます。


【※この記事の続きはこちら】
⇒「長く持っていてよかった!」株主優待の“喜び倍増”ワザ、6つのチェックポイント【株の学校 第6回:その2】

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