挫折ポイント③勉強のモチベーションが続かない

挫折ポイントの3つ目は「勉強のモチベーションが続かない」問題です。

韓国語の勉強を始めた頃はやる気があって、1日何時間も勉強したり、集中してどんどん進められました。

でも、勉強を続けていくうちに壁にぶつかります。

日本語と語順が似ていたり、似た単語があったりして最初は入りやすいのですが、学習が進むと「なんでこうなるの?」という疑問が増えていき、どんどん難しく感じてきます。

僕も、1ヵ月、半年、1年と続ける中で、最初のやる気がなくなってしまいました。

1日5分の勉強すらしんどく感じたり、仕事や家事に追われてまったく勉強しない日が続いたこともあります。

自分の「なんのため?」を見つけよう

モチベーションが続かなくなったとき、僕が取り組んだのは、「なんのために韓国語を勉強しているのか?」を改めて考えてみること。

目標や目的が見つかれば、自然とやる気も湧いてきますし、好きなことが明確ならモチベーションも上がります。

僕の場合は、韓国人の彼女との復縁を目指していたので、「彼女に見直してもらうために韓国語の能力を上げるぞ!」というのが、モチベーションの1つになりました。

好きなことは、がんばらなくても続けられる!

韓国ドラマや映画を見たり、K-POPの曲を聞いたりするのが好きな人の場合は、それを勉強のモチベーションにするのもおすすめです。

好きなことって、がんばらなくても勝手に続けちゃいますよね。

やりたいことと好きなことのバランスを取りながら、日常の中にちょっとずつ勉強時間を取り入れていけば、コツコツと韓国語が身についていきます。

勉強は休み休みでOK!

僕も韓国語を10年勉強してきて、何度も挫折を経験しました。だから、勉強につまずく人の気持ちも、本当によくわかります。

勉強は休み休みでも大丈夫。韓国語が自分にとって本当に必要なものなら、きっとまたやる気は戻ってきます。

そんな自分の体験をふり返りながら、「どこでつまずきやすいのか」「どうやって乗り越えてきたのか」をまとめたのが『韓国語1年生』です。これから始める方が、なるべく挫折せずに続けられるように――そんな思いで書きました。

これから韓国語の勉強を始める方は、焦らず、自分のペースで、楽しみながら勉強してみてくださいね。

(本稿は『韓国語1年生』に関する書き下ろし特別投稿です)