2026年も強気相場は続くのか?米著名投資家が語る「上がりすぎ」懸念を打ち消す驚きの予測Photo:123RF

3年連続の大幅上昇を経た世界の株式市場に対し、「行き過ぎではないか」「そろそろ天井ではないか」との声が再び強まっている。しかし、米著名投資家ケン・フィッシャー氏は、こうした「高所恐怖症」とも言える弱気派の主張を真っ向から否定する。政治の先行き不透明感の低下や悲観論が蔓延する今こそが次の投資機会である理由をデータと歴史に基づく冷静な視点から読み解く。

2026年は米国以外が
強気相場をけん引する

ケン・フィッシャ―氏Ken Fisher/運用資産25兆円超の独立系運用会社、フィッシャー・インベストメンツの創業者。米国の長者番付「フォーブス400」常連の億万長者。ビジネスや金融分野の出版物に多数寄稿し、投資関連の著書も数多い。父はウォーレン・バフェット氏が師と公言し、「成長株投資」の礎を築いた伝説的投資家である故フィリップ・フィッシャー氏

 2025年は、ドラマに満ちた展開の中、株式市場が驚異的なリターンを叩き出した。では、このドラマの次の一手は何だろうか。答えは「続編」だ。

 私は2026年もまた、日本株(TOPIX)を含む「米国以外の株式」がけん引する形で強気相場が波乱を含みながらも4年目に突入すると予測している。

 2026年は上昇幅こそ2025年に及ばないかもしれないが、投資家にとって報われる1年になるはずだ。その背景には、米国以外の地域で政治環境が落ち着くことと、市場予想を上回る経済成長という強力な追い風がある。