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電機業界では、黒字リストラに踏み切る企業が複数あるものの、全体としては賃上げ基調が続いている。大手電機メーカーの給与事情を調べたところ、トップの企業は「年収1000万円超え」を達成したことが判明した。特集『26年 給料ランキング』の本稿では、日立製作所、パナソニック ホールディングス、三菱電機、NEC、富士通、シャープの6社の年収推移を大公開する。(ダイヤモンド編集部 今枝翔太郎)
賃上げムードが続く電機業界
リストラ実施のパナ・三菱電機もベア1万8000円
国内で賃上げムードが続く中、電機業界でも給与水準が上昇している。
2026年春闘では、日立製作所やNEC、富士通が満額回答となる1万8000円のベースアップで妥結するなど、大手各社は賃上げに積極的だ。昨年度に黒字リストラに踏み切ったパナソニック ホールディングス(HD)や三菱電機も1万8000円のベアに踏み切っている(パナソニックHDの黒字リストラについては、特集『黒字リストラの恐怖!部長&課長を襲う希望退職と役職定年の絶望 出世・給料の残酷』の#4『【独自】パナソニック社員は“低評価”でも「月収ダウンわずか1万円」!1万人リストラの一因になった管理職の評価別給与水準が判明』参照)。
では、電機大手各社の実際の年収はどうなっているのだろうか。
ダイヤモンド編集部は、日立、パナソニックHD、三菱電機、NEC、富士通、シャープの6社について、コロナ前の19年度からの平均年収の推移を徹底分析した。すると、6社全てで平均年収がアップしていたものの、増額の幅に差があり、順位が目まぐるしく変わっていることが明らかになった。
昨年1位だったNECの平均年収は、前年から31万円アップして994万円となった。だが、他社の伸びが大きかったために今年のランキングでは3位に後退している。
NECを抜いて見事1位に輝いた企業は、平均年収が1000万円の大台を突破している。いったいどこだろうか。
次ページでは、電機業界6社のコロナ前からの年収推移を大公開する。







