同時に、口臭予防には、唾液がきちんと分泌されている、という条件も必須となる。唾液によって乾燥を防ぐ、というメリットもあるし、唾液には口の中の雑菌を抑える力があるため、それもまた予防になるのだ。唾液量は加齢とともに減るため、「おじいちゃんお口くさーい」と昔の某CMのようにならないよう、年を重ねるほどに気をつける必要がある。

 そして、その貴重な唾液の面から水分補給を考えると、コーヒーなどのカフェインが強いものは唾液の分泌を抑制してしまうし、ジュースやスポーツドリンク類であれば砂糖が菌のえさとなり虫歯を引き起こすこともあるので“水”による補給が一番といえるだろう。

口臭予防の“唾液力アップ”に効く
コンビニで買える「よく噛む食べ物」

 そして、唾液力をあげるためには、「よく噛む」ことも必須だ。とはいえ、日頃意識的によく噛むようにすることは難しい。ランチにでかけて、より良いメニューを選択しようとすることは案外容易にできる。しかし、何十年としてこなかった「噛む」という新しい習慣を今から自分で身につけ、さらに食事のための時間を今まで以上に割く、ということは、多忙なビジネスマンにはハードルが高い。

 だから、食事中にずっと噛むことを意識しなくても問題ないよう、日常に「噛まざるを得ないもの」を選ぶ癖をつけることをおすすめしたい。噛む回数が必然的に多くなるものとしてコンビニのおにぎりを例にあげると、

 梅干し < きのこ炊き込み < 雑穀(玄米)< 赤飯
 (※右に行くほどより噛むことが多い。以下同じ)

 になるであろうし、パンを例にあげるなら

 ロールパン < フランスパン

 というふうになる。主食間で見るのであれば、

 麺類 < パン類 < ごはん類

 だろう。