税金の支払いには期限があります。期限を守らないと、延滞税という形でペナルティが科されます。年率14.6%という高い率です。しかし日本には、これよりさらに高い、「重加算税」というものがあります。このペナルティは、どのようなときに発生するのでしょうか?見ていきましょう。
年率14.6%の延滞税!
高い!しかも経費にできない!
税金の支払い、つまり納税には必ず期限があります。
レンタルDVDを期限までに返さないと延滞金がかかるのと同様に、税金も期限までに支払わないと延滞税がかかります。延滞税の率は原則として年率14.6%です(一定期間は猶予されます)。この低金利の時代、かなり高い率です。
また、申告修正によって追加納税した場合もペナルティ(罰金)が科されます。納付する税金が足りなかったのですから、納付が遅れたことに対して延滞税がかかるのです。延滞税は、本来納付すべきだった日から追加納税の日までの期間に対して計算されます。ミス・モレに早く気づいて早く納付すれば、それだけ延滞税は少なくなります。
期限までに納税するのは当然ですが、もし遅れた場合は、できるだけ早く納税しましょう。
延滞税は、税務上経費にすることができません。経費にできないということはお金だけ出ていってしまうのです。さらに、延滞税の他に、次の2つのペナルティがあります。