計算における暗記の大切さを考えると、比較的よく出てくる
 

 は覚えておいて損はありません。

 などは皆さん既に暗記していると思います。さらに、第2回の連載では

 を覚えることをおススメしました。

それ以外にも余裕があれば、以下の3つも覚えておくことをおススメします。

数字に対する「感度」を上げよう!

 なんて覚えられないよと思う方もいるかもしれません。

 これは同じ数列が繰り返される、いわゆる「循環小数」です。

 私はこの142857を「石に歯、粉」という語呂合わせで覚えています。石に歯がぶつかって粉々にくだけるイメージです(痛そうな例えですみません)。

 さらにこう思う方もいるかもしれません。
「分数と小数の変換なんて覚えてどうするの?そんなの使わないよ」

 そんなことはありません。例えば、自社製品の顧客満足度の調査で「14%の人が大変満足している」という結果が出たとしましょう。

 この結果を受けてAさんは、「14%の人が大変満足しているんだ。ふーん」とだけ感じました。一方、

 を暗記していたBさんは、「14%か。大体7人に1人しか大変満足していないってことか。もっと増やしていかないとな」と感じました。