ニオイ対策の香水は考え物?
ニオイを理由に恋人と別れた人も

 異性の匂いに関しては、次のようなアンケート調査もある。セーレンが行った「パートナーへのスメハラ」調査(※2)を見てみよう。

 この調査で、「職場で異性の体臭や汗のニオイに不満を持ったことがありますか」と聞いたところ、「ある」と答えた人は43.8%、「少しある」は33.8%。77.6%の人が不満を持ったことがあるという結果に。さらに、ニオイ対策で不快に感じた際に、相手にそれを伝えるかどうかを聞いた質問では、「我慢する」が34.4%、「どちらかといえば我慢する」が47.8%。実に82.2%もが、相手に伝えづらいと考えていることがわかった。

 プライベートに関する調査では、「相手の体臭や汗のニオイが間接的な原因となりパートナーと別れたことがありますか」という問いに、「はい」と答えた人は3.3%、「ニオイも原因のひとつ」と答えた人は15.7%だった。上の回答と合わせて考えると、別れの原因がニオイであることを相手に伝えていない人も多いと思われる。

 ニオイは自分では気づきにくい部分だが、周囲の人も遠慮して伝えづらいもの。よっぽど親しい人でない限り、「……昨日お風呂入った?」「ランチ何を食べました?」などと聞くのは難しいだろう。大人であれば、自分のニオイには自分で責任を持たなければならないということか。

 ただし、ニオイのケアとして好まれないものもある。ニオイ対策で嫌なことについての質問では、「制汗剤の使用(スプレータイプ)」(16.0%)、「ハンカチやタオルで汗を拭く」(16.2%)などを引き離してもっとも多かったのは「フレグランス(香水)の使用」。ニオイのきつい香水は、体臭と同じく不快に感じられてしまう。これもつけすぎているかつけすぎていないかは自分で判断しづらいから難しいところだ。

 とはいえ、気になるようであれば、自分から家族や親しい人に「ニオイ、気になる?」と聞いてみるのはひとつの手。普段から相手が気にしていれば、率直に言ってくれるか、多少言葉を濁しつつも指摘してくれる可能性が高いだろう。自分の家族や親しい人のニオイが気になるけれど、全く本人が気づいていない場合は、一度率直に指摘してみるといいかもしれない。

(プレスラボ 小川たまか)

(※2)調査方法:インターネット。20~50代までの社会人500人(女性390人、男性110人)。調査期間は3月8日~10日。