問7.
目上の相手に対して意見を言う際、何か気をつけたほうがいいことはありますか?
アイデアをプレゼンする状況を想定した場合、いきなり企画を語りだすよりも、その前に一拍、雑談を挟んで相手と会話してから本題に入ったほうが戦術としては有効だと思います。知らない人である場合は、その段階で相手の嗜好を少し知ることができますし、知っている人相手だとしても、その日の体調や直前の別のビジネス動向によって、気分は常に変わっているわけなので、気分に合わせたしゃべるスピード、強調ポイントなどを考慮すると、相手の心により伝わりやすくなることがあります。
問8.
自分と異なる意見の人と議論するのは、精神的にきつい時もあります。
このような状況で、平和的に意見を交わすコツがありますか?
私の場合「しかし」「ですが…」という言葉は極力使わないようにしています。代わりに「その場合は、こうなるわけですね。するとこういった方向に進んだ場合、どうしますかねぇ」などと、やんわり方向転換していって、粘り強く相手とのわずかな接点をみつけます。ひとつでも接点がみつかれば、そこを入り口に、ジワジワとドアを閉め切られないように、ドアの隙間を広げる材料を探していきます。意見は白黒で考えず、濃いグレー、薄いグレーで会話するのが平和的なコツでしょうか。
問9.
「これは!」と思った企画を練っていきたいが時間が足りなくて、
何かを犠牲にするしかない場合は、どの部分を削りますか?
企画書の作業時間が足りない場合、あるパートに信頼できるスタッフがいる場合は、その部分をまかせることにして削ります。たとえば番組企画だと、「売りは○○なので自信があります」「ストーリーは実力派の○○さんから追って挙がってきますのでご安心を」とか、「このデザイナーにまかせれば大丈夫です、代わりにこの例を見てください」というように時間稼ぎをして、切り抜けます。後で、その言葉に嘘がないようにしなければだめですが、一時的な回避手段としては有効です。
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