インターナショナルスクールの4類型

 さて、本連載の主役でもあるインターナショナルスクールだが、前回も触れた通り明確な定義はなく「外国人児童生徒を対象とする教育施設」という大まかな括りで認識されている。

 その中には、1)特定の国籍の家庭だけを対象にした限定性の高いスクール(アメリカンスクール、インディアンスクールなど)から、2)複数の国を短期間で飛び回ることの多い外交官家庭を対象としたスクールや、3)両親もしくはどちらかの親が外国籍を有する家庭を対象としたスクール、4)外国籍の家庭を中心としながらも国籍を問わず受け容れるオープンなスクールまで存在し、その種類は幅広い。

 以上のように幅広いインターナショナルスクールだが、今回注目したのは、上記4カテゴリの中でももっとも多様性の高い上記の4)にあたるスクールだ。第1回記事でも取り上げた「インターナショナルスクール・オブ・アジア軽井沢(ISAK)」もこのカテゴリに含まれる。

 今回は近年増加している4)にあたるスクールの1つ、「アオバ・ジャパン・インターナショナルスクール(AJIS)」(東京都練馬区)において実施されている「Independent Studies」および「Speech Contest」という2つの取り組みを基に自分の「届ける力」について考察を深めていきたい。