今年の流行語大賞「ダメよ~ダメダメ」と、去年の「じぇじぇじぇ」には共通点がある。人の記憶に残って、しかもマネしたくなる法則とは?あなたもその法則を使って、印象的なコトバをつくれてしまう。その方法とは?
58万部突破のベストセラー『伝え方が9割』の著者、佐々木圭一氏が解説。
「ダメよ~ダメダメ」は、去年の流行語大賞と、
意外な共通点が!?
「ダメよ~、ダメダメ」
新星のように現れた、日本エレキテル連合。今年、もっともブレイクした芸能人と言ってもいいかもしれません。突然火がつき、今年前半は「STAP細胞はあります」がとるだろうと言われていた大方の予想を裏切り、流行語大賞を奪い取りました。家庭で、学校で、職場でみんながマネをし、笑いが広がりました。なぜか、みんながマネしたくなる、そんな魅力がありました。その理由としては、もちろん芸の面白さがあるでしょう。ネタの背徳感や、まったくセクシーじゃないセクシー感にも、強烈なパワーがありました。
ですが、流行語になるには
芸の面白さだけではとれません。実は、流行語になるための法則があります。
(1)記憶に残る
(2)誰もが真似したくなる
それをかなえていたのが、今年の「ダメよ~ダメダメ」ですが、去年の流行語大賞と比べると、大賞を獲得した意外な共通点を見つけることができます。