親の言ったたったひとことが
子どもの将来を大きく変える
ではどうすれば自信を持たせることができるのか。世のお父さん方にぜひおすすめしたい子どもとの接し方のヒントがあります。
例えば女の子に自立への自信を持たせるには、父親が「娘を頼る」ことです。甘やかすのではなく頼る。世話を焼いてもらう、何かをしてもらう。そうすることで女の子は「自分は父親にとって必要とされている」と思い、それが自分への自信につながっていきます。
一方、男の子の場合は、頼られるというよりも「任される」ことで自信を持つようになります。例えば「力があるから布団干し係はお前の担当だ」などと家事の分担を任せるのもいいでしょう。すると男の子は、「自分の能力を認められた」と考えて、自信を持つのです。
ここでのポイントは子どもの脳が求める「自分の何を評価されたいか」の違いです。男の子(男性脳)は個人の能力を、女の子(女性脳)は集団における自己の存在意義を評価されたいという特性があります。ですから娘には積極的に「頼る」、息子にはあれこれ「任せる」ことが大事。そうした親の姿勢が、子どもの自立へのモチベーションを大きくアップさせるのです。男女の脳の性差は子育てにも大きな影響を与えているんですね。
さて次回は、脳とメンタリズムの観点から「女性の浮気を見抜く方法、女性に浮気をさせない方法」を検証。男性は必見です!