暗記中心の科目は過去問から勉強するのが最強!

佐藤 本に載っているいろいろな成功談や失敗談から学べるという話が出ましたが、私の勉強法で、最初に過去問をやるのも、同じことなのかなと思うんです。成功や失敗から学ぶ、つまり結果から学んでいくんですね。そこから、問題を見て、参考書で確認する。過去問からまねていくことで学びに変わるのかな、と。

樺沢 私も、過去問が非常に大事と説いているんですよ。

佐藤 やっぱりそうなんですね。でも、みなさん過去問の重要性をあまり理解してくれていないような気がするのですが。

樺沢 そう、少ないですね。ある程度いろいろな勉強法を知っている人だけが、過去問が重要とわかっている。

佐藤 私も学生時代、教科書をていねいに写して失敗した時期がありますが(笑)、勉強をしていくうちに過去問をやれば傾向も対策もわかるし、大事なものとそうでないものがわかるなと思ったんです。

樺沢 私も、中学3年生のときに過去問を活用した勉強をしましたよ。社会や理科って、暗記さえすれば点数の取れる科目ですけど、さすがに教科書1冊暗記するのは大変ですよね。

 そこで、まず、地元の北海道の5年分くらいの過去問の本を買ってきて、教科書に同じ問題があったら、そこに線を引いていったんです。でも、5年分だと傾向がつかめないから、さらに47都道府県全部が載っている問題集を買ってきて、また線を引いて、その線を引いたものだけをまとめてノートに書き写した。

 つまり、これさえ覚えていれば満点が取れるというネタ帳ですね(笑)。これを社会と理科でやって、実際、満点を取りました。

佐藤 すごい!

樺沢 佐藤さんの本にも書いてありましたが、優先度の高いものから暗記していくと効率がいいんですよね。どれが優先度が高いのか、最初は判断するのが難しいけれど、それも過去問を見ながら把握していったんですよ。暗記中心の科目だったら、過去問を徹底してやっておけばほぼ大丈夫なんです。

佐藤 これは本当に重要なことですよね。