保険の裏 営業の闇#予告Photo:amana productions inc./gettyimages

生保・損保業界は、営業現場の改革が待ったなしの状況だ。大手生保は主力の営業職員、いわゆる生保レディーのコンプライアンス体制の強化、外資系生保を中心に節税保険の販売手法については、再び税務当局から厳しく指摘を受けている。片や損保は、中小代理店の効率化など課題が山積している。特集『保険の裏 営業の闇』では、5月10日(月)から20日(木)まで全21回にわたって、最前線をレポートする。

#1 5月10日(月)配信
国税庁を欺く「新型節税保険」を極秘開発!マニュライフ生命の内部資料で判明

保険の裏 営業の闇#1

 今年3月、国税庁が再び節税保険に大なたを振るった。ターゲットは名義変更プランで、その最前線にいたのがマニュライフ生命保険だ。もはやこれまでと思われたが、水面下で新たな節税保険の開発に着手していることが分かった。

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#2 5月10日(月)配信
第一生命社長に聞く、19億円金銭搾取事件の「落とし前」とトップの覚悟

保険の裏 営業の闇#2Photo by Toshiaki Usami

 2020年10月に発覚した、元営業職員による19億円超に及ぶ金銭詐取事件が明らかになった第一生命保険。生保営業に対する社会的評価を地に落とすような事件を引き起こした企業のトップとして、今何を語るのか。その覚悟を聞いた。

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#3 5月11日(火)配信
マニュライフ生命のあきれた経営実態、アジア統括の過干渉・お手盛り希望退職・曼荼羅メール…

保険の裏 営業の闇#3

 節税保険に過度に傾倒していたマニュライフ生命保険。その背景にはアジアのリージョン(統括)の支配に加え、日本社内のあきれた経営実態が浮き彫りになってきた。曼荼羅メールにお手盛り希望退職……。その実態を暴く。

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#4 5月11日(火)配信
東京海上・あいおいが「損保プロ代理店の再編」で方針転換、密かに進める新制度の中身

保険の裏 営業の闇#4

 損保プロ代理店の統合・再編は長らく損保業界の課題であり、試行錯誤を繰り返してきたが、決め手に欠けるのが現状だ。そうした中で、東京海上日動火災保険とあいおいニッセイ同和損害保険が、新たな制度を導入しようとしていることが分かった。

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#5 5月11日(火)配信
あいおいニッセイ同和損保社長が語る、業界注目の「中核代理店」構想を進める理由

保険の裏 営業の闇#5Photo by T.U.

 損保プロ代理店の間で注目が集まっている、あいおいニッセイ同和損害保険の「中核代理店」構想。一部の支社機能を代理店に移譲するという構想の狙いと将来像について、どう考えているのか。金杉恭三社長に迫った。

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#6 5月12日(水)配信
節税保険の闇!E保険の利益隠し&資金移転の企てで漁夫の利を得た大同生命に国税も仰天

保険の裏 営業の闇#6Photo:kinpouge05/gettyimages

 売上高40億円規模の某製粉会社が加入する法人向け保険。その保険料は実に年間2億円超に上り、狙いは、節税保険を駆使した利益隠しや経営陣への資金移転などだ。その裏には大手保険代理店や生保会社の姿があった。

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#7 5月12日(水)配信
FWD富士生命新社長が大反論!「光通信とはたもとを分かった」と訴える理由

保険の裏 営業の闇#7Photo by T.U.

 年末年始に2度にわたって「ダイヤモンド保険ラボ」で報じた、FWD富士生命保険の新社長誕生のドキュメント。大型保険代理店の社長から生保の社長に転じるという異例の事態に社内は大揺れとなったが、その渦中の人である山岸英樹社長が口を開いた。

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#8 5月12日(水)配信
「固定給は今さら嫌」、大手4社の生保レディーが業界で進む給与体系激変への本音激白

保険の裏 営業の闇#8Photo:d3sign/gettyimages

 エレベーターホールの前で笑顔を振りまき、生命保険の契約獲得に向けて日々、まい進する生保レディーたち。明治安田生命保険の固定的給与をはじめ、各生保は生保レディーの処遇改善を進めている。そうした動きについて、彼女たちは何を思うのか。大手4社の生保レディーたちに本音を聞いた。

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#9 5月13日(木)配信
生保レディー「給与・勤続年数・年齢構成」の赤裸々実態!日系生保9社アンケートで判明

保険の裏 営業の闇#9Photo:mathisworks/gettyimages

 生保業界が抱える営業職員(生保レディー)は20万人超に上るが、その詳細な実態は厚いベールに包まれている。今回、ダイヤモンド編集部は主要生命保険会社にアンケート調査を実施。その結果を余すところなく公開する。

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#10 5月13日(木)配信
明治安田生命社長が明かす、営業職員の評価基準に「品格」を加えた真意

保険の裏 営業の闇#10

 明治安田生命保険は、2022年度から営業職員チャネルに固定的給与制度や新評価制度を導入する。05年の業務停止処分以来、継続的に改善を続けてきた集大成という位置付けだ。根岸秋男社長に、その狙いと意気込みを聞いた。

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#11 5月13日(木)配信
住友生命社長が業界の課題“営業職員の制度改革”から「イチ抜け」宣言した理由

保険の裏 営業の闇#11

 業界各社は営業職員の制度改革をこぞって進めているが、住友生命保険はその段階はすでに終わっているという認識だ。高田幸徳社長は「次のレベル」に引き上げるべく、改革を進めていると胸を張る。

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#12 5月14日(金)配信
東京海上の損保代理店7社が反旗!共産党・大門議員に頼った理由とその顛末

保険の裏 営業の闇#12Photo:PIXTA

 今や、中小の損保プロ代理店の“駆け込み寺”と化した共産党の大門実紀史議員。今年、駆け込んだのは、東京海上日動火災保険の損保代理店7社だった。いったい何が起こっていたのか。また、その顛末についても詳報する。

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#13 5月14日(金)配信
東京海上日動社長に聞く「代理店共産党議員駆け込み事件」「新制度・協定代理店」

保険の裏 営業の闇#13Photo by T.U.

 東京海上日動火災保険の福岡県の損保プロ代理店7社が、共産党の大門実紀史議員に駆け込んだ件について、広瀬伸一社長は何を語ったのか。また、今後の代理店の在り方についてどのように考えているのか。さらに、新制度の方向性についても聞いた。

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#14 5月14日(金)配信
日本生命が子会社はなさくの販路拡大「ゴリ押し」、なないろも参戦で代理店大乱戦

保険の裏 営業の闇#14

 好スタートを切ったはなさく生命保険だが、足元ではライバルの攻勢に押され気味。そこで、日本生命保険による販路拡大に向けた乗り合い大作戦が展開されている。また、朝日生命保険が子会社生保を新設するなど、大乱戦となりそうなさまを追った。

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#15 5月15日(土)配信
日本生命社長が、戦略子会社・はなさく生命の評価を「1勝1敗」と語る理由

保険の裏 営業の闇#15Photo by T.U.

 生保業界のガリバー、日本生命保険。営業職員チャネルに対して大きな制度変更は行わず、人数を増やすと明確な方針を掲げている。また、代理店チャネルを開拓すべく設立した子会社のはなさく生命保険への評価は、“1勝1敗”と言う。清水博社長が描く営業政策について、真意を聞いた。

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#16 5月15日(土)配信
日本生命傘下・はなさく生命の社長が明かす、「販売目標未達」の挽回策

保険の裏 営業の闇#16Photo:Diamond

 最後発の生保としてスタートしたはなさく生命保険。最初に投入した医療保険が好スタートを切ったが、住友生命保険傘下のメディケア生命保険の逆襲に遭い、販売目標は未達となった。次の戦略を増山尚志社長に聞いた。

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#17 5月15日(土)配信
金融当局と生保42社・代理店が異例の集結で「理想の代理店」を議論した理由

保険の裏 営業の闇#17Photo:natasaadzic/gettyimages

 生保42社と代理店、業界団体、そこに金融当局も加わるという異例の会合が昨年始まった。テーマは、乗り合い代理店の業務品質や評価方法について。いわば“顧客思い”の業務品質について業界を挙げて議論したわけで、その中身を詳報する。

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#18 5月16日(日)配信
損保ジャパン社長に聞く、国会で受けた「代理店切り捨て批判」への持論

保険の裏 営業の闇#18

 デジタル化や顧客ニーズの変化に対して、代理店はどうあるべきなのか。損保会社として代理店の経営サポートをするが、代理店経営者もしっかり考えてもらいたいと西澤敬二・損害保険ジャパン社長は話す。その考えを聞いた。

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#19 5月16日(日)配信
なないろ生命社長が力説、「最後発」でも激戦市場で勝ち抜けるこれだけの理由

保険の裏 営業の闇#19

 生命保険業界で、乗り合い代理店市場は最も競争が激しく、今一番熱い市場だ。朝日生命保険の子会社として2021年4月に設立されたなないろ生命保険は今年、最後発として参入する。そのマーケットで勝ち抜くための戦略を石島健一郎社長に聞いた。

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#20 5月19日(水)配信
三井住友海上の新社長が訴える、「生き残るプロ代理店」の条件と改革策

保険の裏 営業の闇#20Photo by T.U.

 2021年4月に就任した三井住友海上火災保険の舩曵真一郎社長。就任後の代理店会へのあいさつで、早速、改革の必要性を訴えたという。生き残るプロ代理店の条件をどう考えているのかを聞いた。

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#21 5月20日(木)配信
三井住友海上あいおい新社長が明かす、激戦区「医療保険」と認知症保険の新戦略

保険の裏 営業の闇#21

 保険商品の中でも最大の激戦区、医療保険。「週刊ダイヤモンド」の商品ランキングでも評価が高いのが、三井住友海上あいおい生命保険の医療保険だが、他生保が続々と新商品を投入する中で、21年4月1日に就任した加治資朗新社長はどのような戦略で臨むのか、話を聞いた。

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Key Visual by Noriyo Shinoda

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