著者は、創業333年の「西陣織」の老舗12代目経営者。西陣織で海外マーケット、ラグジュアリーブランド市場をいち早く開拓。そのテキスタイルは世界100都市でディオールをはじめ、シャネル、エルメス、カルティエなどラグジュアリーブランドの店舗で使われている。また、デビッド・リンチをはじめ多くの一流アーティストたちとのコラボやMITメディアラボ・ディレクターズフェロー、東大大学院との共同研究など伝統産業の枠をはみ出して活動の幅を広げている。ハーバードのケーススタディーとしても取り上げられるなど、いま世界から注目されている元ミュージシャンという異色経営者の仕事論・経営論。
日本の美意識で世界初に挑む
西陣織を使った世界初の外壁素材は、どうやって生まれたのか?
なぜ、スケールの大きな妄想ほど実現するのか?
美への投資の成功例 ブルネロ クチネリが掲げる「人間中心主義」の経営とは
美への投資がもたらす、経営面でのメリットとは何か?
京都西陣織の老舗「細尾」は、なぜ徹底的に「美」にこだわるのか?
妄想によるイノベーションのヒント 歴史をリサーチして種を探す
トヨタもエルメスも、「似た仕事」から次代の成功をつかんだ
自分の軸と掛け合わせることで、妄想に付加価値が生まれる
「紋付袴」が正装として日本で広まった、意外な理由とは
iPhoneも「わび・さび」も、逆転の発想から生まれた
固定観念を打破する「逆転の発想」がイノベーションを生む
正反対の分野と組む逆転の発想で、大きなイノベーションを起こしたレクサス「LS」の事例
新しい発想やアイデアがほしいとき、試してほしい効果的な方法
アイデアを出し続ける人が、共通してやっていること
変わり続ける時代の中で伝統を守るには、自分たちが変化し続けるしかない
「常識」にしたがっているだけでは、革新的な製品は生まれない
現代アートとのコラボから、世界初の新素材が生まれる
西陣織の海外マーケット進出を一気に加速させた、世界初の発明とは
ニューヨークの有名建築家から届いた衝撃の注文内容とは?
西陣織が海外に進出する大きなきっかけとなった一通のメール