課長クラス以上のマネジャーにとって「会議術」は、チームの生産性を上げるために必須のスキルです。現場のメンバーがプロジェクトを前に進めるためには、組織的な意志決定が不可欠。現場に「生産性を上げよう」と激励する前に、マネジメント・サイドがスピーディかつ精度の高い意思決定をしなければなりません。そのためには、会議で精度の高い意思決定を最速で行う技術を身につけなければならないのです。ところが、私たちには「会議術」を体系的に学ぶ機会がほとんどありませんから、悩んでいるマネジャーも多いのではないでしょうか? そこで、ソフトバンク在籍時に「最高品質の会議術」を磨き上げ、マネジャーとして大きな実績を残した前田鎌利さんにその会議術を『最高品質の会議術』(ダイヤモンド社)としてまとめていただきました。本連載では、その内容を抜粋して掲載してまいります。
最高品質の会議術
第15回
「3分プレゼン」で一発OKをとる人は「要点→詳細」「結論+○○」を徹底している
第14回
会議で一発OKを勝ち取る人は、この「ロジック」で提案書をまとめている
第13回
ソフトバンクで実証!「ダラダラ会議」を「ポンポン決まる会議」に変える1枚の提案フォーマットとは?
第12回
「提案書」を文章で書かせる会社はNG。生産性の高い会社は「1枚のサマリー」に箇条書きでOK
第11回
生産性の低い会社は「議事録」にムダな時間をかけ、生産性の高い会社は「この3つ」を箇条書きするだけ
第10回
その人が伸びるかどうかは「報告」を聞けばわかる。伸びる人は「起きた事実」を報告するだけではなく、必ず「○○」を伝える。
第9回
一流マネジャーはプロジェクト管理を「色」で行う
第8回
会議を上手に仕切るマネジャーは、「このマトリクス」で段取りを考える
第7回
「会議は1時間」という常識が生産性を下げる。会議は「15分×2=30分」が原則である。
第6回
ダメ上司ほど会議でよくしゃべる。優れた上司は黙ってメンバーを「○○」する。【定例会議5つの基本】
第5回
三流上司はひとりで悩み、二流上司はなんでも「定例会議」にかけ、一流上司は「○○」を頻繁に行う。
第4回
三流上司は意思決定から逃げ、二流は意思決定の「精度」にこだわり、一流は意思決定の「○○」を追求する
第3回
「ムダな会議」は悪だが、安易な「会議不要論」も会社を滅ぼす
第2回
結果を出すマネジャーは、会議で「情報共有」ではなく「○○」に集中する
第1回
孫正義氏に学んだ「最高品質の会議」を実現する「七の法則」とは?