京セラ
関連ニュース
#17
稲盛氏、永守氏の後はどうなる?京都財界の「人脈」と「後継者問題」を堀場製作所会長に聞く
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
京セラの稲盛和夫氏が死去し、日本電産では永守重信会長の後継者問題が浮上している。偉大な創業者を持つ京都企業が「代替わり」の節目を迎えている中、堀場製作所は創業家による世襲経営を進めている企業だ。堀場厚会長に、京都財界の人脈や世襲に対する考え方ついて直球で聞いてみた。

稲盛和夫氏が「自殺まで考えた」京セラ違法販売の罪、凡人離れの反省法とは
小倉健一
不正を忌み嫌った「経営の神様」稲盛和夫氏も、自身の社長時代に京セラで違法販売の不祥事が発覚し、今で言う「大炎上」を経験した。自殺を考えるほど追い込まれた稲盛氏だったが、そこからの反省と立ち直り方も凡人離れしていた。その経緯を追いかけてみたい。

#13
京都財界、「大手地銀8800億円の含み益」に見る鉄の結束と「ポスト稲盛不在」の前途多難
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
日本だけではなく世界をも動かす“グローバルニッチ企業”の集合体となった京都財界。京都企業をより強くするための「二つの仕掛け」の秘密を解き明かす。また、京都財界を悩ませている大問題についても触れる。

#12
世界を牛耳る「京都企業67社」時価総額ランキング!日本電産、任天堂、村田は何位?
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
国内製造業の停滞が鮮明になる中、京都のものづくり企業が、“グローバルニッチ企業”として世界市場を席巻している。それでは、株式市場は京都企業の独自性をどのように評価しているのか。京都に本拠を置く京都企業を対象に「時価総額ランキング67社」を作成した。任天堂や“京都御三家”とされる村田製作所、日本電産、京セラは何位にランクインしたのか。

#10
世界で勝てる「京都企業50社」ランキング!創業家支配度、金満度…独自6指標で初試算
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
独自の存在感で“世界のグローバルニッチ企業”の座を獲得した京都企業。ダイヤモンド編集部では、京都企業が持つ独自性や独創性を数字で評価するため、独自の6指標を用いて「世界で勝てる京都企業ランキング50社」を作成した。世界市場を席巻する京都企業の“実像”を明らかになった。

松下幸之助vs稲盛和夫、松下の度重なる値下げ要求に居直った末の衝撃の結末
小倉健一
共に「経営の神様」と呼ばれた松下幸之助氏と稲盛和夫氏は、共に「鬼」の一面も持っていた。稲盛氏は、若き日のソフトバンク創業者である孫正義氏を追い込んだ。そしてその稲盛氏は、幸之助氏が率いる松下グループからの度重なる値下げ交渉に苦しめられた。ところが稲盛氏は「最後には居直ってしまった」と語っている。「松下幸之助vs稲盛和夫」。経営の神様が経営の神様に値下げを迫った日本経営史に残る出来事といえる事件の衝撃の結末とは――。

#9
京都企業「御三家」が世界を牛耳る理由、高収益の村田・高成長の日本電産・無借金の京セラ
ダイヤモンド編集部,村井令二
京都企業を代表する「御三家」として、村田製作所、日本電産、京セラは、創業者の強烈なリーダーシップで世界企業に躍進した歴史を持つ。3社とも京都企業として初の売上高3兆円の規模に迫ろうとする優良企業だ。その強さの秘密に迫った。

#6
京セラ会長が悩んだ偉大すぎる創業者の影響力、「“脱・稲盛”を果たせたのはわずか5年前」
ダイヤモンド編集部,村井令二
京セラ創業者であり「経営の神様」と評される稲盛和夫氏が8月24日に死去した。稲盛氏の経営の引き際は潔く見えたが、京セラの山口悟郎会長によれば、つい最近まで経営への影響力が厳然として存在し「本当の意味で稲盛の影響力がなくなったのはほんの5年ほど前のことだ」という。現経営者が稲盛氏とのエピソードを交えながら、 “脱創業者シフト”の難しさを赤裸々に語る。

#5
日本電産・島津・オムロン首脳が集う「京都31社会」の正体、三菱UFJ銀が祇園のお茶屋で主催
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
毎年12月、京都の花街・祇園甲部にある最高級お茶屋「一力亭」では、京都の有力企業経営者が一堂に会する秘密の宴が開催される。三菱UFJ銀行が主催する通称「31社会」なるものだ。秘密のベールに包まれた交流会の正体をあらわにするとともに、三菱UFJ銀行と京都企業との密接な関係性を「主力企業の取引先金融機関リスト」で明らかにする。

#1
世界を牛耳る「京都企業67社」売上高ランキング!日本電産、京セラ、村田の御三家の順位は?
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
海外売上高比率では、村田製作所91%、日本電産88%、任天堂79%、京セラ67%――。東京・大阪圏を地盤とする製造業の停滞が鮮明になる中、京都のものづくり企業が世界市場を席巻している。京都に本拠を置く上場企業を対象に「売上高ランキング」を作成したところ、上位には名だたるエクセレントカンパニーがランクインした。本稿では、ランキング結果を発表する。“京都御三家”とされる村田、日本電産、京セラは何位にランクインしたのか。

予告
世界を牛耳る京都企業「創業者世代交代」の激震!稲盛氏の京セラ、永守氏の日本電産の苦悩
ダイヤモンド編集部
任天堂、村田製作所、日本電産、京セラ、オムロン――。創業者のリーダーシップにより、日本だけではなく世界をも動かす「グローバルニッチ企業」の集合体となった京都産業界。ここにきて、日本電産の永守重信会長が社長を“解任”し後継者問題が振り出しに戻り、京セラの稲盛和夫・名誉会長が逝去。創業家カラーを色濃く残す京都企業は、「代替わり」の節目を迎えている。人まねをしない、世界を見る、監督官庁に振り回されない――。創業家の血脈が途絶えても、京都企業はその独自の存在感を発揮し続けられるのか。特集『京都企業の血脈』では、世界企業の“縁の下の力持ち”となった京都企業の「未来」を読み切る。

吉野家で接待、20円の栗を値切る…稲盛和夫氏が「どケチ伝説」に込めた唯一の願い
小倉健一
サッカー元日本代表のラモス瑠偉氏を吉野家の牛丼で接待、中国の市場で20円の栗を値切り倒して結局買わない――。「経営の神様」と評された稲盛和夫氏には、数々の「どケチ伝説」が残っている。億万長者であるはずの稲盛氏はなぜそんな行動を取ったのか。そこから透けてくる経営哲学と、稲盛氏が伝えたかったことを考察する。

日本電産は売上高・純利益「過去最高」でも社長辞任、永守CEO激怒の車載事業の現状
ダイヤモンド・アナリティクスチーム,濵口翔太郎
コロナ禍だけでなく、円安や資材高の影響も相まって、多くの業界や企業のビジネスは混乱状態にある。その状況下でも、苦境を打破できた企業とそうでない企業との間で勝敗が分かれている。そこで、上場企業が発表した直近四半期の決算における売上高を前年同期と比べ、各業界の主要企業が置かれた状況を分析した。今回は日本電産、村田製作所などの「電子部品」業界5社について解説する。

「人命と利益どちらが大事か」稲盛和夫氏がJAL再建中に放った納得の回答
小倉健一
「会社にとって、安全が大事なんですか、利益が大事なんですか」――。日本航空(JAL)の再建に当たっていた稲盛和夫氏は、JALの幹部からそう問い詰められたことがあった。それに対して稲盛氏は、示唆に富む納得の回答をしている。多くのビジネスパーソンが一度は悩んだことがある問いに対する、「経営の神様」の答えとは?

【追悼】稲盛和夫氏が旧民主党「応援団」として政権交代に情熱を注いだ真意
ダイヤモンド編集部
2022年8月、「経営の神様」といわれた稲盛和夫氏が亡くなった。日本では大企業の経営者が政治的な立場を表明することは珍しいが、稲盛氏は旧民主党を全面支援し、09年の政権交代を後押しした。週刊ダイヤモンドは、新政権樹立からわずか数カ月後に稲盛氏を直撃し、旧民主党「応援団」として政治に深く関与した真意についてたずねた。

【追悼】稲盛和夫氏がベンチャーに警告、パナやホンダになるには「悪魔の囁き」に用心せよ!
ダイヤモンド編集部
2022年8月、京セラやKDDIを創業し、「ベンチャーの神様」といわれた稲盛和夫氏が亡くなった。今から25年前、京セラとDDI(現KDDI)の名誉会長に退いたばかりの稲盛氏は週刊ダイヤモンドの取材に応じ、ベンチャーに関する持論を披露。ベンチャー経営者は松下(現パナソニックホールディングス)やホンダになるために「悪魔の囁き」に用心すべきだと強調した。

【追悼】稲盛和夫氏が語るJAL再建、面従腹背の幹部を毎日叱り続けた
ダイヤモンド編集部
2022年8月、「経営の神様」といわれた稲盛和夫氏が亡くなった。京セラ、KDDIを創業した稲盛氏は10年に会社更生法を申請した日本航空(JAL)の会長に就き、わずか2年でV字回復をやってのけた。ダイヤモンド編集部は、今から約10年前にJAL取締役の退任直後の稲盛氏を直撃し、経営の神髄について聞いている。稲盛経営を徹底解剖した「週刊ダイヤモンド」2013年6月22日号に収録されたインタビュー記事を再掲する。

【追悼】稲盛和夫氏が巨人・ドラッカー氏に大反論!「日本のマネジメントは優れている」
ダイヤモンド編集部
2022年8月、「経営の神様」といわれた稲盛和夫氏が亡くなった。1980年、稲盛氏は、現代経営学の巨人、P・F・ドラッカー氏を招いてダイヤモンド社が開いた特別シンポジウムに参加。あるべき企業経営について討論した。「週刊ダイヤモンド」1980年7月12日号の記事を二度にわけて再掲。前編では、ドラッカー氏に稲盛氏が日本のトップ・マネジメントは優れていると反論する。

【追悼】稲盛流の海外での労務管理術に、巨人・ドラッカー氏が説いた教えとは
ダイヤモンド編集部
2022年8月、「経営の神様」といわれた稲盛和夫氏が亡くなった。1980年、稲盛氏は、現代経営学の巨人、P・F・ドラッカー氏を招いてダイヤモンド社が開いた特別シンポジウムに参加。あるべき企業経営について討論した。後編では、稲盛氏とドラッカー氏が労務管理について議論を交えた。

メディアが報じない、稲盛和夫氏が一番に伝えたかった「驚愕のフィロソフィ」
小倉健一
稲盛和夫氏の逝去に当たって、数々の論評記事が世に溢れたが、一つ気になっていることがある。稲盛氏の経営哲学である「フィロソフィ」の最初に記された言葉について、私が知るかぎり、どのメディアも触れていないのだ。最初にあるということは、それだけ大事な項目ということだろう。それなのに触れられないのは、取り扱いに困りかねない驚くべき内容だからだ。その真意を、稲盛氏自身の言葉で読み解いていく。
