日産自動車
「日」本で「産」業を自ら起こしていきたいという起業家としての意思を社名としており、個人の名前を冠さないことで会社が社会的な存在であることを示そうとしている。
関連ニュース
#8
三菱自が日産ルノー連合を離脱する日、唯一の打開策はホンダとの提携か
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
三菱商事出身の益子修・三菱自動車前会長が死去した。三菱自動車は2021年3月期に3600億円の巨額赤字に転落する見通しで、アライアンスを組む日産自動車や仏ルノーもそろって赤字に転落し、3社連合は崩壊の危機にある。三菱自の経営チームのまとめ役であり、3社連合の折衝役でもあった実力会長の喪失は痛手だ。三菱自の経営への関与度を強める三菱商事は、三菱自や自らの自動車事業の将来戦略のためにどのような手段を講じようとしているのか。三菱グループが描く自動車の将来シナリオを予測した。

第70回
日産コンツェルン創始者・鮎川義介が戦後、中小企業振興に乗り出した理由
ダイヤモンド編集部,深澤 献
「ダイヤモンド」1956年6月23日号に掲載された鮎川義介(1880年11月6日〜1967年2月13日)のインタビューである。第二次世界大戦前に、日立製作所、日産自動車、日本鉱業(現ENEOSグループ)、日立造船、日本水産など141社、12万人の従業員を雇用する日産コンツェルンを一代で築き上げた起業家だ。

「取り残される日本」、コロナ禍で加速する世界の産業構造変化に対応できるか
真壁昭夫
コロナショックの発生をきっかけに、EC(電子商取引)などを手掛ける大手ITプラットフォーマーの重要性が高まっている。それに伴い、経済のデジタル化を支える半導体や5G通信機器関連の企業の収益は顕著に増加している。その一方で、これまで経済の中心的存在だった大手自動車メーカーの業績は厳しい。そうした状況を見ても、世界経済の中で大きな構造変化が起きていることが分かる。

#2
「三菱自動車を切り捨てない」三菱商事のキーマン、自動車部門CEO激白
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
8月末、三菱自動車のトップに君臨していた益子修・元会長が死去した。出身母体の三菱商事と、アライアンスを組む日産自動車や仏ルノーとの“扇の要”の役割を果たしていた実力者の喪失は打撃だ。一方、三菱自の業績不振など自動車・モビリティグループが足を引っ張ったことで、三菱商事は2021年3月期に商社業界で利益首位の座を伊藤忠商事に明け渡す見通しだ。三菱商事は三菱自から出資を引き揚げることはないのか。一時は検討された三菱商事が日産へ資本参加する構想は消えてしまったのか。問題山積の自動車・モビリティグループを率いる三菱商事のキーマン、戸出巌・常務執行役員を直撃した。

予告編
三菱グループ「御三家」非常事態!商事・銀行が業界首位陥落の裏側
ダイヤモンド編集部,浅島亮子
国内最強の企業集団、三菱グループが創業150周年の節目に緊急事態にひんしている。三菱重工業は公的支援がささやかれるほどに凋落。三菱商事と三菱UFJフィナンシャル・グループは、業界の“利益首位”の座から陥落する見通しで、三菱「御三家」がそろって業績不振にあえいでいる。コロナ後の「変数」の多い時代に、三菱グループは再び輝きを取り戻せるのか。三菱商事を中心とするグループの死闘を描き切る。

下値が堅い高配当株ランキング!3位旭情報サービス、1位は?
ダイヤモンド編集部,篭島裕亮
配当狙いでも、高い利回りだけで銘柄を選ぶのはNG。業績が悪化すれば、減配や無配転落の可能性があるからだ。では、中長期で高配当を享受でき、株価が値下がりしにくい銘柄はどうやって選べばいいのだろうか。厳しい条件を突破した「下値が堅い高配当株」を紹介する。

#8
下値が堅い高配当株ランキング!【全85銘柄・完全版】
ダイヤモンド編集部
配当狙いでも、高い利回りだけで銘柄を選ぶのはNG。業績が悪化すれば、減配や無配転落の可能性があるからだ。では、中長期で高配当を享受でき、株価が値下がりしにくい銘柄はどうやって選べばいいのだろうか。厳しい条件を突破した「下値が堅い高配当株」を紹介する。

予告
コロナ直撃決算「勝者と敗者」を徹底分析!株式投資にも必見の業績予想
ダイヤモンド編集部
コロナの感染拡大の影響をもろに受けた3月期決算企業の今期第1四半期。東証1部上場企業の経常利益は半減という厳しい決算内容だった。通期の業績予想を出せない企業もまだ3割ある。特集『コロナ直撃決算 勝者と敗者』では、注目のセクターについて優勝劣敗が鮮明となる業界動向や今後の注目点をまとめた。実体経済が厳しさを増す一方、日経平均株価はコロナ前の水準まで戻している。これからも買える株は?最新の業績予想数値を基に、今後も上昇が期待できる「強い株」を厳選した。

2020/9/12号
今からでも買える「強い株」とは?コロナ直撃の最新業績で見えてきた!
ダイヤモンド編集部
新型コロナウイルスの感染拡大の影響をもろに受けた3月期決算企業の今期第1四半期。厳しい決算内容で、業種間、業種内でも格差が広がる中、日経平均株価はコロナ暴落前の水準まで戻している。これからでも買える株は?

日産新型ルークスが「Kカー激戦区」に登場、しのぎを削るライバルたち【試乗記】
CAR and DRIVER
これぞ意欲作!新型ルークスは、すべてを小型車基準で作り上げた“スーパートールワゴン”。Kカー激戦区に投入されたニューカマーである。スタイリングはハンサムで落ち着いた印象。大開口の両側スライドドアを装備し、キャビンは室内長2200mmの広々設計。全車速対応ACC(=プロパイロット)をはじめ先進機能を満載する。新型は取り回し性に優れ、快適/便利/先進の三拍子が揃った、まさに“小さな大物”。新たな日本の国民車の魅力を探った!

第312回
「新常態」でEV充電インフラの次世代サービス化が一気に加速するか
桃田健史
EVと充電インフラは、「鶏と卵の関係」という表現が古くから使われてきたが、これからはインフラの数の拡大だけではなく、社会全体の構造改革を見据えた大規模な新サービス体制の構築が進みそうだ。

ゴーン報酬「秘密書類」、ケリー被告公判で開示へ
The Wall Street Journal
【東京】日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告が多額の役員報酬の過少記載容疑で逮捕、起訴された事件を巡り、東京で来月、初公判が開かれる。だがゴーン被告はその場で無罪を主張するわけではない。代わりに被告席に座るのは、ゴーン被告を手助けしたとされる米国人の元幹部だ。

日産は技術力があっても「テスラ」になれない理由、株式市場の評価とは
奥村 尚
自動車業界では、大きな異変が起きている。コロナ禍で世界中の自動車メーカーが苦戦する中、「優勝劣敗」が明確になりつつある。例えば、テスラと日産自動車だ。テスラの株式は大きく値を上げて、時価総額ではトヨタを抜いてしまった。一方、日産自動車はゴーン氏の不祥事の後、業績も株価も低迷している。そもそも日産はテスラと同じ「EVの先駆け」であり、むしろ、技術力ではテスラ以上の底力を持っているはずだ。なぜ、これほどの差がついてしまったのか。

コロナ不況に弱い企業ランキング・ワースト50!1位はAV機器・生活家電メーカー
ダイヤモンド編集部
『週刊ダイヤモンド』8月29日号の第一特集は「狂乱決算「7割経済」の衝撃」。巨額赤字決算が続出している。新型コロナウイルスを端緒とするビッグクライシスは、一過性の危機ではなく、バブル崩壊後の不良債権処理を想起させるバランスシート(BS)不況に陥りそうな雲行きだ。「7割経済=超縮小経済」の下では、負のレガシーを断ち切る「構造改革」と大胆な「戦略投資」を同時に進められるストイックな企業のみが生存を許される。上場企業2560社を対象に、大恐慌デスマッチで脱落する企業440社と浮上する企業110社をあぶり出した。同号では、巨弾特集「最強トヨタ激震!」も掲載。トヨタのアキレス腱となりかねない「超」中央集権人事、系列崩壊、テスラ逆転の背景などを徹底分析している。

三菱グループ御三家による「三菱自救済」から、重工が足抜けできた理由
ダイヤモンド編集部
三菱「御三家」の3社(三菱重工業、三菱商事、三菱UFJ銀行)による三菱自の支援体制に変化が表れたのは2018年のこと。重工が、自動車業界が無風だった絶妙なタイミングで三菱自動車株を三菱商事に売却し、三菱自支援の輪からの鮮やかなる退場を遂げたのだ。その背景にあった三菱「御三家」の“密約”に迫る。

第137回
三菱自の益子修会長が突然の退任、気になる三菱商事の関与と今後の行方
佃 義夫
三菱自動車工業を約16年にわたり率いてきた益子修会長が8月7日、退任した。三菱自の益子会長といえば、自動車業界で「もう一人の長期政権の修さん」と呼ばれていたようにスズキの鈴木修会長と並んで“重鎮”だった。

三菱自の経営主導権を巡り、三菱商事が日産に「暗闘」を仕掛ける理由
ダイヤモンド編集部
約16年間、三菱自動車のトップに君臨していた益子修会長が電撃退任した。出身母体である三菱商事と、アライアンスを組む日産自動車との“扇の要”だった実力者の退任は大きな波紋を呼ぶことになりそうだ。

新型レヴォーグは「アイサイトX」になってどう進化したのか
雪岡直樹
スバルの新型レヴォーグが20日に発表になった。2019年の東京モーターショーでお披露目されてから、注目を浴びていた同車だが、秘密のベールに隠されていたエンジンや内装、新型EyeSight(アイサイト)などがようやく明らかにされた。一足先にジャーナリストや媒体向けに行われた試乗会で新型レヴォーグに乗る機会を得た。

新型日産キックスe-POWER鮮烈デビュー、迎え撃つライバルたち
CAR and DRIVER
キックスは激戦のコンパクトクラスSUVの王座を狙う意欲作。パワートレーンは“エンジンで発電、モーターで走る”日産自慢のeパワー。ノート比で最大出力を約20%向上。力強く未来的な走りに磨きをかけた。スタイルはアクティブ感覚。駆動方式はFF。全車にプロパイロットを標準装備する。

第136回
「トヨタ一強」が際立つ、コロナ禍直撃の自動車メーカー9社の決算
佃 義夫
自動車メーカー上場9社の第1四半期(2020年4~6月)連結決算発表が8月6日までに出そろった。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で自動車各社は、この4~6月期、世界各地の工場が生産停止と営業活動休止に追い込まれ、生産・販売台数が急減したことで業績が大幅に悪化した。赤字に転落する企業も相次いだ。
