マーケット全般(155) サブカテゴリ
第190回
こうなると、米ドル/円は「2014年120円」になる!「逆バブル破裂」がキーワード!!
2014年X月X日、FOMC終了後の記者会見で、FRBのバーナンキ議長は眉間にシワを寄せ、苦渋に満ちた表情でこう語った。「我々はインフレを阻止するべく、FFレートを10%以上に引き上げるなど、金融政策を総動員する覚悟がある――」。

第189回
ユーロは欧州債務問題の改善によって上がっているのではない。そのワケは?
ユーロの反発が続いています。そこで、今回はユーロのこの先の行方について考えたいと思います。私は、ユーロ高は「誤差の範囲内」に入ってきたと思っており、基本的に1.4ドルを大きく超えるものではないと思っています。

第213回
FRBは1月25日、政策金利であるフェデラルファンド金利誘導目標の先行きの予想を公開した。声明文では「経済環境は異例に低いFF金利の水準が、少なくとも2014年遅くまで続くことを保証するだろう」と説明された。

第188回
為替相場にも「大変なこと」が起こるのか?米国の金融政策大転換まで「もうひと息」
2月3日(金)発表の1月分の米国雇用統計は改善しましたが、米ドル高・円安は限られました。これは、米国金利の上昇が不十分だからだと思います。ただ、その大きな背景にあるFRBの超低金利政策も、「最後の砦」とも言えそうな欧州債務危機に変化が見られます。

第187回
「米金利急反騰Xデー」が近づいている!そして、米金利反発なら米ドル高・円安へ
私は、目先の為替は米国金利がカギを握っていると思っています。すでに、かなり「無理な米国金利低下」になっている可能性があると思っているのですが、それが続く中では米ドル安・円高リスクがあるし、いよいよ続かず米国金利反発となったら米ドル高・円安になるのではないでしょうか?

第212回
春節(旧正月)前後の上海に行った。中国の人びとにとっては、1月22日(日)は本当の大晦日であり、銀行の最終営業日だった21日(土)に挨拶に行ったら、「今年もお世話になりました」と言われた。日本から行くと、不思議な感覚になる。

第186回
ドル/円の「脱・小動き」が、この2月にも!?動意づいた場合、それはドル高? ドル安?
昨年夏以降、米ドル/円は「異常」とも思えるような小動きが延々と続いています。ただ、これまでに「前例」がまったくなかったわけではないようです。その異常な小動きの「前例」を調べると、2月で終わって大波乱に向かっていたのですが、果たして今回はどうでしょうか?

第185回
FOMCサプライズで米ドル/円はどう動く?ドル高・円安予想だが最後の波乱に要注意
2012年1月25日(水)に行われたFOMC(米連邦公開市場委員会)で、サプライズな金融緩和強化が決まりましたが、これは欧州債務危機からの判断が大きかったと思います。そして、その欧州債務危機こそ、米国金利を最近左右する要因となっています。

第211回
「破滅的な通貨の状況による利幅への巨大な圧力があったにもかかわらず、営業利益と純利益は良好な結果となる見通しである」これは1月11日に発表された、スイスの時計メーカー、スウォッチの2011年の販売実績の説明文である。

第184回
ユーロ高の謎解きはEUサミットの前に。裏付けを失った「孤独なユーロ安」とは?
なぜ、ユーロ高になっているのでしょうか?欧州債務危機が終わったのか、ユーロ売りの運用手法である「ユーロキャリー」はどうなったのか、今回はそのような「謎のユーロ高」を解明してみたいと思います。

第210回
米S&Pがユーロ圏9ヵ国の格付けを一斉に引き下げ、一時金融市場に激震が走った。しかし、足もとで見ればその影響は限定的だった。実際、格付け会社による“格下げ”の影響度はどの程度のものなのか。また、残された不安は大きいのか。

第183回
過去最大に近い売られ過ぎ!ユーロ/円への為替介入はあるのか?
ユーロ安は欧州の国債格下げ後もすぐに行き詰まり、格下げ前よりむしろユーロ高へ戻ってきたわけですが、それはなぜだったのか?まず、考えられるのは、ユーロ売りの環境にあるとはいっても、さすがに極端な「売られ過ぎ」だったのではないかということです。

第210回
FRB幹部は新年に入ってから、住宅市場の改善が米経済復活のカギとのキャンペーンを活発化させている。住宅売買が活発になる春に住宅ローン金利が上昇すれば、FRBはMBS(モーゲージ担保証券)の大規模購入策を開始して金利上昇を抑制するだろう。

第182回
「仏ショック」のユーロ売りはまだ続くのか?カギは「欧州信用リスク」と「バブルの限界」
ついに、米国の大手格付け会社であるS&P(スタンダード&プアーズ)が、フランス国債から最高格付けの「AAA」をはく奪しました。今回は、これで欧州債務危機がさらに広がっていくことになるかについて考えたいと思います。

第209回
フランスの国債格下げにまでつながり、猛威をふるう欧州のソブリン危機。ここにきて、ドイツやフランスは、ユーロ諸国の財政規律を強化する「EU新条約」を打ち出した。だがこの構想には、ユーロ圏をさらなる混乱に導く不安要素も多い。

第181回
注目されるフランスショックの「Xデー」。影響は軽微だと考えるその理由とは?
欧州債務危機の中で、フランス国債の格下げが注目されています。私は、フランス国債の格付けが大幅に下げられる可能性は基本的にないと思うので、それでユーロや欧州の株が新たに大きく売られるような実質的な影響はないのではないかと思っていますが、果たしてどうでしょうか。

第209回
12月に来日していたフランスの「レギュラシオン理論」の旗手、経済学者ロベール・ボワイエ教授に、ユーロについて聞くことができた。「フランスの指導者層にユーロ維持に対する疑念は生じていないのか」と質問したところ、非常に興味深い答えが聞かれた。

第37回
2012年、世界経済はこの難局をかろうじて乗り切ると信じよう。最近の米国経済の指標改善は心強い兆候だ。当社は12年の米経済成長率を2.5%、13年も良好さを持続すると見ている。

第180回
米景気と金利の「異常な関係」。FRBは2013年まで超低金利を続けられるのか?
先週発表された米国の景気指標は、引き続き市場予想よりも良い結果のものが目立った割に、金利は伸び悩む形となっています。そんななか、最近の米国景気と金利の関係が、ちょっと「異常」とも言えるような状況になっていることをご存知でしょうか?

第208回
大震災や超円高により、2011年の日本経済は大打撃を被った。日本にとって、本当に厳しい1年だった。2012年は、縮み込んでしまった我々の心をもう一度奮い立たせるべきだ。かつて世界を席巻した日本の“現場力”は、まだ死んでいないのだから。
