欧州(8) サブカテゴリ
第12回・後編
日本人独特の文化価値観が労働偏重につながって生み出した「国民総残業社会」。今日、そのしわ寄せは特に女性に重くのしかかっています。前編に引き続き、真に「女性が輝く日本」になるための道筋を探ります。
第12回・前編
「女性が輝く日本へ」と題し、安倍政権のもとで女性が活躍できる社会づくりが始動しています。ところが実際には、輝く女性よりも疲れた女性が増えることが憂慮されます。その背景には日本人独特の文化価値観がつくりだす労働偏重社会があります。
第426回
現在、ウクライナ国内の親ロシア派住民による独立運動はウクライナ東部に飛び火。東部の各都市では親ロシア派の武装集団による警察署や市庁舎の占拠が続発している。ウクライナ東部をめぐる情勢は今後どのような展開を迎えるのか。
第77回
ウクライナ情勢を巡って、ロシアと欧米の対立が深まっている。欧米の経済制裁はロシアを止めることができるか。親欧米派か親ロ派か、どちらが最終的に政権を獲得するか。あるいは、国家分裂の動きが強まってしまうのか。ウクライナ情勢の今後を読み解いてみたい。
第413回
ウクライナ情勢が緊迫している。南部のクリミア半島ではすでにロシア軍部隊とみられる武装集団が要所を掌握しており、今後のロシアの動きに注目が集まっている。加えて東部でも親露派と反露派の住民との間で衝突が発生しており、政情不安は全国に飛び火している。
第898回
9月22日に実施されたドイツ総選挙はおおかたの事前予想通り、メルケル首相率いる与党の中道右派、キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が大勝、第1党の座を守った。この結果に、一部の機関投資家が戦々恐々としている。
第347回
激しい内戦の末に独立を果たしがクロアチアが7月1日、EU加盟を果たした。観光業以外に目立った産業がなく、失業率は高く社会には不満が燻る。クロアチアはEU加盟でメリットがあるのだろうか。同国内外から聞こえてくる希望や不安の声から考えてみたい。
第12回
日本では今、「アベノミクス」が話題だが、デンマークでは「ノマノミクス」が話題になっている。そんな“ヨーロッパの東北”デンマークの経済を活性化させた「ノマノミクス」には、東日本大震災で被災した地域復興へのヒントが隠されていた。
第11回
様々な「幸福度調査」で世界一に輝いているデンマークだが、かつては『マッチ売りの少女』のような貧しい時代があった。では、いかにしてデンマークは「世界一幸福な国」になったのか。デンマーク大使館のイェンス・イェンセンさんに聞いてみた。
第11回
世界各地のバー、レストラン、酒屋、スーパーマーケット等で広く見られる代表的な酒というと、ビール、ワイン、ウィスキーです。果たして、日本酒はこうした「世界の酒」の一角を占めることができるのか?専門家の意見も交えて考察します。
第10回
フランスでも昨年9月以来、中国の海洋進出と尖閣問題も含めた日米の防衛戦略に関し、専門家の発言が増えています。17世期以来の伝統を誇り西洋におけるシノロジー(中国学)の中心地となっているフランスの専門家たちは、尖閣問題と日中開戦リスクをどう分析しているのでしょうか。
第32回
EUの小国で地中海に浮かぶ島国・キプロスで、銀行封鎖・預金課税という荒療治が始まった。直接の原因はキプロスの銀行がギリシャ国債を大量に買い込み、大穴をあけたためだ。この危機は果たして他人事なのだろうか。
第785回
市場は欧州債務危機を冷静に捉えつつある。イタリアの総選挙の結果は、緊縮策継続を期待していた市場にとって最悪のものだった。
第9回
「女性の社会進出が日本の経済成長のカギ」(IMF報告書)などと言われながらも、なかなか男性優位の社会は崩れません。それは、国の政策議論や企業の人事制度議論の中では語られない、日本人社会独特の理由があるからです。
第5回
昨年末までギリシャの扱いを巡って首脳協議を続けたユーロ。同国への対応も決まり、足下、市場は小康状態にあるが、13年を展望すると、超えねばならない3つの大きなハードルが待ち構えている。
第22回
債務危機の火種が燻るユーロ圏が近い将来万一崩壊すれば、世界の新しい通貨・経済体制はどうなるか。前回に引き続き、真壁昭夫・信州大学教授と浜矩子・同志社大学大学院教授が、議論を深める。我々が選ぶべき「最終解」とは?
第21回
欧州債務危機の出口が見えないなか、ECBは無制限の国債買い入れを行なうと発表した。しかし、制度疲労を起こしたユーロ圏にとって、それは対処療法に過ぎない。万一ユーロが崩壊するとどうなるか。真壁昭夫氏と浜矩子氏が分析する。
第749回
ギリシャの支援交渉、スペインの支援、銀行同盟構想などの問題に対し、10月8日のユーロ圏財務相会合は何ら新たな材料を出さなかった。市場はこれに、ほとんど反応しなかった。だが、この“凪”が続く保証はない。問題の根本は何も変わっていないからだ。
第746回
9月末に懸念されていた最悪の事態は、とりあえずは回避された。スペイン国債の格下げのことだ。スペイン国債の格付けをめぐっては、米格付け会社のムーディーズが9月中に投資不適格級まで引き下げる可能性を示唆していたが、10月中への延期を決定した。
第741回
「規模にあらかじめ量的な限度は設けない」9月6日、欧州中央銀行(ECB)理事会後の記者会見で、ドラギ総裁はこう発言した。従来型の国債購入策に代わる、新たな国債購入策を打ち出したのだ。