生き方(54) サブカテゴリ
第134回
こけし
昔から言われたことだが、料理がうまい人には美人が多い。料理名人と言うと、少し前は料理研究家であるとか有名店の女性シェフであるとかごく限られた人を指していたように思うが、最近は料理名人が急増している。

第17回
人事に左遷はつきもの。というより誰もが満足する人事などというものはあり得ない。では左遷されたらどうするか。ものすごく対照的な身の処し方を示しているのが、中国の偉大な古典を表した老子と孔子である。

第54回
北朝鮮による拉致問題が国民的な関心事となった2004年頃、朝鮮(韓国)語の翻訳を仕事にしていた韓国生まれの友人から、「最近は仕事がやりづらくなった」との話を聞いたことがある。

最終回
被災地で取材を続けると、腑に落ちないことがある。それは、死に目を向けない形で「復興」が進んでいることだ。連載最終回は、“悲劇の真相”を見つめ続けることの大切さを、読者に改めて伝えたい。そして読者に、「3.11の喪失」の検証を託したい。

第31回
デートで男性が女性におごるのは当然――。いくら時代が変わっても、こうした価値観は根強く残っている。今回は、ネット上で火がついた「恋愛のカネ払い論議」をベースにして、男性が女性におごることの意味を、深く洞察したい。

第133回
包装
環境問題が騒がれる中、過剰包装について非難の声が多い。しかし包装という行為はどこでも大切にされているように思う。

第16回
私は自慢(?)できることが一つだけある。謝罪会見の経験だけはギネス級だということだ。最近の謝罪会見では、企業側の傲慢さが目立つケースが多いように感じる。謝罪の誠意を伝えるために大切なことはなんだろうか。それを考えてみる。

第14回
震災直後に送迎バスが津波へ向かい、園児5人が死亡した事件は、遺族が園に対して訴訟を起こしたことで、全国的に有名になった。子どもたちの死は人災だったのか、それとも仕方がなかったのか。着地点の見えない訴訟の意味を考える。

第132回
痕跡
誰でもモノを貸したり、借りたりすることがある。小さな助け合いはお互い気持ちのいいものである。借りた人は助かるし、貸したほうも気持ちがいい。

第5回
これまで2回にわたり日本の年金制度の1階部分(国民年金)と2階部分(厚生年金、共済年金)を構成する公的年金について話をしましたが、今回からはその上の3階部分にあたる企業年金に話題を移したいと思います。

第13回
6年前、愛しい息子を自殺で失い、今は震災で家族を亡くした遺族たちを支えようとする母がいる。全国から遺族が殺到する「つむぎの会」を主催する、田中幸子さんだ。自死遺族である彼女が、「震災遺族の母」となった理由は何か。

第30回
今や一度結婚して別れるのは珍しいことではなくなったが、できれば夫婦円満で日々の生活を過ごしたいものである。「夫婦仲が冷め切っている」という人はどうしたらいいのか。妻が夫に言ってほしい「魔法の言葉」を調査してみた。

第131回
コスプレ
美人は小さな変身機会を喜びながら、大切にする。ちょっとしたコスプレを楽しんでみる感覚。たとえば他人の結婚式で、普段着ない服を着る。ハイキングなどで、いつもより重装備になる。

第15回
ネットで好きな上司、嫌いな上司のアンケートを見つけた。嫌いな上司のタイプは、孫子がいう「五危を持つ人」と、ほぼ一致するのが面白い。部下を持つ人は自分は「五危な人」ではないかと、チェックされてみることをお勧めする。

第12回
家族の思い出が詰まった家にいると、前に進めない――。そう考えて、津波から逃れた家を解体することを決めた元消防団員がいる。震災後は、家族5人の死を忘れるため、遺体捜索に没頭した。震災の記憶が薄れるなか、遺族の「心の葛藤」はいまだに続いている。

第53回
ネットで「タイ」と「水」を打ち込んで検索すれば、多くの人がホテルの水道水や屋台で供される氷(つまりこれも元は水道水だ)入り飲料について、絶対に飲むべきではないと警告している。

第73回
背景にあるのは「結婚した実感のなさ」!?不倫した新婚男性の9割が結婚2年以内に浮気
浮気・不倫は倦怠期における心のゆるみから始まるもの――。そんな「定説」がくつがえされるかもしれない。浮気・不倫をした既婚男性のうち、9割以上が2年以内に浮気・不倫を経験したという調査結果が出たからだ。

第102回
年間、相当数の講演会をこなす。その旅の途中、多くの方々と挨拶を交わす。その短い接触が後に花を咲かせた出会いも結構ある。そんな出会いの例として、宇部市の久保田后子市長と石川県観光交流局の北村修次長のケースを紹介したい。

第11回
大震災発生時に、浪江町で行方不明となった娘を捜すため、立ち入り禁止区域に単身で潜入した父親がいる。あれから1年経った今も、父親は娘の面影を追い続けている。心の傷が癒えない遺族は、世間に何を訴えかけているのか。

第14回
日本を代表する企業が苦境に陥っている。その原因は「己の欲せざる所人に施す勿(なか)れ」という気持ちが欠けていたからではないのか。まずはトップ自らが、この言葉を実践するために、相手のことを知ることから始めたらどうだろうか。
