
2010.5.27
鳩山首相「できる限り県外」発言は重大な変節
鳩山由紀夫首相は、5月23日、沖縄を訪れ仲井真知事と会談し、「『できる限り県外』という言葉を守らなかったことを心からおわびする」と話した。私が気がかりだったのは、首相の公約が“巧妙に後退”していることだ。
元経済企画庁長官、福山大学客員教授
2010.5.27
鳩山由紀夫首相は、5月23日、沖縄を訪れ仲井真知事と会談し、「『できる限り県外』という言葉を守らなかったことを心からおわびする」と話した。私が気がかりだったのは、首相の公約が“巧妙に後退”していることだ。
2010.5.20
最近の内閣支持率に関する世論調査を見ると、下げてはいるものの、比較的に下げ幅が緩やかになっているように感じられる。どうしてこうなったのだろうか。私には、さまざまな理由が複合しているように思われる。
2010.5.13
「ヤワラちゃん」こと柔道の谷亮子氏が、参議院の全国比例に民主党から立候補するという。スポーツ振興のために貢献したいというが、なぜ政治家なのか、なぜ民主党なのか、なぜ小沢一郎幹事長なのか、驚きを隠せない。
2010.5.7
鳩山由紀夫首相は仲井真沖縄県知事らに普天間飛行場の移設先として「沖縄県内」の受入れを要請した。これは、昨年の総選挙で「最低でも県外」としてきた首相の重大な方針転換であり、明らかな公約違反である。
2010.4.22
朝日と毎日が内閣支持率の世論調査結果した。朝日では鳩山由紀夫内閣の支持率が先月調査と比べ、32%から25%と7ポイントも下落している。さらに「支持政党なし」という無党派層が増加傾向にあるという。
2010.4.15
核保安サミットの夕食会にて鳩山首相はオバマ大統領と普天間問題について10分間ほど“会談”した。首相は「5月末までに決着する」と明言したが、これまで何度も約束を反古にしてきたのだから大統領は半信半疑かもしれない。
2010.4.8
与謝野氏と園田氏が自民党を離党し、平沼氏らと10日にも新党を旗揚げするという。さてこの党はこれからどのような展開を示すか。率直に言って、民主党離反票の受け皿になるのは難しく、自民党離れを加速させる可能性がある。
2010.4.1
3月末に日経が実施した世論調査によると、鳩山内閣の支持率は、前回から7ポイント下落して36%となった。今回の調査で特に注目すべきなのは、支持しない理由として「指導力がない」とした人が57%に達したことだ。
2010.3.25
思いがけない展開で、民主党の生方幸夫副幹事長が続投することになった。これは生方氏の不退転の決意とそれを援護した世論の力によるものだろう。また、この一件で生方氏は次世代の指導的政治家として浮上したと見ることもできる。
2010.3.18
鳩山由紀夫首相は、自らの発言のブレを批判されていること対して、とうとう居直ってしまった。「民主主義の本質は揺らぎ」として、発言のブレを正当化し、奨励するかのように語ったのである。
2010.3.11
鳩山首相と麻生前首相は「元首相の孫」という以外にも共通点がある。それは「上から目線」の政治を行っていること。違いは、麻生前首相が「偽悪的」な傾向があるのに対し、鳩山首相は「偽善的」な臭いがすることだ。
2010.3.4
民主党は「政策決定の政府一元化」の一環として「議員立法」を原則禁止をしていた。しかし、その後の試行錯誤の中で議員立法を抑えることは好ましくないという党内の声により、復活させる動きが強まっている。
2010.2.25
注目の長崎知事選は、自公の支援を受けた中村法道氏が民主の推薦した橋本剛氏を約8万表票も引き離して大勝した。小沢・鳩山両氏が「政治とカネ」問題の影響を認めているのは評価できるが、認めるだけでは何も始まらない。
2010.2.18
小沢一郎幹事長の続投が決まり、枝野幸男氏が行政刷新担当相として新たに入閣した。菅、仙谷、枝野の3人による三頭体制は、現在の民主党で望み得る最強の布陣と言ってもよい。しかし、新たな暗雲が生じ始めている。
2010.2.4
民主党のトップリーダーたちは、「二大政党制の確立」と「政権交代」に使命感を持って取り組んできた。しかし、この点に現在の民主党政権が迷走している原因があると私は考えている。
2010.1.28
小沢幹事長が東京地検の事情聴取に応じたことにより、政治資金問題も一段落したようにも見える。だが、これは捜査の一過程に過ぎない。なぜなら、法的に責任を問われなくなったとしても“素朴な疑問”は残るからだ。
2010.1.21
鳩山内閣の支持率の急降下は止まらない。共同通信の調査では、支持率(41.5%)を不支持率(44.1%)がついに逆転した。下落の速度は麻生内閣と差はないが、麻生内閣と鳩山内閣の違いに注意しなければならない。
2010.1.14
財務大臣が藤井裕久氏から菅直人氏に交代した。菅氏は今まで通り副総理の地位にあり、その上、経済・財政担当相も兼ねる内政の“大黒柱”となった。そんな彼に期待されるのは、財務省の抜本的な改革だ。
2010.1.7
政府は12月30日、新成長戦略を閣議決定した。今回の新成長戦略について、菅担当相は新しい需要を創出する「第三の道」を進むと表明している。だが、それによってGDP650兆円は実現できるのだろうか。
2009.12.24
12月16日、小沢一郎民主党幹事長は、多勢の副幹事長を引き連れて首相官邸に乗り込み、鳩山首相に来年度予算の重点要望を提出した。このことは多くの人に、民主党の政権運営に疑問を抱かせ、大きな反発も招いている。
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