田中秀征

田中秀征

元経済企画庁長官、福山大学客員教授
1940年長野県生まれ。東京大学文学部、北海道大学法学部卒業。
83年、衆議院議員初当選。93年6月、新党さきがけ結成、代表代行。
細川政権発足時、首相特別補佐。第一次橋本内閣、経済企画庁長官。
現在、福山大学客員教授、「民権塾」塾長。
第35回
鳩山首相「できる限り県外」発言は重大な変節
田中秀征
鳩山由紀夫首相は、5月23日、沖縄を訪れ仲井真知事と会談し、「『できる限り県外』という言葉を守らなかったことを心からおわびする」と話した。私が気がかりだったのは、首相の公約が“巧妙に後退”していることだ。
鳩山首相「できる限り県外」発言は重大な変節
第34回
「首相は辞任すべき」51%から43%に減少!?内閣支持率“低落に歯止め”のなぜ
田中秀征
最近の内閣支持率に関する世論調査を見ると、下げてはいるものの、比較的に下げ幅が緩やかになっているように感じられる。どうしてこうなったのだろうか。私には、さまざまな理由が複合しているように思われる。
「首相は辞任すべき」51%から43%に減少!?内閣支持率“低落に歯止め”のなぜ
第33回
谷亮子氏の参院選出馬にみる知名度に頼らざるを得ない政党の窮地
田中秀征
「ヤワラちゃん」こと柔道の谷亮子氏が、参議院の全国比例に民主党から立候補するという。スポーツ振興のために貢献したいというが、なぜ政治家なのか、なぜ民主党なのか、なぜ小沢一郎幹事長なのか、驚きを隠せない。
谷亮子氏の参院選出馬にみる知名度に頼らざるを得ない政党の窮地
第32回
普天間“公約違反”も責任逃れ!信用できない鳩山首相の発言
田中秀征
鳩山由紀夫首相は仲井真沖縄県知事らに普天間飛行場の移設先として「沖縄県内」の受入れを要請した。これは、昨年の総選挙で「最低でも県外」としてきた首相の重大な方針転換であり、明らかな公約違反である。
普天間“公約違反”も責任逃れ!信用できない鳩山首相の発言
第31回
内閣支持率20%台に急落!政治的混乱で“選択肢を失う”有権者たち
田中秀征
朝日と毎日が内閣支持率の世論調査結果した。朝日では鳩山由紀夫内閣の支持率が先月調査と比べ、32%から25%と7ポイントも下落している。さらに「支持政党なし」という無党派層が増加傾向にあるという。
内閣支持率20%台に急落!政治的混乱で“選択肢を失う”有権者たち
第30回
“普天間会談”はたった10分間!鳩山首相の無責任さが招く日米関係のひずみ
田中秀征
核保安サミットの夕食会にて鳩山首相はオバマ大統領と普天間問題について10分間ほど“会談”した。首相は「5月末までに決着する」と明言したが、これまで何度も約束を反古にしてきたのだから大統領は半信半疑かもしれない。
“普天間会談”はたった10分間!鳩山首相の無責任さが招く日米関係のひずみ
第29回
与謝野・平沼新党は本当に民主離反票の「受け皿」になりえるか
田中秀征
与謝野氏と園田氏が自民党を離党し、平沼氏らと10日にも新党を旗揚げするという。さてこの党はこれからどのような展開を示すか。率直に言って、民主党離反票の受け皿になるのは難しく、自民党離れを加速させる可能性がある。
与謝野・平沼新党は本当に民主離反票の「受け皿」になりえるか
第28回
ついに鳩山内閣支持率は30%台に――調査でわかった有権者が求める“首相の姿”
田中秀征
3月末に日経が実施した世論調査によると、鳩山内閣の支持率は、前回から7ポイント下落して36%となった。今回の調査で特に注目すべきなのは、支持しない理由として「指導力がない」とした人が57%に達したことだ。
ついに鳩山内閣支持率は30%台に――調査でわかった有権者が求める“首相の姿”
第27回
「解任」から一転「続投」へ“生方騒動”が民主党にもたらした意味
田中秀征
思いがけない展開で、民主党の生方幸夫副幹事長が続投することになった。これは生方氏の不退転の決意とそれを援護した世論の力によるものだろう。また、この一件で生方氏は次世代の指導的政治家として浮上したと見ることもできる。
「解任」から一転「続投」へ“生方騒動”が民主党にもたらした意味
第26回
鳩山首相「発言のブレ」正当化に疑問を呈す
田中秀征
鳩山由紀夫首相は、自らの発言のブレを批判されていること対して、とうとう居直ってしまった。「民主主義の本質は揺らぎ」として、発言のブレを正当化し、奨励するかのように語ったのである。
鳩山首相「発言のブレ」正当化に疑問を呈す
第25回
鳩山首相は度を越えた「偽善者」か?“上から目線”の政治が不信感を強める
田中秀征
鳩山首相と麻生前首相は「元首相の孫」という以外にも共通点がある。それは「上から目線」の政治を行っていること。違いは、麻生前首相が「偽悪的」な傾向があるのに対し、鳩山首相は「偽善的」な臭いがすることだ。
鳩山首相は度を越えた「偽善者」か?“上から目線”の政治が不信感を強める
第24回
民主党「議員立法」復活へ“政策決定の政府一元化”は正しかったのか
田中秀征
民主党は「政策決定の政府一元化」の一環として「議員立法」を原則禁止をしていた。しかし、その後の試行錯誤の中で議員立法を抑えることは好ましくないという党内の声により、復活させる動きが強まっている。
民主党「議員立法」復活へ“政策決定の政府一元化”は正しかったのか
第23回
長崎知事選敗北でわかった小沢幹事長「政治とカネ」問題の根深さ
田中秀征
注目の長崎知事選は、自公の支援を受けた中村法道氏が民主の推薦した橋本剛氏を約8万表票も引き離して大勝した。小沢・鳩山両氏が「政治とカネ」問題の影響を認めているのは評価できるが、認めるだけでは何も始まらない。
長崎知事選敗北でわかった小沢幹事長「政治とカネ」問題の根深さ
第22回
小沢・鳩山両氏の信頼関係の揺らぎがもたらす“新たな暗雲”
田中秀征
小沢一郎幹事長の続投が決まり、枝野幸男氏が行政刷新担当相として新たに入閣した。菅、仙谷、枝野の3人による三頭体制は、現在の民主党で望み得る最強の布陣と言ってもよい。しかし、新たな暗雲が生じ始めている。
小沢・鳩山両氏の信頼関係の揺らぎがもたらす“新たな暗雲”
第21回
「政権交代」に賭けてきた民主党が迷走する理由
田中秀征
民主党のトップリーダーたちは、「二大政党制の確立」と「政権交代」に使命感を持って取り組んできた。しかし、この点に現在の民主党政権が迷走している原因があると私は考えている。
「政権交代」に賭けてきた民主党が迷走する理由
第20回
不信感高まる小沢・鳩山両氏に共通する“3つの疑問”
田中秀征
小沢幹事長が東京地検の事情聴取に応じたことにより、政治資金問題も一段落したようにも見える。だが、これは捜査の一過程に過ぎない。なぜなら、法的に責任を問われなくなったとしても“素朴な疑問”は残るからだ。
不信感高まる小沢・鳩山両氏に共通する“3つの疑問”
第19回
支持率の急降下止まらぬ鳩山内閣国民が望むのは「小沢幹事長の辞職」か?
田中秀征
鳩山内閣の支持率の急降下は止まらない。共同通信の調査では、支持率(41.5%)を不支持率(44.1%)がついに逆転した。下落の速度は麻生内閣と差はないが、麻生内閣と鳩山内閣の違いに注意しなければならない。
支持率の急降下止まらぬ鳩山内閣国民が望むのは「小沢幹事長の辞職」か?
第18回
菅副総理の財務相就任で鳩山政権は反転攻勢なるか
田中秀征
財務大臣が藤井裕久氏から菅直人氏に交代した。菅氏は今まで通り副総理の地位にあり、その上、経済・財政担当相も兼ねる内政の“大黒柱”となった。そんな彼に期待されるのは、財務省の抜本的な改革だ。
菅副総理の財務相就任で鳩山政権は反転攻勢なるか
第17回
“経済に無関心”な鳩山政権が示した不安漂う「新成長戦略」の行方
田中秀征
政府は12月30日、新成長戦略を閣議決定した。今回の新成長戦略について、菅担当相は新しい需要を創出する「第三の道」を進むと表明している。だが、それによってGDP650兆円は実現できるのだろうか。
“経済に無関心”な鳩山政権が示した不安漂う「新成長戦略」の行方
第16回
予算重点要望で「小沢主導」が鮮明に…赤信号が点る鳩山政権の年明け
田中秀征
12月16日、小沢一郎民主党幹事長は、多勢の副幹事長を引き連れて首相官邸に乗り込み、鳩山首相に来年度予算の重点要望を提出した。このことは多くの人に、民主党の政権運営に疑問を抱かせ、大きな反発も招いている。
予算重点要望で「小沢主導」が鮮明に…赤信号が点る鳩山政権の年明け
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