井手ゆきえ
米国がん協会のがん予防ガイドライン、8年ぶり更新の4つのポイント
米国がん協会は「がん予防のための食事と運動に関するガイドライン」を8年ぶりに更新した。ポイントは次の通り。

うつ病に「ほぼ全員が持っている」ウイルスが関与?
うつ病の発症リスクを特定の遺伝子と結び付けることは困難で、環境や性格の影響が大きいとされてきた。

Number 502
がんの治療を受けていると、コロナでの死亡リスクは高まるか?
岡江久美子さんの訃報はまだ記憶に新しい。一部のメディアが昨年末に乳がん治療を受けていたと報道したことから、がん患者の間に動揺が広がった。

Number 501
コロナ感染予防と熱中症予防「両立」法、暑いマスクはどうすれば?
梅雨も半ばで熱中症リスクが上昇する時期だ。今夏はいつにも増して気をつけたい。

Number 500
コロナの時代の会話術、飛沫は8分間以上空中に漂う!
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の主な感染経路は、飛沫と接触だ。飛沫感染はくしゃみや咳など、勢いよく飛び散る唾を介した経路。今もウイルスシャワーを正面からあびないよう、互いの間を2メートル空ける「身体的距離」が推奨されている。

Number 499
お酒の瓶に警告ラベルを貼ってみたら…カナダでの実験より
注意喚起にとどまらず、世界で初めてたばこのパッケージに肺がんの画像付き警告表示を義務づけたのはカナダだった。

Number 498
2型糖尿病はwithコロナ時代だからこそ、血糖コントロールが大事
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)と共存せざるを得ない時代になった。重症化リスクが高い2型糖尿病(2DM)の方は心労が絶えないが、きちんと血糖をコントロールすれば、万が一感染しても重症化リスクを抑えることができそうだ。

Number 497
眼鏡とコンタクトで、コロナ感染リスクは変わるか
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の感染経路の一つに、目の結膜があげられている。SNSでは「眼鏡で感染阻止!」等の噂が飛び交ったが、実際はどうなのだろう。

Number 496
「ラジオ体操第二」が簡単かつ最強のステイホーム運動手段といえる理由
家にいよう──が続き、サルコペニア(加齢に伴う筋骨格量と筋力の低下)のまん延が懸念されている。もしも筋トレが苦手なら、最も簡単かつ最強の運動プログラムは「ラジオ体操」だ。

Number 495
自粛中のメンタルケア、「利他的行動」で気分が安定
パンデミックは心の健康も直撃する。米心理学会(APA)は、社会的距離をとっている最中に陥りやすい心理状態と対処法を紹介している。

Number 494
GWも「STAY HOME」すべき理由、あなたが「感染させる」側に回りかねない
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の怖さは、自分が感染するだけでなく、知らないうちに自分が「感染させる」側に回る点だ。本稿を書いている4月2日時点のデータを見ると、SARS-CoV-2に感染が判明した人のうち、半数~8割は、全く自覚症状がなかったことが判明している。

Number 493
卵を1日1個以上食べるとアジア人は心臓病リスク低下の新エビデンス登場
卵は健康食品か、悪玉コレステロールを増やして心臓病を誘発する悪玉食品か──。長年の論争に決着をつける新しいエビデンス(科学的根拠)がでた。

Number 492
喫煙歴もコロナ重症化リスクの一つ、対策に禁煙を
新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)発症後の重症化リスクは「高齢」に加え、「糖尿病」「高血圧」「慢性腎臓病」などの基礎疾患だ。また「喫煙」も重症化リスクになることがわかってきた。

新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)ワクチンの開発が急がれている。ワクチンの開発には通常3〜5年はかかるのが常識だが、SARS-CoV-2の場合はSARS(重症急性呼吸器症候群)やMERS(中東呼吸器症候群)がアウトブレイク(一部地域や施設で発生した予想外の集団感染)した際のワクチン候補が使えそうだということもあり、1〜2年以内の実用化を目指している。「遅い!」との声があるだろうが、これがかなえば人類史上最速の記録だ。公開されている情報をまとめた。

Number 491
コロナ禍での健康維持に、心臓を守りつつランニングに挑戦するには
スポーツジムやフィットネスクラブの営業自粛が長引き、運動不足に悩む人が多い。屋外を走る分には換気の心配がないので、マラソンやジョギングに挑戦するいい機会だ。

SARS-CoV-2(SARSの新型コロナウイルス)ワクチン開発と並行して、COVID-19による感染症(新型コロナウイルスによる肺炎)の治療法を確立するための臨床試験が急ピッチで進んでいる。ただし、新薬をゼロから開発する余裕はなく、現時点では既存の抗ウイルス薬や創薬途上の薬から新たな有効性を見出す開発手法(ドラッグ・リポジショニング)が柱だ。現在の開発状況をまとめてみた。

Number 490
花粉症治療に高額な「抗体医薬」が利用可能に、費用対効果は見合うのか
新型コロナウイルスに紛れているが、花粉症最盛期である。今年の話題は高額な抗体医薬が使えるようになったことだろう。

Number 489
新型コロナは糖尿病があると重症化しやすい理由
新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の流行で、高齢者と並び「基礎疾患」を有する人の重症化リスクが注目されている。

Number 488
自閉症スペクトラム障害を利尿薬で改善か、3~6歳児で効果確認
対人関係やコミュニケーションに問題を抱える自閉症スペクトラム障害(ASD)。100人に1人が該当するといわれている。小さいうちに療育や支援につなげることができれば、本人と周囲の「生きづらさ」を改善し、不適応から生じる「二次障害」を未然に防ぐことができる。

Number 487
男性がん患者向け「外見」ケアの無料ガイドブックが相次ぎ発行
男性がん患者の「アピアランスケア」ガイドブックが相次いで発行されている。
