井手ゆきえ
花粉症なのかコロナなのか?見分け方4つのポイント
全国的にスギ・ヒノキ花粉が飛散している。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と共存している今シーズンはどう乗り切ればいいだろう。

「禁煙済み」でも要注意!喫煙の累積ダメージがコロナ重症化リスクに
喫煙が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化リスクなのは常識だが喫煙量との関係は曖昧だった。

食べる順番で食後の高血糖を抑制、「プロテインファースト」を心がけよう
食事は「自宅で健康管理」の基本。自炊が難しいときは、コンビニのお惣菜コーナーをうまく利用したい。1食分の最初に選ぶのは、タンパク系の惣菜だ。今は焼き魚や煮魚、豆腐や納豆、卵、サラダチキン、ハンバーグなど種類も豊富にそろう。食べたい物を手に取ろう。

家庭で血圧を測るときは、左右の腕で比較してみるといい理由
感染リスクを避けようと受診控えが顕著な昨今、この際だから自宅でできる「健康管理」のノウハウを身につけたい。現代人に必須の健康管理項目は、「血圧」だ。日本高血圧学会発行の「高血圧治療ガイドライン2019」では、家庭で測る「家庭血圧」を重視し、高血圧を管理する際に、病院の診察室で測定した血圧値より家庭血圧値を指標とする治療を強く推奨している。

母親の子宮頸がんが出生児に、普通(経膣)分娩で移行か
先月初め、国立がん研究センターから、母親の子宮頸がんが分娩時に出生児に移行した症例の報告があった。肺がんと診断された1歳11カ月と6歳の男児について、がんのオーダーメイド診療を可能にするがんゲノムプロファイリング用の「NCCオンコパネル」検査を行った結果、偶然、本人とは異なる遺伝子配列が見つかったのだ。

医師の説明を患者が自分の言葉で説明し返す「ティーチバック」で合併症リスク減少
昨年来、メディアやSNSで飛び交う医療情報にへきえきしている方は多いだろう。ヘルスリテラシー力、つまり健康や医療に関する情報を理解し、活用する能力は現代人に必須のサバイバルスキルだ。

「ゲーマーは太りがち」も今は昔、eスポーツで健康に!?
偏見とのそしりを承知で言うと、「ゲーマーは運動不足で太っている」という認識が一般的ではないだろうか?しかし「eスポーツ」のプレーヤーに限れば、一般人より健康的な体重を維持している可能性が最大で21%高く、喫煙や飲酒とも無縁だという。

コロナ重症化リスク、太っていなくても「脂肪肝」で高まる
羽田雄一郎参議院議員が53歳の若さでコロナ禍に倒れたのは記憶に新しい。「自分は若いから、大丈夫」と考えていた層に衝撃を与えたことだろう。

在宅ワーク化で64%の人に健康問題、カリフォルニア大の調査より
在宅ワークが「常態」になりそうな気配だ。米カリフォルニア大学のチームによれば、新たに在宅ワーカーとなった人の64%が新たに一つ以上の身体の健康問題を抱え、75%でメンタルヘルスが悪化したという。

「孤独感」はコロナ予防に悪影響、早大の研究より
孤独のあまり、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の予防行動をとれない――。2020年9月、そんな切ないオンライン調査の結果が、早稲田大学の研究グループから出された。

この冬は脳卒中に厳重注意!コロナの影響で重症化も
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)のいやらしい点は、医療現場のリソースを容赦なく占有すること。平時なら助かる命もリスクに曝される。

感染リスクは「人数減」で下げられる、年末年始は最少人数で
日本のCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)対策の要はマスク、手指消毒(手洗い)、「三密」の回避だ。年末年始は「密集」を避けたい。

コロナの家庭内感染にどう対応?少しでもリスクを減らすには
COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の家庭内感染が増え続けている。同じ空間を共有している以上、感染リスクが高いのは当然として、少しでもリスクを減らすにはどうするべきだろうか。

「自粛」の効果が実証、一方で接触率には所得格差の影響も
第3波真っただ中だ。ただ、「敵」の正体が全く見えなかった昨年末~春先より状況はマシ。もうひと踏ん張りしよう。

毎日の緑茶とコーヒーで2型糖尿病の死亡リスク低下、九州大学の研究より
毎日1杯以上の緑茶とコーヒーを飲むことは、2型糖尿病患者の死亡リスクを減らすようだ。九州大学病態機能内科学・糖尿病研究室の報告。

若年性認知症の半数はアルツハイマー型、東京都健康長寿医療センターの調査より
東京都健康長寿医療センターの研究グループによると、日本の若年性認知症患者は該当年齢(18~64歳)の人口10万人あたり、2.47と推計される。

「メタボ健診」の効果に疑問符、年間予算160億円の意味は?
世界に例のない先駆的な取り組み(厚生労働省)だと2008年度に始まった「特定健診・保健指導(メタボ健診)」だが、06年の立法当時から効果に疑問を呈する声は多かった。

子宮頸がんリスクは17歳までにワクチン接種で8割以上低下、スウェーデンの報告
ついにHPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンで、子宮頸がんリスクが大幅に低下するとの報告が出た。

在宅勤務の健康リスクは「家事」で解消するといい理由
リモートワーク従事者の運動不足が懸念されている。大阪大学の研究グループは、座位時間の健康リスクに着目し、就業形態別に座位時間と慢性腎臓病(CKD)との関連を調べた。

セクハラ横行の職場は男女とも自殺リスク高まる、スウェーデンの研究より
世界的な「#MeToo運動」をきっかけに、職場でのセクシュアルハラスメント(セクハラ)が問題視され始めた。「親愛の表現なのに騒ぎ過ぎ」と頭と行動を切り替えられない人も多いだろう。しかし、職場でのセクハラは社会問題化した「アスベスト暴露」に匹敵する死亡リスクかもしれないのだ。
