井手ゆきえ

医学ライター
医学ライター。NPO法人日本医学ジャーナリスト協会正会員。証券、IT関連の業界紙編集記者を経て、なぜか医学、生命科学分野に魅せられ、ここを安住の地と定める。ナラティブ(物語)とサイエンスの融合をこころざし、2006年よりフリーランス。一般向けにネット媒体、週刊/月刊誌、そのほか医療者向け媒体にて執筆中。生命体の秩序だった静謐さにくらべ人間は埒もないと嘆息しつつ、ひまさえあれば、医学雑誌と時代小説に読み耽っている。
第464回
ロタウイルスワクチン来年から定期接種化、親が知っておくべきポイントは?
井手ゆきえ
ロタウイルス(ロタ)は生後6カ月から2歳までをピークに、5歳までにはほぼ全ての子どもが感染。感染力が非常に強いため、衛生状態が良い日本でも発症予防は難しい。
ロタウイルスワクチン来年から定期接種化、親が知っておくべきポイントは?
第463回
糖尿病の食事療法、アメリカでは「糖質制限」を推奨
井手ゆきえ
毎年11月14日は「世界糖尿病デー」だ。3月に公表された「2017年患者調査の概況(厚生労働省)」によると、日本の糖尿病患者数は328万9000人で、14年の調査から12万人以上増加した。
糖尿病の食事療法、アメリカでは「糖質制限」を推奨
第462回
「胃がん」抑制の効果を高める、ピロリ除菌とビタミン補充
井手ゆきえ
この数年、死亡者数が減少し続けている胃がん。ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)除菌治療の保険適用で、事前に内視鏡検査を受ける人が増え、早期発見例が増えたためと推測される。
「胃がん」抑制の効果を高める、ピロリ除菌とビタミン補充
第461回
うつ病の治療に効果が見込める「サプリ」の正体
井手ゆきえ
タンパク質やビタミン類など、身体に良い栄養素の知識が一般に浸透してきた。一方、心や精神状態に良い栄養素は?となると、あまり意識されていないかもしれない。
うつ病の治療に効果が見込める「サプリ」の正体
第460回
スポーツ選手のタトゥーはパフォーマンスに影響する?
井手ゆきえ
大詰めの「ラグビーワールドカップ2019」。各地で盛り上がりを見せている。場外で盛り上がったのが「タトゥー(入れ墨)」問題だ。
スポーツ選手のタトゥーはパフォーマンスに影響する?
第459回
「男性乳がん」3つのリスク因子、家族歴があるなら自己触診と検診を
井手ゆきえ
今月は乳がん啓発活動「ピンクリボン」月間だ。男性には他人事に思えるかもしれないが、乳がんの0.5~1%は男性患者だ。
「男性乳がん」3つのリスク因子、家族歴があるなら自己触診と検診を
第458回
スマホの自撮りやタッチで血圧を測定する技術、カナダの大学が開発
井手ゆきえ
高血圧治療ガイドライン2019(日本高血圧学会編)が提唱する75歳未満の高血圧の基準値は、診察時に測った血圧で140/90mmHg、家庭用の血圧計で測った場合は135/85mmHgだ。
スマホの自撮りやタッチで血圧を測定する技術、カナダの大学が開発
第457回
小中学生の「近視」有病率が20年前のおよそ倍に、慶大の調査より
井手ゆきえ
家にこもってスマホにゲーム、夜遅くの塾通いなど、今どきの子どもを取り巻く環境はおよそ視力に良いとは言い難い。
小中学生の「近視」有病率が20年前のおよそ倍に、慶大の調査より
秋の花粉症対策を怠るな!花粉症薬「保険適用外」論議も見過ごせない
井手ゆきえ
ようやく過ごしやすい季節になった。ただし、寒暖差が激しい秋は季節性のアレルギー鼻炎や結膜炎に悩まされる人も多い。いわゆる「秋の花粉症」だ。
秋の花粉症対策を怠るな!花粉症薬「保険適用外」論議も見過ごせない
第456回
持続可能な食生活とは?英医学誌で「地球規模で赤身肉の消費量半減」提案
井手ゆきえ
持続可能な食生活。といっても「続けられるダイエット」という意味ではない。今年1月、16カ国、37人の研究者が英医学誌「ランセット」で提案した「プラネタリー・ヘルス・ダイエット」のことだ。
持続可能な食生活とは?英医学誌で「地球規模で赤身肉の消費量半減」提案
第455回
良い眠りのための入浴法、カギは「90分前」と「熱放散」
井手ゆきえ
多くの睡眠研究者が一致して推奨しているのは「6~7時間睡眠」だが、忙しい現代人には難しい話。最近は次善の策として、入眠の直後から現れるノンレム睡眠にいかにスムーズに入るか、という点が注目されている。
良い眠りのための入浴法、カギは「90分前」と「熱放散」
第454回
中高年はパソコンを使おう、認知機能の維持に役立つかも?
井手ゆきえ
中高年期にパソコン作業に従事していると、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の予防に働く、かも。
中高年はパソコンを使おう、認知機能の維持に役立つかも?
第453回
地震、大雨…被災後の健康管理は「循環器疾患リスク」に要注意
井手ゆきえ
毎年9月1日の「防災の日」からの1週間は防災週間だ。日本に住む以上、誰しも避難生活者になる可能性がある。そんなとき、どうやって自分の健康を守るのか考えてみよう。
地震、大雨…被災後の健康管理は「循環器疾患リスク」に要注意
第452回
早食いは糖尿病のもと 27都道府県のデータで検証
井手ゆきえ
その昔「早飯、早糞、早○○(○○は諸説あり)」は勤め人のたしなみ、とされた時代があった。しかし、少なくとも早飯はやめた方がよいようだ。
早食いは糖尿病のもと 27都道府県のデータで検証
第451回
果汁100%も危険!加糖飲料でがんリスク増、仏研究より
井手ゆきえ
毎年、7~8月の2カ月間は、清涼飲料の売上げが伸びる。危険な脱水を防ぐためにも水分補給は必要だが、できる限り「無糖」飲料を選びたい。
果汁100%も危険!加糖飲料でがんリスク増、仏研究より
「乳がん予防」の乳房切除手術に健康保険を適用すべきか
井手ゆきえ
厚生労働省は7月2日、乳がん・卵巣がんになるリスクが高い遺伝子変異(BRCA1/2)を持つ患者が、将来の乳がん発症を予防する目的で受ける「リスク低減(乳房)切除術(予防的切除術)」について、公的医療保険の対象とするかどうかを検討する方針であることを明らかにした。
「乳がん予防」の乳房切除手術に健康保険を適用すべきか
第450回
手足口病が流行中!「夏の三大感染症」予防に手洗いの徹底を
井手ゆきえ
夏はウイルス性感染症が猛威を振るう季節だ。今年はすでに「手足口病」の患者数が過去10年間の同時期を上回るほか、6月中旬以降「ヘルパンギーナ」がじわじわ増えている。
手足口病が流行中!「夏の三大感染症」予防に手洗いの徹底を
第449回
B型・C型肝炎、自覚ない感染者185万人も!一生に一度でも検査を
井手ゆきえ
7月28日は「世界肝炎デー」だ。世界保健機関が2010年に定めたもので、B型・C型ウイルス性肝炎の撲滅を目的として、さまざまな啓発活動が行われる。今年のテーマは「Find the Missing Millions」。手遅れにならないうちに感染に気づいていない潜在患者を見つけようと呼びかけている。
B型・C型肝炎、自覚ない感染者185万人も!一生に一度でも検査を
30代以上なら最低一度は「肝炎ウイルス検査」を受けるべき理由
井手ゆきえ
7月28日は世界肝炎デーだ。2010年、世界保健機関(WHO)の呼びかけで始まったもので、ウイルス性肝炎のまん延を防ぎ、感染者への偏見の解消と感染予防の推奨を目的としている。日本では7月22~28日を肝臓週間とし、ウイルス性肝炎とそれ以外の肝臓の病気に関する啓発イベントが行われる。
30代以上なら最低一度は「肝炎ウイルス検査」を受けるべき理由
第448回
被虐待児のトラウマ克服にチーム競技が有効か、米医学雑誌より
井手ゆきえ
幼い頃に受けた身体的虐待やネグレクト(保護の怠慢・拒否)などがもたらすトラウマ(心的外傷)の克服には、チーム競技への参加が役立つようだ。米国医師会雑誌「小児科学」に掲載された報告から。
被虐待児のトラウマ克服にチーム競技が有効か、米医学雑誌より
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