井熊 均

井熊 均

日本総合研究所創発戦略センター所長/執行役員
いくま ひとし/1983年早稲田大学大学院理工学研究科修了、三菱重工業(株)入社、90年日本総合研究所入社、95年アイエスブイ・ジャパン設立と同時に同社、取締役に就任(兼務)、97年ファーストエスコ設立と同時に同社マネージャーに就任(兼務)、2003年早稲田大学大学院非常勤講師(兼務)、03年イーキュービック設立と同時に取締役就任(兼務)、06年日本総合研究所 執行役員 就任。近著に『次世代エネルギーの最終戦略-使う側から変える未来』(2011年、東洋経済新報社)『電力不足時代の企業のエネルギー戦略』(2012年、中央経済社)。
第4回
「経済性」ではなく「選択肢の継承」が主論点 原発行政に求められるわかりやすさと謙虚さ――井熊均・日本総合研究所創発戦略センター所長
井熊 均
政府は原子力発電を「基盤となる重要なベース電源」と位置づけた。これは国民の期待に応えたものとは言えない。事故の原因が究明されていない上、根本的な見直しに関する議論が国民にわかりやすい形で行われていないからだ。
「経済性」ではなく「選択肢の継承」が主論点 原発行政に求められるわかりやすさと謙虚さ――井熊均・日本総合研究所創発戦略センター所長
第11回
「組み合わせ」発想で日本産業を再興するために、いま官民がなすべきこと
井熊 均
「組み合わせ」発想で日本産業を再興するためには、「組み合わせ」発想のできる次世代技術者を育成すると同時に、政府がビジネス環境を整える必要がある。その両輪がそろってこそ、日本産業は再生の途を進み始める。
「組み合わせ」発想で日本産業を再興するために、いま官民がなすべきこと
第10回
前門の欧米、後門の中・韓に挟まれた日本スマートシティ市場でどこに活路を見出すか
井熊 均
スマートシティ市場で日本は、前門の欧米、後門の中・韓に挟まれている。だからこそ日本は、エネルギーシステムを仕込み、組み上げ、事業として立ち上げることが求められる「中流」過程を狙うべきなのだ。
前門の欧米、後門の中・韓に挟まれた日本スマートシティ市場でどこに活路を見出すか
第9回
スマートシティは次世代インフラの宝庫日本が狙うべき市場が持つ二つの条件とは
井熊 均
スマートシティは次世代インフラ市場の宝庫。ここに日本企業が参入する際には、強みである「組み合わせ」の力が発揮できるフロンティア分野へ挑戦することが必須だ。ダイナミックに動く新興国のスマートシティに対し、スピード感をもってソリューションを提示したい。
スマートシティは次世代インフラの宝庫日本が狙うべき市場が持つ二つの条件とは
第8回
スマートハウスからスマートシティへ。広い産業基盤が生む「組み合わせ」の連鎖を活かす
井熊 均
今、国内では様々な業種が参画し、スマートハウスを住宅街として展開する「組み合わせ」の連鎖が始まっている。日本の広い産業基盤がこの「組み合わせ」ビジネスを可能にしている。今必要なことは、こうした状態をポジティブに捉え、世界市場を見据え成功に向けて戦力を集中することだ。
スマートハウスからスマートシティへ。広い産業基盤が生む「組み合わせ」の連鎖を活かす
第7回
夢の空間の最先端を走るトヨタポジティブシンキングこそ新地平を拓く
井熊 均
日本企業、特にトヨタは自動車業界という大市場で新たの流れの最先端を走っている。自動車にまつわる夢空間の創出は、低迷する日本に光をもたらす動きになりえる。日本はこうした夢のある世界を、政策や戦略に変える議論をポジティブに行っていくべきだ。
夢の空間の最先端を走るトヨタポジティブシンキングこそ新地平を拓く
第6回
「組み合わせ」でいかに新たな価値を生むか自動車産業に見る「夢空間」再生の萌芽
井熊 均
ハードウェアに頼った組み合わせは、「組み合わせという単品」を生むだけだ。組み合わせ戦略に活路を見出すために、市場に向けて価値を生み出すという原点に立ち返ることが必要だ。今、日本が時代を先取りし、組み合わせによる新しい価値を提供できるのは自動車業界といえるだろう。
「組み合わせ」でいかに新たな価値を生むか自動車産業に見る「夢空間」再生の萌芽
第5回
手中の技術は「性能限界」に達したと考え「組み合わせ発想」に活路を見出す
井熊 均
成功体験に根差した呪縛を解き放って、目の前にある壁を乗り越えるには、性能への期待を頭から払拭することが必要だ。そこで、「手中にある技術の性能はもう上がらない」と考えた上で、新たな「組み合わせ」の発想で戦ってはどうか。
手中の技術は「性能限界」に達したと考え「組み合わせ発想」に活路を見出す
第2回
原子力発電15%以下を当面の合意とし国民視点のエネルギー・ガバナンス確立を――日本総合研究所創発戦略センター所長 井熊 均氏
井熊 均
今、原子力発電を巡る意見の対立は社会に深い溝を刻もうとしている。その理由は、日本がエネルギーシステムという社会の基盤をいかにガバナンスするか、という視点が欠けているからだ。原発、需要サイドの変化、ガバナンスの3点から、日本が直面している問題について論じたい。
原子力発電15%以下を当面の合意とし国民視点のエネルギー・ガバナンス確立を――日本総合研究所創発戦略センター所長 井熊 均氏
第4回
視力、聴力、運動能力……製品を使う人間の身体能力の限界からくる「知覚限界」という壁
井熊 均
前回は「性能には理論的な限界がある」という話をした。今回は「知覚限界」の壁について考えてみる。性能が上がっても人間の方が違いを知覚できなくなったり、使いこなせなくなったりする。この知覚限界が製品開発にどのような影響を及ぼしたのだろうか。
視力、聴力、運動能力……製品を使う人間の身体能力の限界からくる「知覚限界」という壁
第3回
投資効果の急激な低下を招く「理論限界」という壁
井熊 均
日本が追求してきた製品の性能向上は限界に近づいており、これによって逃げ切れる余地はなくなりつつある。今回から2回にわたり、性能限界の中でも、理論限界と知覚限界について検証していく。両者の限界の意味を知ることが、戦略再構築のスタートとなるからである。
投資効果の急激な低下を招く「理論限界」という壁
第2回
崩れた雁行型発展モデルもう性能では逃げ切れない
井熊 均
日本を先頭にアジア諸国が後に続くという雁行モデルはもはや崩れた。にもかかわらず、まだ日本は性能の向上で逃げ切れると考えている。競争力回復の第1のカギは、製品の性能は永遠に上げ続けることはできないことを、認識することから始まる。
崩れた雁行型発展モデルもう性能では逃げ切れない
第1回
【新連載】相次ぐ日の丸・先端産業の凋落その原因はどこにあるのか
井熊 均
日本企業の苦戦が続いている。中でも、半導体、薄型テレビと先端産業の凋落が目立つだけに、将来に不安が広がっている。凋落のパターンも似ている。連載第1回目では、凋落の理由はどこにあったのかを考えてみる。
【新連載】相次ぐ日の丸・先端産業の凋落その原因はどこにあるのか
第6回
電力の需要サイドが主導権を握る次世代エネルギーシステムで日本の復興を――日本総合研究所創発戦略センター所長 井熊 均
井熊 均
原発事故を契機に日本の将来のエネルギーシステムに関する議論が盛り上がっている。その際、原発か再生可能エネルギーか、という狭い視野に留まってはならない。そこでここでは、「需要家主導のエネルギーシステム」を提唱したい。
電力の需要サイドが主導権を握る次世代エネルギーシステムで日本の復興を――日本総合研究所創発戦略センター所長 井熊 均
第2回
今夏の電力不足をいかに乗り切るか削減目標“一桁パーセント”に収め次世代につなげる電力不足対策を――日本総合研究所創発戦略センター所長 井熊 均
井熊 均
今夏の電力不足対応として政府は15%の節電を呼びかけている。ただ、現状の施策は三つの点が不足している。対策の手順を明確にするなど、三つの対策を実施すれば、節電目標を一ケタ台にできると同時に、低炭素社会実現への足がかりとすることができる。
今夏の電力不足をいかに乗り切るか削減目標“一桁パーセント”に収め次世代につなげる電力不足対策を――日本総合研究所創発戦略センター所長 井熊 均
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