2011.1.24
特別編・座談会「日本企業の現場は本当に大丈夫か」(最終回)―本社社員は現場に出向き、経営者はビジネススクールの実態を知ってほしい―
いよいよ経営学教室の執筆者4人による座談会の最終回。現場力を上げるには、第1には本社の役割が重要。どこで付加価値を上げているかを見直し、現場に出向き、匠を大切にし、お祭りを仕掛けて、「ノリ」のいい企業とする。そんな人にフォーカスした…
慶應義塾大学大学院学経営管理研究科委員長 慶応義塾大学ビジネス・スクール校長
2011.1.24
いよいよ経営学教室の執筆者4人による座談会の最終回。現場力を上げるには、第1には本社の役割が重要。どこで付加価値を上げているかを見直し、現場に出向き、匠を大切にし、お祭りを仕掛けて、「ノリ」のいい企業とする。そんな人にフォーカスした…
2011.1.11
日本企業の強さの源泉といわれた現場について語る、好評連載「経営学教室」の執筆者4人による座談会。第2回は日本企業はガラパゴス路線とコモディティ路線のどちらを目指すべきかについて、熱い議論が戦わされた。
2010.12.27
本連載の執筆者4人による座談会。日本企業の強さの源泉といわれた現場について語る。第1回目は、日本企業の現場の力が予想以上に弱体化しいるにもかかわらず、経営層にその危機感が欠けていることに警鐘を鳴らす。
2010.11.29
メーカーにとって、生産現場は課題が目の前に見える宝の山である。それはテキストを読んだだけでは分からない。我々は現場に入り込み、問題発見したり、改善提案していけるような人材の育成を軽んじてきたのではないか。そこにこそ、日本製造業弱体…
2010.11.22
改善の効果はどのように測定されているのだろうか。実は、「手余り」「手不足」という状況の違いによっても、改善の効果は異なってくるのだ。本当の改善効果を正しく計る方法を身につけないと、間違った経営判断をしてしまうリスクがある。
2010.11.15
MBA取得者に対しては、汗をかこうとしないという批判がある反面、広い視野を持ち、深く考えることのできる人材という評価もある。ビジネススクールは、いかにしてそうした有為の人材を育てているかを説明する。
2010.11.8
日本は世界の最先端から学ぶことで成長してきた。しかし、バブル経済の崩壊後、この学びの姿勢が欠落しているのではないか。隣国・韓国の企業は最先端の知識の吸収にどん欲だ。われわれは韓国企業から学ぶことに、躊躇してはならない。
2010.10.25
アウトソースすると本当にコストダウンできるのだろうか。費用配賦のやり方や技術の流出を考えれば、必ずしもそうとはいえない。内製かアウトソースか。その判断を助けるのが経済性工学である。
2010.10.18
広告や研究開発投資などの長期戦略は競争環境に影響を与える。ただ、短期的な競争戦略が価格をめぐるものか、生産量をめぐるものかによって、予想される自社やライバルへの影響は違ったものになる。
2010.10.12
日本語はあいまいな言葉であり文学表現には向くが、ビジネスの世界では誤解を生みがちだ。「横展開」と「PDCA」を取り上げ、いかにあいまい性を排除するかを考えてみる。
2010.10.4
いまだ閉塞感に包まれた日本企業。台頭する新興国の巨大企業を始め海外企業を逆転するには、合理的な戦略にもまして「ノリ」が必要だ。「ノリ」を生み出す要因とは何かを、考えてみよう。
2010.9.27
インダストリアル・エンジニアリング(IE)は、ムダの発見・排除や生産性の向上を図る際のフレームワークを提供してくれる。それはこれまで製造業で大きな成果を生み出してきたが、サービス経済化が進む今、サービス業にIEの考え方・手法を取り…
2010.9.21
新聞、雑誌、書籍などさまざまな商品分野で返品制が採用されている。それは一体なぜなのか。返品価格を適切に設定することで、小売業者との間での販売リスクの分担と小売業者に対する誘因をコントロールすることができる。
2010.9.13
「ガラパゴス化する日本」という論調が、広く支持されている。しかし、卓越した技術力を基盤とした製品の高機能化、高付加価値化は日本の競争力の源泉。問われるべきはガラパゴス化を生かす戦略である。
2010.9.6
企業体質を強化するためには改善の継続が欠かせない。しかし、短期的な成果が求められがちな今、これは言うは易く、行うは難しである。改善の継続で効果をあげている企業を通じて、そこに共通している視点を考察してみよう。
2010.8.30
前回(8月16日)は品質問題の増加に悩む工場長のケースを取り上げ、設問を提示した。今回は私なりの回答を示すとともに、問題解決に向けた指針を提案する。
2010.8.23
市場では「一物一価格の法則」が成立するはずだが、実際には、同じ物が異なる価格で取引されていることも多い。買い手をいくつかのグル-プに分け、各々のグル-プに異なる価格を提示することによって販売収入を増やすことができる。
2010.8.16
今回と次回の2回にわたって、ネット上でケーススタディを行ってみたい。ケースは品質問題の増加に悩む工場長のお話。まずは、みなさんも工場長になったつもりで、設問を考えていただきたい。
2010.8.9
中国を代表に続々と世界的な巨大企業が生れている。こうした企業と「体格」で勝負しようとすれば、価格競争に巻き込まれるのは必定。日本企業は主戦場を変えて「プレミアム」市場で勝負すべきだ。
2010.8.2
日本に工場を置くのは時代遅れとばかりに、生産拠点の海外シフトが続いている。だが、それで果たして我々は、元気になれるのだろうか。日本の生産拠点を元気にするために、「ムダ」について改めて考えてみる。
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