
杉田浩一
第14回
長らく改正について審議されていたミャンマーの外国投資法が、先日11月2日にようやく成立した。その内容等を見ていくと、ミャンマーは外資導入を軸とした経済改革を、前向きに進めるための環境整備が一歩進んだことがわかる。

第13回
前回は、地場のキャンディー製造大手である、Tin Ye Win Manufacturing Co.,Ltd社会長のYe Aung氏に話を伺った。今回は、どのようにして効率的な工場運営を行おうとしているのか、また今後どのような事業展開を考えているのかについて、ご紹介したい。

第12回
今までは、日本企業の視点から、ミャンマー進出における論点を見てきた。今回からはミャンマー企業の視点で、ミャンマーでのビジネスの現状と、日本企業に対する期待感などについて見ていきたいと思う。

第11回
今回は、マニーへのインタビューのまとめとして、ミャンマー駐在の際の生活面、家族を連れていくべきかということに加え、同社の今後の展望に焦点を当てたい。今回も、松谷貫司会長、高井壽秀副社長、榎本勲MANI YANGON LTD社長にお話を伺った。

第10回
ミャンマーでの最近の賃上げの状況や電力事情、現地政府との付き合い方を、マニーの事例から考えてみたい。急ピッチで整備されているミャンマー国内の法律や政策、民主化が進む事で変化するミャンマーの人々の動向を掴んでおくことは重要だ。

第9回
前回は、医療用精密器具のトップメーカーのマニー株式会社の、ミャンマー進出後に直面した人的管理面や文化的な違いについて紹介した。今回は、進出後の工場での運営における労務管理に焦点を当てたい。

第8回
今回は、マニーがミャンマー進出後のオペレーション、なかでも人的管理面に焦点を当てたい。今回も松谷貫司会長、そしてそれを実務面からサポートしてきた高井壽秀副社長、榎本勲MANI YANGON LTD社長にお話を伺った。

第7回
今後、ミャンマーへは中堅企業の進出はますます多くなる。そのためにも、大企業の辞令ではなく身の丈に合った中堅企業の経験を聞いておきたいと考えた。その観点から今回取り上げるのは医療用器具において確固たる地位を築いているマニー株式会社だ。

第6回
本連載第5回では、20年以上前にミャンマーに進出した大和総研の、現地で証券取引所開設準備に携わった今までの取り組みをご紹介した。今回は、2015年に迫った証券取引所開設に向けての彼らの挑戦についてお伝えしたい。

第5回
なぜこの会社がこれほどミャンマーに食い込んでいるのか――。大和総研を指して、外国人投資家は必ずと言っていいほど口にする。そのきっかけは何か、今後のチャレンジは? 冬の時代を潜り抜けてビジネスを展開する日系企業紹介シリーズ第2弾をお届けする。

第4回
今回は、70年前からミャンマーに対して積極的にアプローチをしている丸紅のミャンマー戦略について、市場業務部部長代理兼アジア太平洋チーム長の森本康宏氏に話を伺った。商社といえども、一筋縄ではいかない、ミャンマー投資の難しさが垣間見えた。

第3回
先日、駐日ミャンマー連邦共和国大使 キン・マウン・ティン氏と会談し、その際に大使から日本企業の今後のミャンマー投資に対する思いを直接聞く機会があった。今回は、ミャンマー政府の日本企業に対する熱いメッセージをお伝えしようと思う。

第2回
第1回では、ミャンマー進出において一般的に言われている魅力とリスクについて整理した。今回は、ミャンマー進出において可能なストラクチャーについて説明したい。ただ、その説明に至る前に、ミャンマーの法制度の枠組みがどのように変化してきたかを見ていこう。

第1回
民主化が進むミャンマー。欧米諸国の経済制裁が解除されたことをきっかけに、本格的に世界各国の企業が動き始めた。ヤンゴン中心地のホテルは連日満室。急に現れた手つかずの市場で一旗揚げようと、世界中から目をぎらつかせたビジネスマンたちが押し寄せているのだ。
