田中秀明

明治大学公共政策大学院教授
たなか・ひであき
1960年生まれ。1985年、東京工業大学大学院修了(工学修士)後、大蔵省(現財務省)入省。内閣府、外務省、オーストラリア国立大学、一橋大学などを経て、2012年4月から現職。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス修士、政策研究大学院大学博士。専門は予算・会計制度、公共政策・社会保障政策。著書に『財政規律と予算制度改革』(2011年・日本評論社)、『日本の財政』(2013年・中公新書)
第339回
アベノミクス第3の矢・成長戦略を斬る 低成長の原因究明がなく“踊る処方箋”――明治大学公共政策大学院教授・田中秀明
田中秀明
アベノミクス第3の矢である成長戦略の概要が固まった。14日には閣議決定される予定だ。その内容を検討すると、低成長の原因究明がなく、各省庁の予算獲得に向けたウイッシュリスト(欲しいものリスト)の域を出ない。
アベノミクス第3の矢・成長戦略を斬る 低成長の原因究明がなく“踊る処方箋”――明治大学公共政策大学院教授・田中秀明
第6回
財政再建への提言:予算改革は政治改革そのもの日本版財政責任法を導入せよ
田中秀明
財政再建は、いうまでもなく難しい。それは政治改革と同義だからである。本質的な問題は、政治家がその自己規律をどう高めるかにある。そのための予算制度改革として、日本版財政責任法の制定を提案する。
財政再建への提言:予算改革は政治改革そのもの日本版財政責任法を導入せよ
第5回
【番外編】「アベノミクス」最初の予算緊急経済対策と補正予算を検証する
田中秀明
去る1月15日、安倍政権の最初の予算となる24年度補正予算が閣議決定された。政権発足からわずか3週間で効果のある事業を選定できるのか。緊急経済対策と補正予算を検証する。
【番外編】「アベノミクス」最初の予算緊急経済対策と補正予算を検証する
第4回
日本の予算の問題点:透明性の低さと意思決定の断片化
田中秀明
日本の予算制度には財政赤字を拡大させやすい要因が内在。財政再建を成功させるには、問題点を把握し、それに有効な対策をとる必要がある。具体的な問題とは、予算の透明性が低いことと意思決定が断片化していることだ。
日本の予算の問題点:透明性の低さと意思決定の断片化
第3回
諸外国の予算制度改革:失敗国と成功国は何が違うか
田中秀明
政府部門の予算には、財政赤字を拡大させる要因が内在しているが、全ての国で財政赤字や債務残高が大きいかといえば、必ずしもそうとは言えない。連載の第3回は、予算制度が実は財政赤字や債務残高の大小を説明する重要な要因であることを明らかにする。
諸外国の予算制度改革:失敗国と成功国は何が違うか
第2回
予算編成のゲーム:なぜ財政赤字は拡大し無駄な予算を排除できないのか
田中秀明
予算の本質は、限りある資源を巡って関係者が争うゲーム。誰かがより多くの予算を獲得すれば、誰かの予算は少なくなる。連載の第2回は、予算編成のゲームの特徴と問題を議論し、財政赤字が拡大する要因を明らかにする。
予算編成のゲーム:なぜ財政赤字は拡大し無駄な予算を排除できないのか
第1回
【新連載】予算の政治経済学入門一般会計と特別会計予算はどのようにつくられるか
田中秀明
今や政府の収入の半分が借金という異常事態。財政再建の必要性が叫ばれて久しいが、状況は悪化するばかりだ。なぜ財政再建はうまくいかないか、その原因と対策を5回のシリーズで送る。第1回目は政府の予算編成から決算までの仕組みを解説する。
【新連載】予算の政治経済学入門一般会計と特別会計予算はどのようにつくられるか
第298回
被災地以外にも使われる震災復興予算その本質的な原因と対策を問う――明治大学公共政策大学院教授 田中秀明
田中秀明
震災復興予算が被災地外にも使われているとして、批判が盛り上がっている。だが、その批判は表面的なものが多い。なぜこんなことが起こるのか。その本質的な原因と対策を問う。
被災地以外にも使われる震災復興予算その本質的な原因と対策を問う――明治大学公共政策大学院教授 田中秀明
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