
内山悟志
第9回
IT業界のイベントや雑誌メディアなどの特集で取り上げられる流行のキーワードと、実際の企業ユーザーの取組みにはおおむね1~2年のギャップがある。2014年の年頭にあたって、企業がIT戦略のテーマとして着目すべきトレンドを紹介する。

第8回
多くの企業において、データや情報の共有化が推進され、分析環境の整備が取り組まれているにもかかわらず、国内企業の分析力は国際競争の土俵に上がっているとは言い難い。なぜ、経営にデータの力を生かせないのか?

第7回
ネット上のバーチャルな世界と店舗などのリアルな世界を連携させる取り組みは、以前から重視されてきた。昨今、スマートデバイスやSNSの普及などにより、その手法や技術は進化し、あらためてO2O(Online to Offline)というキーワードで注目を集めている。

第6回
企業の意思決定には新規の取り組みや投資を伴う大きな意思決定と、日々の小さな意思決定の2種類がある。これらに対する判断は、従来は会議や管理者の頭の中で下されていたが、今後はITを活用した変革が求められる。

第5回
「トライブ」とは部族を意味する。企業・組織の構造が、従来の縦社会から、横に広がり網のようにつながるトライブ型への変化している。そこではさまざまな人材がそれぞれのワークスタイルで働くためのIT環境が必要になる。

第4回
いま、ITを取り巻く技術の新潮流が巻き起こっており、我々はこれをグランズウェル(巨大なうねり)と呼んでいる。中心となるテクノロジーには、スマート・モバイルデバイス、クラウド・コンピューティング・サービス、ソーシャル・テクノロジーなどがあげられる。

第3回
多くの企業が新たな成長の糧を模索しており、「イノベーション」が期待されている。一方、企業ITはこれまで業務の効率化や生産性の向上に寄与してきたが、イノベーションに貢献することはほとんどなかった。企業ITとイノベーションの関係を再確認してみよう。

第2回
ツイッターやフェイスブックに代表されるソーシャルメディアが、企業のマーケティングや顧客戦略に大きな転換を迫っている。企業は、この巨大なうねりに飲み込まれることなく、逆に活用して、社会・市場・顧客との関係性において新たな枠組みを構築しなければならない。

第1回
ビジネスのグローバル化が急進展しており、その展開や拠点間の業務連携は複雑化している。グローバルなビジネス連携を支える上でITの重要性は高まっているが、個別に展開してきた情報システムが足かせとなる場合が多い。解決策を探る。
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