伊藤慎介

伊藤慎介

株式会社rimOnO(リモノ)代表取締役社長
いとう・しんすけ/株式会社rimOnO(リモノ)代表取締役社長。1973年生まれ。京都大学大学院工学研究科卒業後、1999年に通商産業省(現、経済産業省)に入省。経済産業省では、自動車用蓄電池の技術開発プロジェクト、スマートハウスプロジェクト、スマートコミュニティプロジェクトなどの国家プロジェクトを立ち上げた後、2011~2013年には航空機武器宇宙産業課において航空機産業政策に従事。2014年7月に経済産業省を退官し、超小型電気自動車のベンチャー企業、株式会社rimOnOをznug design根津孝太と共に設立。
メーカーの“囲い込み思想”で日本のIoTが取り残される
伊藤慎介
なぜ日本のIoTがうまくいかないのかを考察するシリーズ最終回。スマートハウスやテレマティクス、業務システムの事例を元に、日本の機器が“つながらない”理由と、これからの時代における「標準」の決定的重要性を解説する。
メーカーの“囲い込み思想”で日本のIoTが取り残される
IoTでは「システム」が価値を生む 日本企業の「ハード重視」は危険
伊藤慎介
IoTの本質には、「進化する機器」に加え、「製品の部品化」そして「統計化」がある。重要になるのはシステムを握ること、データを活用したサービス型ビジネスに転換することだ。日本企業はその重要性を理解しているのか。
IoTでは「システム」が価値を生む 日本企業の「ハード重視」は危険
日本製造業の優位性を奪う「デジタル化」の脅威
伊藤慎介
IoTの本質と、日本企業に与える影響を考察するシリーズ。今回は、名だたる米国企業が「オープン・イノベーション」戦略を取った理由、そして日本企業が同じ戦略を取れず、追い込まれる結果となった理由を解説する。
日本製造業の優位性を奪う「デジタル化」の脅威
このままでは日本のIoTはガラパゴスになる
伊藤慎介
話題のIoTだが、このままでは日本は後れを取ることになりかねない。なぜそうなるのか。まずはIoTの発端でありエレクトロニクス分野で日本企業を追い込んだ「オープン・イノベーション」戦略について解説する。
このままでは日本のIoTはガラパゴスになる
第10回・最終回
起業で仕事は100倍楽しくなる!リスクを恐れず未来を創ろう
伊藤慎介
経産省官僚のキャリアを投げ打ち、電気自動車のベンチャーを起業した筆者。日本では、リスクを取って起業する人がまだまだ少ない。だが筆者は起業して仕事が100倍楽しくなった。将来が不安と言うのはもうやめよう。能動的に取り組めば、「小さな未来は創れる」。
起業で仕事は100倍楽しくなる!リスクを恐れず未来を創ろう
“他人の金は使っちゃえ思想”がベンチャーバブルを生む
伊藤慎介
アベノミクスによって、ベンチャー企業の資金調達は行いやすくなっている。だがその一方で、売り上げのない企業がもてはやされる「ベンチャーバブル」や、補助金付けの「ゾンビベンチャー」も現れ始めた。
“他人の金は使っちゃえ思想”がベンチャーバブルを生む
第8回
遅い乗り物が面白い!「ななつ星」が見せた新しい価値
伊藤慎介
北陸新幹線が話題だが、別の面で「鉄道は面白い」と感じている。「ななつ星」の人気は、単純な“乗り物”からの脱皮の象徴ではないか。他にも同様の例はある。これからの時代、面白いのは“遅い乗り物”だ。
遅い乗り物が面白い!「ななつ星」が見せた新しい価値
第7回
起業するなら日本!再び“モノづくり”の時代が来る
伊藤慎介
日本でモノづくりでの起業は大変だ、と言われる。だが、今こそ日本の出番だ、と言いたい。技術革新によって新しいモノづくりの環境が整いつつあり、さらに日本には、他国にない巨大な基盤があるのだ。
起業するなら日本!再び“モノづくり”の時代が来る
第6回
超小型電気自動車で「道を街」に変えてしまおう
伊藤慎介
経産省官僚というキャリアを投げ打ち、ベンチャー企業を立ち上げた筆者。今回からは、超小型の電気自動車というビジネスになぜ挑戦するのか、それによって何を実現したいのか述べていく
超小型電気自動車で「道を街」に変えてしまおう
第5回
大学“発”ではなく大学“着”ベンチャーこそ正しい姿
伊藤慎介
大学や公的研究機関に、ユニークな新事業の種があることは間違いないが、現状の我が国のベンチャー企業育成の政策では、研究者がベンチャー経営者になることを奨励している。それは正しい姿なのだろうか。
大学“発”ではなく大学“着”ベンチャーこそ正しい姿
第4回
“天落”から転落?起業家を追い詰める“サラリーマン優遇型”社会保障制度の弊害
伊藤慎介
“天落”奮闘記も今回で4回目を迎えることとなった。今回は、“天落”ならぬ転落ではないが、筆者自身の失敗体験を織り交ぜながら、役人から起業家へシフトする上で体験したことをご紹介したいと思う。
“天落”から転落?起業家を追い詰める“サラリーマン優遇型”社会保障制度の弊害
第3回
韓国は日本にとってのシリコンバレーだった!?“甘えムラ社会文化”ではイノベーションは起きない
伊藤慎介
「イノベーション」という言葉はさまざまな場面で使われるが、筆者は世間でこの言葉がどのように捉えられ、使われているのか気になっている。多くの場合、他力本願な、現実逃避のための言葉に感じてならないのだ。
韓国は日本にとってのシリコンバレーだった!?“甘えムラ社会文化”ではイノベーションは起きない
第2回
起業は肩書き無しの“素の自分”をさらけ出す鏡 リセットの機会は多様性のある社会の基礎となる
伊藤慎介
本連載は経産省を退官してベンチャー企業を立ち上げた筆者が、経営者としての体験とともに、日本の構造的な問題などについて語っていく。第2回では、起業するまでの心境の変化と、起業する過程で見えてきた周囲との関係についてご紹介したい。
起業は肩書き無しの“素の自分”をさらけ出す鏡 リセットの機会は多様性のある社会の基礎となる
第1回
なぜ経産省を辞めて“天落”人生を選んだのか “集合住宅型”国家プロジェクトの限界
伊藤慎介
2014年7月15日、15年間勤務した経済産業省を退官した。「“天落”奮闘記」の第1回では、なぜ筆者がこういう気持ちになったのか、なぜ官僚のキャリアを捨てて、起業という茨の道を選んだのかを述べてみたい。
なぜ経産省を辞めて“天落”人生を選んだのか “集合住宅型”国家プロジェクトの限界
第530回
規制緩和万能・市場原理主義の間違い 「公民連携」が真の国際競争力を生む航空機産業が示唆する日本の産業界の課題(最終回)――rimOnO代表(元経済産業官僚) 伊藤慎介
伊藤慎介
航空機産業&日本の産業界の課題を考えるシリーズの最終回。航空機の安全性を審査する航空局と航空機メーカーの関係を観察すると、市場原理主義一辺倒は間違いで、「公民連携」が真の国際競争力を生む姿が浮かび上がる。
規制緩和万能・市場原理主義の間違い 「公民連携」が真の国際競争力を生む航空機産業が示唆する日本の産業界の課題(最終回)――rimOnO代表(元経済産業官僚) 伊藤慎介
第528回
いかにして航空機エンジンメーカーは顧客のロックインに成功したか 航空機産業が示唆する日本の産業界の課題(2)――rimOnO代表(元経済産業官僚) 伊藤慎介
伊藤慎介
航空機産業が示唆する課題の第2回は、ITとサービス機能強化でビジネスモデル間でも変え、巧みに顧客のロックインを実現した欧米の航空機エンジンメーカー3社の取り組みを紹介したい。
いかにして航空機エンジンメーカーは顧客のロックインに成功したか 航空機産業が示唆する日本の産業界の課題(2)――rimOnO代表(元経済産業官僚) 伊藤慎介
第521回
新規参入者を助けるものが市場を制する 50年ぶりの国産旅客機開発を機に考える航空機産業が示唆する日本の産業界の課題(1)――rimOnO代表(元経済産業官僚) 伊藤慎介
伊藤慎介
去る10月、50年ぶりの国産旅客機MRJが初めてその姿を披露したが、これはほんの出発点に過ぎない。ここでは日本の航空機産業が抱えている問題が、他産業にも十分通じる一般的な問題であるという視点で、航空機産業を論じてみたい。
新規参入者を助けるものが市場を制する 50年ぶりの国産旅客機開発を機に考える航空機産業が示唆する日本の産業界の課題(1)――rimOnO代表(元経済産業官僚) 伊藤慎介
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