
2021.1.15
「地方の透析生活」でコロナ禍や災害に翻弄される45歳男性、在宅か施設か…
(よかった、今日は痛くなかった)ヨシアキさん(仮名・45歳)はベッドの上で安堵のため息を漏らし、目を閉じた。透析を始めて3年になるが、穿刺(せんし:血管に針を刺すこと)の痛みだけは全然慣れることができない。
医療ジャーナリスト
2021.1.15
(よかった、今日は痛くなかった)ヨシアキさん(仮名・45歳)はベッドの上で安堵のため息を漏らし、目を閉じた。透析を始めて3年になるが、穿刺(せんし:血管に針を刺すこと)の痛みだけは全然慣れることができない。
2021.1.13
「外科医の誕生日に手術を受けた患者の死亡率が、誕生日以外の日に手術を受けた患者の死亡率よりも高い」——。昨年12月にカリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)の津川友介助教授らのチームが英医学誌「BMJ」に発表した研究成果の論文が話題とな…
2020.12.29
年末年始に向けて「緊急事態再宣言を発出すべき」との声も聞こえてくる昨今、コロナ禍をめぐる医療はどうなっていくのだろうか。東邦大学医学部微生物・感染症学講座教授で、日本感染症学会理事長を務めるほか、政府の新型コロナウイルス感染症対策…
2020.12.24
名医やトップドクターと呼ばれる医師、ゴッドハンド(神の手)を持つといわれる医師、患者から厚い信頼を寄せられる医師、その道を究めようとする医師を取材し、仕事ぶりや仕事哲学などを伝える。今回は第35回。「痛みの研究者」として世界的に知ら…
2020.12.18
(あれ、へんだな)。ある夜のこと、いつものように風呂で股間を洗っていたハルノブさん(仮名・42歳)はハッとした。睾丸の片方が妙に大きくて重い。それにいつもより硬くゴツゴツしている。ドキドキしながら試しに軽く握ったり、袋ごと引っ張たり…
2020.12.4
「パパ、これあげる」。ある日カツミさん(仮名・46歳)に、高校生の娘が小ぎれいな封筒に入ったお札大の印刷物をくれた。それは、某美容クリニックの1万円相当の割引クーポンだった。
2020.11.27
性病は「プライベートゾーン」と呼ばれる「他人に見せるのが恥ずかしい部分」に症状が出ることも多いため、ついつい診断や治療も躊躇しがちだ。折しも、11月25日から12月1日の「世界エイズデー」までの1週間は「性の健康週間」。性病だけでなく、プ…
2020.11.22
コロナ禍は多くの医療機関で医療安全の対策上、大きな混乱が生んだ。折しも、本日から「医療安全推進週間」。「医療安全」のパイオニアとして全国的に知られる名古屋大学医学部附属病院副院長で患者安全推進部教授の長尾能雅医師らは、どのように対…
2020.11.20
「あ痛たたた」日課の散歩中、トモアキさん(仮名・55歳)は突然左の太ももからふくらはぎに締め付けられるような痛みを感じ、しゃがみこんだ。歩けない。
2020.11.13
名医やトップドクターと呼ばれる医師、ゴッドハンド(神の手)を持つといわれる医師、患者から厚い信頼を寄せられる医師、その道を究めようとする医師を取材し、仕事ぶりや仕事哲学などを伝える。今回は第34回。肝胆膵外科医として世界的に有名であ…
2020.11.12
かつては「高齢者の病気」というイメージが強かった「帯状疱疹」。しかしこの10年で、20~40代の「子育て世代」での発症率が急増している。折しも、11月12日は「皮膚の日」。その意外な理由や予防方法について解説する。
2020.11.6
コロナ禍の中で、「産後うつ」が増えている。1歳未満の赤ちゃんがいる母親のほぼ4人に1人が「産後うつ」を発症している可能性があり、そのうち3分の2は「自身が危険な状態」にあることを認識できていないという調査報告もある。そこで、「産後うつ…
2020.11.6
「うわっ」。深夜、アキラさん(仮名・50歳)は飛び起きた。ふくらはぎがキュウっと縮み、今にもブチっと切れてしまいそうに痛む。激痛だ。慌てて足の指全体を手でつかんで反り返らせ、アキレス腱、ふくらはぎ、ひざ裏をゆっくりと伸ばす。
2020.11.5
日本の避難所がイタリアなどの国々と比べて環境が悪いことは、東日本大震災の頃から大きな問題になってきた。復興庁によると、大震災では3647人が関連死と認定されている。そこで、政府は「主として高齢者、障害者、乳幼児その他の特に配慮を要する…
2020.10.23
「あれ、すごい、めちゃくちゃ虫に刺されたみたい」。休日の朝、ノブアキさん(仮名・34歳)は驚いて妻を呼んだ。体のあちこちに水膨れや赤いブツブツができていた。
2020.10.22
名医やトップドクターと呼ばれる医師、ゴッドハンド(神の手)を持つといわれる医師、患者から厚い信頼を寄せられる医師、その道を究めようとする医師を取材し、仕事ぶりや仕事哲学などを伝える。今回は第33回。本邦における黎明期から慢性痛医療の…
2020.10.21
日に日に秋も深まり、急激な温度変化で体調を崩す人も増えてきた。くしゃみや鼻みずが出ると、最初に疑うのは風邪だが、今年に限っては新型コロナ感染症もあるので、厄介だ。もう一つ、「秋の花粉症」の可能性があることも忘れないようにしたい。
2020.10.15
名医やトップドクターと呼ばれる医師、ゴッドハンド(神の手)を持つといわれる医師、患者から厚い信頼を寄せられる医師、その道を究めようとする医師を取材し、仕事ぶりや仕事哲学などを伝える。今回は第32回。薬学部の修士課程から、医学部に学士…
2020.10.14
「慢性痛」に悩む人は多い。日本は世界有数の医療先進国であるはずなのに、痛み治療に関しては「20年遅れ」が定説となっており、「慢性痛医療後進国」であるのが実情。そんな中、大阪府の千里山病院「集学的痛みセンター」は、慢性痛に対して入院治…
2020.10.10
筆者は普段、医療ジャーナリストという立場で医師や患者に取材している。その私が長らく密かに悩み続けていたのが白内障だ。幸いにも、世界的にも有名な赤星隆幸医師(秋葉原白内障クリニック)の手術を受ける機会があったので、「目の愛護デー」で…
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