戸田一法
軽トラックを横転させたり、暴力行為や痴漢、盗撮で逮捕者が出るなど、10月27~28日に賑わいに乗じて若者が“暴徒化”した東京都渋谷区のスクランブル交差点周辺。とうとう、渋谷区長がキレた。

今年も各地で盛大に花火大会が開催され、夜空を彩る光の芸術を楽しんだ方も多いだろう。ところで、花火を鑑賞しながら飲食して出たごみを、どう処理したかご記憶だろうか。

大阪府警富田林署から逃走していた樋田淳也容疑者(30)=加重逃走容疑で逮捕=が9月29日、ようやく身柄を確保された。逮捕から10日が経過し、盗んだ自転車で49日間・1000キロ超に及んだ足取りが明らかになってきた。

仙台市の交番で9月19日未明、当直(夜勤)だった巡査長が大学生の男に刃物で襲撃され、殺害される事件が発生した。交番を巡っては警察官が襲われる事件が相次ぎ、6月にも富山市で交番所長が殺害されたばかり。再発防止に向けた有効な対策が急がれる。

和歌山県警機動隊の20代男性巡査が14日、拳銃を一時紛失していたことが発覚した。約1時間20分後に住民が「落とし物」として届けて事なきを得たが、もし悪用されていたらどうなっていたか…。

北海道厚真町で「震度7」を観測。気象庁は「平成30年北海道胆振(いぶり)東部地震」と命名。北海道すべての約295万戸が停電するという異常事態になり、全域の復旧には少なくとも1週間かかる見通しで、市民生活には深刻な影響が出ている。

非常に強い台風21号は、関西を中心に大きな爪痕を残した。関西国際空港では、連絡橋が断裂して通行不能になった。強烈な雨風と被害をもたらし、インバウンド(訪日外国人)景気に文字通り“水を差しかねない”状況になっている。

街中を歩いていると、毎日のようにスマートフォンを操作しながら運転する自転車とすれ違う。しかし、これがいろいろな意味でいかに危険な行為かご存じだろうか。自転車の「スマホ運転」を巡っては8月、2件の死亡事故が大きなニュースになっている。

大阪府警富田林署から勾留中の男が逃走した事件は、発生から半月が経過した。依然として行方は分かっていない。この間、管理態勢の不備のほか、初動捜査や近隣住民への周知の遅れなど、あまりの失態続きに、市民はあきれ果てている。

夏の甲子園大会は、大阪桐蔭の春夏連覇や金足農の躍進をはじめ、さまざまな話題で盛り上がった。一方で、大会本部が選手らのパフォーマンスなどに横やりを入れ、ネットで炎上する騒動も。なぜ大会本部はこうも「規制」したがるのか。

第100回夏の甲子園大会は、史上初となる2度目の春夏制覇を果たした大阪桐蔭の優勝で幕を閉じた。しかし、今大会の主役は決勝で敗れたものの、数々の強豪に僅差で勝ち進んだ金足農業高校だったのは間違いない。

オートバイの大学生にあおり運転をした末に乗用車を接触させ死亡させたとして、大阪の男が殺人罪で起訴された。あおり運転で殺人罪が適用されるのは「極めて異例」と報道されているが、まず間違いなく「初のケース」。なぜ今回、殺人罪が適用されたのだろうか。

「徳島市阿波おどり」の観光客が昨年より約15万人減少し、記録が残る1974年以降、最低の人数にとどまった。例年のメインイベントされてきた「総踊り」中止をめぐり市長と踊り手団体の対立が表面化。背景には何があったのか。

夏本番を迎え、夜空を華やかに彩る花火大会が全国各地で開催されている。実は花火は毎年のように技術革新が進むテクノロジーアートなのだ。最近の花火事情をご紹介したい。

最近は中高年になってから少し本格的な登山に取り組み始める方も多い。地上では猛暑で熱中症対策が呼び掛けられているほどだが、夏山では悪天候により低体温症状で凍死に至ることもあり、十分な知識と装備が必要だ。

今夏、「全国高等学校野球選手権大会」は第100回を迎える。甲子園球場で開催される高校野球の全国大会は春と夏に開催され、第100回を迎えたのは夏の甲子園だ。長い歴史の中で繰り広げられてきた名勝負、記憶に残る名選手を振り返る。

日本ボクシング連盟による助成金流用や審判の不正判定疑惑が発覚した。スポーツ界を巡っては、日本大学アメフト部、日本レスリング協会、女子柔道などで相次ぐ不祥事。アスリートと指導者の間に、何が起きているのか。

マラソンブームと呼ばれて久しい。実際にマラソン大会などに出走してみて気付くのが、中高年ランナーが多いということだ。中高年から始める人も多いと聞く。中高年がマラソンにハマっていく理由を探った。

高校野球の甲子園大会を前に、各地で予選となる地方大会が行われている。高校球児の練習や試合の環境は年々改善され、一昔前のオッサンの元球児たちが「練習中は水を飲むな」などとムチャ振りされていたのは、今は昔の話だ。

西日本豪雨ではマスコミも続々と現地入りし、被災地の様子をつぶさに伝えているが、こうした災害報道を巡り、インターネットなどで必ず取り沙汰されるのが報道の在り方や内容に対する批判だ。新聞社での記者時代に災害の現場を多く経験してきた筆者が、災害報道と現場取材の実態と意味を検証する。
