重石岳史

副編集長

しげいし・たけし/インドネシア邦字紙、毎日新聞大阪社会部の記者を経て2015年にダイヤモンド社入社。22年4月より現職。商社、自動車、小売り、証券などを担当し、主なサブスク特集は『新・村上ファンドの正体』『インサイダー IRジャパンの凋落』『DX利権 日本カストディ銀行の悪事』『物流大戦』など。

#9
商社の出世の王道「看板部門」が解体危機!住友商事の金属、伊藤忠の繊維…
ダイヤモンド編集部,重石岳史
かつて出世の王道とされた商社の「看板部門」が大苦戦している。その象徴が住友商事の金属事業部門と伊藤忠商事の繊維カンパニーだ。時代の変化に対応できず老朽化した看板は下ろさざるを得ない。名門の復権はあるのか。
商社の出世の王道「看板部門」が解体危機!住友商事の金属、伊藤忠の繊維…
#3
三菱商事・次期社長の「本命」浮上、伊藤忠・電撃トップ交代の真相…商社人事の裏側
ダイヤモンド編集部,重石岳史
2022年の三菱商事社長交代が濃厚だ。垣内威彦社長の後継「本命」と「対抗」、そして「大穴」は誰か。最終盤に突入する次期社長レースの行方を予想すると同時に、今年1月に突如社長交代が発表された伊藤忠サプライズ人事の真相を探った。
三菱商事・次期社長の「本命」浮上、伊藤忠・電撃トップ交代の真相…商社人事の裏側
#2
伊藤忠・岡藤会長に直撃、「米中対立はリスク?」に対する予想外の返答
ダイヤモンド編集部,重石岳史
米中対立の激化が商社に暗い影を落としている。各社首脳が先行き懸念を表明する中、最も中国ビジネスに強い伊藤忠商事は何を考えているのか。国有企業への6000億円投資など中国シフトを主導した岡藤正広会長CEOに直撃したところ、予想外の答えが返ってきた。
伊藤忠・岡藤会長に直撃、「米中対立はリスク?」に対する予想外の返答
「兜町の大家」平和不動産にファンドが株主提案、買収争奪戦の機運高まる理由【スクープ完全版】
ダイヤモンド編集部,重石岳史
東京証券取引所や大阪証券取引所のビルを保有する東証1部上場の平和不動産が、取引所を運営する日本取引所グループからの天下り受け入れを禁じる株主提案を受理したことが30日、関係者への取材で分かった。東京・日本橋兜町周辺に優良不動産を抱える同社は「兜町の大家」と呼ばれ、資産価値に対して株価が割り引かれた割安株として知られる。今回の株主提案は、買収防衛策の期限が切れる今年6月の株主総会を見据えたファンド側の揺さぶりとみられ、平和不動産を巡る大争奪戦に発展する可能性が急浮上した。
「兜町の大家」平和不動産にファンドが株主提案、買収争奪戦の機運高まる理由【スクープ完全版】
#7
証券4社の「第2のアルケゴス」リスクを検証、野村HD2200億円損失級の爆弾の有無は?
ダイヤモンド編集部,重石岳史
野村ホールディングスやみずほフィナンシャルグループに巨額の損失をもたらしたアルケゴスショック。ただし、問題が発覚するまでは米国事業は両社の成長ドライバーだった。“第2のアルケゴス”リスクの有無は証券会社の先行きを左右しかねない。
証券4社の「第2のアルケゴス」リスクを検証、野村HD2200億円損失級の爆弾の有無は?
#8
渦中の東芝取締役会・永山議長が初激白!「総会結果は真摯に受け止める」
ダイヤモンド編集部,重石岳史
東芝で取締役会議長や指名委員会委員長を務める永山治氏が、臨時株主総会後に初めてメディアの書面インタビューに応じた。取締役会が反対決議したアクティビストの株主提案が総会で可決されたことについて、永山氏は「真摯に受け止めている」と述べ、議長としての「責務」や次期取締役会構成への考え方について詳細に語った。
渦中の東芝取締役会・永山議長が初激白!「総会結果は真摯に受け止める」
#10
銀行の落日、振込手数料も給与口座も切り崩され「既得権益」絶滅寸前
ダイヤモンド編集部,重石岳史
銀行が直面する赤字転落リスクは、与信コストの急増だけではない。40年ぶりに銀行間の振込手数料の引き下げが決まり、減益は必至。また、給与のデジタル払いの解禁が進められ、給与支払口座という銀行の特権が切り崩されようとしている。
銀行の落日、振込手数料も給与口座も切り崩され「既得権益」絶滅寸前
#7
ニチイ学館MBOが裁判沙汰になる「おかしな点」、会社法権威の東大教授に直撃
ダイヤモンド編集部,重石岳史
香港の投資ファンドが公正価格の決定を求めて裁判所に申し立てを行ったことで「事件」と化したニチイ学館のMBO(経営陣が参加する買収)。国のMBO指針作成に携わった田中亘・東京大学社会科学研究所教授に、数々の「おかしな点」について見解を聞いた。
ニチイ学館MBOが裁判沙汰になる「おかしな点」、会社法権威の東大教授に直撃
#6
「敵対的買収を恐れるな!」ゴールドマン・サックス出身のM&Aマスターが直言
ダイヤモンド編集部,重石岳史
ゴールドマン・サックス出身で『ゴールドマン・サックスM&A戦記』などの著書がある服部暢達氏は、日本企業で増加傾向の敵対的買収について「非効率な経営者に退場してもらうメカニズムの一つとして必要」との見方を示す。「強圧的」「横暴」などと批判されがちな敵対的買収は日本企業に根付くのか。服部氏に聞いた。
「敵対的買収を恐れるな!」ゴールドマン・サックス出身のM&Aマスターが直言
#5
上場目前!M&A総合研究所が開発「安くて早い」マッチングAIの破壊力
ダイヤモンド編集部,重石岳史
中小企業の売買を仲介するM&A市場が活況だ。2025年には中小企業経営者の3人に2人が70歳を超え、約60万社が黒字倒産の危機にあるとされる。人の手による旧来型のM&Aマッチングでは到底間に合わない。そこで人工知能(AI)やデジタル化を駆使した、新たな仲介サービスに注目が集まっている。
上場目前!M&A総合研究所が開発「安くて早い」マッチングAIの破壊力
#4
中国企業が「象印」ら日本の老舗企業に照準!最新したたか提携戦略を解剖
ダイヤモンド編集部,重石岳史
象印マホービンが、中国家電大手のギャランツと新商品開発で業務提携した。三洋電機や東芝の白物家電など、業績不振に陥った日本のメーカーが中国企業の買収ターゲットとなったケースは多々あるが、今回の提携には、より洗練された中国企業のしたたかなパートナーシップ戦略が垣間見える。
中国企業が「象印」ら日本の老舗企業に照準!最新したたか提携戦略を解剖
#3
ニチイ学館の買収価格は安過ぎる!金融界の「不都合な真実」を暴く裁判の行方
ダイヤモンド編集部,重石岳史
その買収価格は安過ぎる!――。介護大手のニチイ学館が昨年8月に実施したMBO(経営陣が参加する買収)を巡り、少数株主だった香港の投資ファンドが公正価格の決定を求めて東京地方裁判所に申し立てを行った。すでにMBOは成立しているが、訴訟の行方次第では日本におけるMBOの「不都合な真実」が暴露されるパンドラの箱となるかもしれない。
ニチイ学館の買収価格は安過ぎる!金融界の「不都合な真実」を暴く裁判の行方
#2
東芝社長の「首取り」に王手、企業を追い詰めるアクティビストの「超」戦術
ダイヤモンド編集部,重石岳史
東芝の臨時株主総会でアクティビスト(物言う株主)の提案が可決されたことを受け、第三者の弁護士による内部調査が始まった。焦点となるのは2020年の総会運営の適正性で、社長兼CEO(最高経営責任者)の車谷暢昭氏は窮地に追い詰められている。アクティビスト側の真の狙いは一体何か――。
東芝社長の「首取り」に王手、企業を追い詰めるアクティビストの「超」戦術
#1
日本製鉄が仕掛けたTOBの真意、経団連企業も「敵対」辞さない弱肉強食の時代へ
ダイヤモンド編集部,重石岳史
日本製鉄が東京製綱への出資比率を19.9%に高めたTOB(株式公開買い付け)は、驚きをもって市場関係者に受け止められた。東京製綱の反対を押し切ってTOBを強行した真意に臆測が飛び交うが、いずれにせよ日本製鉄のような経団連企業でさえも敵対的TOBを辞さない弱肉強食の時代に、日本の資本市場が突入したことを意味する。
日本製鉄が仕掛けたTOBの真意、経団連企業も「敵対」辞さない弱肉強食の時代へ
予告
日本製鉄、東芝、ニチイ学館…M&A巡る暗闘で資本の論理が日本を貫く!
ダイヤモンド編集部,重石岳史
コロナ禍で一時沈静化したM&A(企業の合併・買収)が再び活発化している。企業の変革や業界再編を見据えた動きが加速する中、日本にこれまでなかったM&Aの手法や課題も浮き彫りになりつつある。企業買収というゲームの水面下で暗闘を繰り広げるキープレーヤーたちの姿を追い、この国の資本市場の今を描く。
日本製鉄、東芝、ニチイ学館…M&A巡る暗闘で資本の論理が日本を貫く!
象印に社外取選任要求から一転して共同開発へ、中国巨大家電メーカー創業家の狙い
ダイヤモンド編集部,重石岳史
象印マホービンと中国家電メーカーの広東格蘭仕集団(ギャランツ)が3月5日、家電製品の共同開発契約を締結した。象印株13.5%を保有するギャランツの創業家は昨年2月の象印株主総会で独自の社外取締役選任を求めたが、これに象印の経営陣が反発した経緯がある。一転して協調路線にかじを切った狙いは何か。ギャランツの創業家で、経営ナンバー2の梁恵強副会長に独占インタビューを行った。
象印に社外取選任要求から一転して共同開発へ、中国巨大家電メーカー創業家の狙い
#8
KPMGジャパン幹部が明かす、コンサルの規模急拡大を選ばなかった理由
ダイヤモンド編集部,重石岳史
2014年に設立されたKPMGコンサルティングは、四大系コンサルで後発かつ規模でも劣る。01年の米エンロン事件後に分離したコンサル部門を買い戻す選択肢もあったが、KPMGジャパンアドバイザリー統轄責任者の知野雅彦氏は「ゼロからつくり直す」道を選んだという。一体なぜか。小勢をもって大敵を討つ秘策について、知野氏に聞いた。
KPMGジャパン幹部が明かす、コンサルの規模急拡大を選ばなかった理由
#6
元デロイトの超大物コンサルが「電撃移籍の真相」とEYの秘策を初告白
ダイヤモンド編集部,重石岳史
デロイトトーマツコンサルティング(DTC)の社長を長く務めた近藤聡氏が、EYジャパンに入社したのは2019年1月のことだ。DTCを四大トップに押し上げた“大物”の電撃移籍から2年。近藤氏は「プロジェクト・ドラゴン」なる秘策を掲げ、業界で劣位にあるEYのコンサルを昇り竜のごとく急成長させようとしている。移籍の真相や「ドラゴン」の全貌について、近藤氏が初めてメディアに語った。
元デロイトの超大物コンサルが「電撃移籍の真相」とEYの秘策を初告白
#4
会計事務所ビッグ4がM&A市場で存在感、デロイトが取扱額で大躍進の理由
ダイヤモンド編集部,重石岳史
M&A交渉の助言を行う財務アドバイザー(FA)は、交渉技術や財務、法律などあらゆる専門的な知識を駆使して大型ディールを追う「ハンター」だ。FAの主役はこれまで、証券会社や外資系投資銀行だったが、四大会計事務所がこの業界でも存在感を増しつつある。
会計事務所ビッグ4がM&A市場で存在感、デロイトが取扱額で大躍進の理由
会計士、コンサル、税理士を襲う荒波、コロナ禍やデジタル化で環境激変
ダイヤモンド編集部,重石岳史
会計士、コンサル、税理士――。彼らには企業の会計や税務、戦略を陰で支える裏方という共通点がある。ダイヤモンド編集部は今回、四大会計事務所の会計士や独立系コンサル、街の税理士ら総勢100人近くを取材。『週刊ダイヤモンド』2月13日号の第1特集「序列激変!会計士・コンサル・税理士」は、コロナ禍やデジタル化といった荒波にもまれながら、変貌する彼らの実像を浮き彫りにする。
会計士、コンサル、税理士を襲う荒波、コロナ禍やデジタル化で環境激変
新着
業界
学び
特集
書籍
業界
製造業 銀行・証券・金融 保険 建設・不動産 コンサル・士業 商社 運輸・物流 IT・通信 AI・テクノロジー エネルギー 医療・製薬 食品・農業 小売・外食 サービス・エンタメ メディア・広告 スタートアップ・新規事業 教育 財閥・学閥 予測・分析
学び
経営・戦略 マネジメント ビジネス課題 ビジネススキル 営業・マーケティング マネー・投資 相続・節税 年金 キャリア・働き方 受験・子育て 教養