田所雅之

(たどころ・まさゆき)

田所雅之(たどころ・まさゆき)
株式会社ユニコーンファーム代表取締役CEO
1978年生まれ。大学を卒業後、外資系のコンサルティングファームに入社し、経営戦略コンサルティングなどに従事。独立後は、日本で企業向け研修会社と経営コンサルティング会社、エドテック(教育技術)のスタートアップなど3社、米国でECプラットフォームのスタートアップを起業し、シリコンバレーで活動。帰国後、米国シリコンバレーのベンチャーキャピタルのベンチャーパートナーを務めた。
また、欧州最大級のスタートアップイベントのアジア版、Pioneers Asiaなどで、スライド資料やプレゼンなどを基に世界各地のスタートアップの評価を行う。これまで日本とシリコンバレーのスタートアップ数十社の戦略アドバイザーやボードメンバーを務めてきた。2017年スタートアップ支援会社ユニコーンファームを設立、代表取締役CEOに就任。2017年、それまでの経験を生かして作成したスライド集『Startup Science2017』は全世界で約5万回シェアという大きな反響を呼んだ。2022年よりブルー・マーリン・パートナーズの社外取締役を務める。
主な著書に『起業の科学』『入門 起業の科学』(以上、日経BP)、『起業大全』(ダイヤモンド社)、『御社の新規 事業はなぜ失敗するのか?』(光文社新書)、『超入門 ストーリーでわかる「起業の科学」』(朝日新聞出版)などがある。

第47回
リファラル採用を成功させるために実行したほうがよい効果的な方法とは?
田所雅之
採用力を高めるためにはオウンドチャネル以外にも、さまざまなやり方がある。フェイスブック、ツイッター、ユーチューブなどSNSやマスメディアの活用などだ。もうひとつ、有効な方法にリファラル採用がある。
リファラル採用を成功させるために実行したほうがよい効果的な方法とは?
第46回
採用ファネルを設計して採用候補者体験を向上させるには?
田所雅之
採用ファネルが設計できたら、次はそれらをどう運用していけばいいのかだ。採用力を高めたいなら、まずは自社(オウンド)チャネルから充実させるべきだ。なぜなら初期のスタートアップは、採用に多くの資金をかけられないからだ。
採用ファネルを設計して採用候補者体験を向上させるには?
第45回
優秀な人材を獲得するために用意しておくべき採用ファネルとは?
田所雅之
優秀な人材を獲得するために、実際に使える採用ファネルを設計してみよう。採用ファネルとは、採用を効率化するしくみのことだ。有料チャネル、SNS、エージェント、ダイレクトリクルーティング、リファラル(紹介)などから成り立っている。
優秀な人材を獲得するために用意しておくべき採用ファネルとは?
第44回
採用するべき人材のペルソナを明らかにしているか?
田所雅之
優秀な人材を獲得するためにストーリーブックや人材戦略方針シートを作成することが重要だと述べたが、今回は、採るべき人物像をより明確にするプロセスと型について説明する。
採用するべき人材のペルソナを明らかにしているか?
第43回
柔道団体戦型、サッカー型、駅伝型、野球型の組織の4タイプのうち、スタートアップにいちばん多い組織は?
田所雅之
優秀な人材をいかに獲得できるかで、スタートアップの成否は決まると言っても過言ではない。ストーリーブック/採用エレベーターピッチと並行して、人事戦略の全体像を捉える「人材戦略方針シート」を作るのも有効な方法だ。
柔道団体戦型、サッカー型、駅伝型、野球型の組織の4タイプのうち、スタートアップにいちばん多い組織は?
第42回
人材採用に威力を発揮する「採用市場向けエレベーターピッチ」は、用意できていますか?
田所雅之
スタートアップの多くは、投資家向けにピッチは用意周到にするものの、採用候補者向けのメッセージの準備が不足している場合が多い。一緒に働くメンバーは、自社にとって最も重要なステークホルダーであることを念頭において、周到な準備をしたほうが良い。何を、どう準備したらいいのだろうか?
人材採用に威力を発揮する「採用市場向けエレベーターピッチ」は、用意できていますか?
第41回
スタートアップに必要な人材の解像度と採用力を高めるとっておきのツールとは?
田所雅之
マーケティング活動を通じて、自社の商品やサービスの魅力をアピールできる企業は多いが、求職者にアピールする採用の場面になると何もしない企業が多い。優秀な人材を獲得するために経営陣や人事担当者にぜひおすすめしたいのがストーリーブックの作成だ。
スタートアップに必要な人材の解像度と採用力を高めるとっておきのツールとは?
第40回
起業家から優れた事業家に進化するための4つの条件とは?
田所雅之
これまで相当数のスタートアップ創業者と会ってきたが、その中で、残念ながらうまくいかないだろうと思える企業がいくつかあった。その逆に、この企業はさらに成長するにちがいないと思える企業もあった。さらにスケールさせられる優れた事業家になるためには、4つの条件があると思っている。
起業家から優れた事業家に進化するための4つの条件とは?
第39回
スタートアップの最強組織づくりは、あの特撮テレビドラマに学べ!
田所雅之
スタートアップの成否は、どんなメンバーでチームを構成するかで大きく左右される。とても重要なスタートアップの最強組織づくりは、あの特撮テレビドラマにヒントがあった!
スタートアップの最強組織づくりは、あの特撮テレビドラマに学べ!
第38回
スタートアップの経営者やチームメンバーが、高める必要がある能力とは何か?
田所雅之
スタートアップはその成長過程で必ず何度か修羅場を迎えることになる。その修羅場に向かい合ったときに、「自分のやり方を正当化して乗り切ろうとする人」と「自分自身や他者と向き合って、変化して乗り越えようとする人」とでは大きな差がつく。お互いの関係性を高めて良いチームにするためには何をしたらいいのか?
スタートアップの経営者やチームメンバーが、高める必要がある能力とは何か?
第37回
スタートアップ経営者にとって自身の武器にもなる最も重要な能力とは何か?
田所雅之
事業のフェーズのどの段階にあっても、起業家(CXO)は定期的、かつ自主的に「内省」の時間だったり、「メンバーと対話」する時間を取るように心がけたい。自分を変化(進化)させながらアウトプットできるかが、組織全体を正しい方向に導けるかの鍵になるからだ。
スタートアップ経営者にとって自身の武器にもなる最も重要な能力とは何か?
第36回
成功したスタートアップの初期のメンバー数は、バスケットチームより多いか少ないか?
田所雅之
高度な専門性を持つ人が役割を分担し、バリューチェーンの一部となって効率的に連携していく。こうした最適化は、初期のスタートアップには必要ない。逆に、初期段階で機能ごとにメンバーの役割を細分化してしまうとPMFは遠のいてしまう。初期に注意したい人材マネジメントのポイントとは?
成功したスタートアップの初期のメンバー数は、バスケットチームより多いか少ないか?
第35回
起業家から事業家(CXO)に脱皮するために必要な「人材マネジメント力」とは?
田所雅之
どんなにテクノロジーが進化しても、事業を構成する最も重要な要因は人である。PMFしたスタートアップがスケールできない大きな要因の一つが人材に関する戦略や知見がなく、成長のボトルネックになっていることだ。起業家から事業家(CXO)になるために必要な「人材マネジメント力」とは。
起業家から事業家(CXO)に脱皮するために必要な「人材マネジメント力」とは?
第34回
持続的競合優位性としてのテクノロジーの秀逸性とイノベーションモデルとは?
田所雅之
持続的競合優位性を築く大きな要因の1」つにテクノロジーがある。自社がどのようなテクノロジーを保有しているのか? その秀逸性はどの程度のものなのか? そしてビジネスにイノベーションをもたらす10の視点を紹介する。
持続的競合優位性としてのテクノロジーの秀逸性とイノベーションモデルとは?
第33回
テスラが時価総額で世界第1位になれた2つの理由とは?
田所雅之
テスラは2020年7月時点で、時価総額2100億ドルを超えて世界第1位になった。500万台以上出荷しているフォルクスワーゲンよりも、出荷台数は10分の1以下(36万台)で、売上も少ないのにだ。それを可能にした2つの理由とは?
テスラが時価総額で世界第1位になれた2つの理由とは?
第32回
あなたの会社が良い製品やサービスを開発しても売れないたった1つの理由とは?
田所雅之
スタートアップが競合優位性を築くために必要な7つの視点のうち、ブランド/マーケティング資産、CXO/チーム/カルチャー、オペレーショナル・エクセレンスの3つについて解説する。
あなたの会社が良い製品やサービスを開発しても売れないたった1つの理由とは?
第31回
フェイスブックもトヨタも利益は同程度なのに、なぜ、時価総額は倍以上ちがうのか?
田所雅之
スタートアップの成功に必要な3つめの要素が持続的競合優位性(ディフェンシビリティ)で、参入障壁を築くための資産が持続的競合優位性資産(ディフェンシビリティ・アセット)だ。7つある持続的競合優位性資産の3番目がネットワーク効果/リレーションシップ・アセット、4番目が戦略になる。それぞれについて解説する。
フェイスブックもトヨタも利益は同程度なのに、なぜ、時価総額は倍以上ちがうのか?
第30回
スタートアップの価値を決める要素、持続的競合優位性とは何か?
田所雅之
スタートアップが成功するために必要なこと。フィージビリティ(実現可能性)、スケーラビリティ(成長性)に加えて、3つめに大事な要素が持続的競合優位性(ディフェンシビリティ)だ。つまり、他社に容易に真似されないように参入障壁を築けるかどうか。そのためのディフェンシビリティを生み出す資産のことを持続的競合優位性資産(ディフェンシビリティ・アセット)という。それには7つの切り口がある。
スタートアップの価値を決める要素、持続的競合優位性とは何か?
第29回
クラウドワークスは、サービス開始後3年という短期間で、なぜ、上場できたのか?
田所雅之
プラットフォーム型ビジネスは、ニワトリとタマゴのジレンマ問題がありフィージビリティ(実現可能性)とスケーラビリティ(成長性)の両立がむずかしい。しかし、クラウドソーシングサービスのクラウドワークスは、サービス開始からわずか3年という短期間で上場を実現した。それを可能にしたコンシェルジュMVP戦略とは?
クラウドワークスは、サービス開始後3年という短期間で、なぜ、上場できたのか?
第28回
フィージビリティとスケーラビリティのジレンマをどう解消したらいいのか?
田所雅之
ビジネスは、メーカー型のパイプライン型ビジネスとGAFAなどに代表されるプラットフォーム型ビジネスの2つに大別できる。大きくスケールする可能性が大きいのはプラットフォーム型ビジネスだが、フィージビリティが容易ではない。フィージビリティとスケーラビリティのジレンマをどう解消したらいいのかの戦略を紹介する。
フィージビリティとスケーラビリティのジレンマをどう解消したらいいのか?
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