
2025.3.15
京都市の「1万円」宿泊税はとんだ見当違い!外国人客の「観光公害」防止へ今すぐやるべきシンプルすぎる対策とは?
京都に外国人観光客が戻ってきた。新型コロナ禍で頓挫して、中国経済の成長鈍化もあって心配されたが、円安を背景に欧米人などが堅調に増え、中国人も再び増えてきた。インバウンド(外国人観光客)が観光産業の主要な柱になった以上、それに対応し…
評論家
やわた・かずお/1975年東京大学法学部卒。同年、通商産業省(現・経済産業省)に入省。1980年から1982年までフランス国立行政学院(ENA)留学。国土庁長官官房参事官、通産省大臣官房情報管理課長を歴任後、1997年に退官。現在は徳島文理大学教授を務めるほか、作家、評論家としても活躍。テレビ朝日「朝まで生テレビ」、TBS「サンデーモーニング」など数多くの番組に出演。著書に『世界と日本がわかる最強の世界史』『日本の総理大臣大全』『令和太閤記 寧々の戦国日記』『日本の政治「解体新書」 世襲・反日・宗教・利権、与野党のアキレス腱』『家系図でわかる 日本の上流階級』『世界史が面白くなる首都誕生の謎』『日本人のための日中韓興亡史』『江戸三百藩の通知表』『歴史の定説100の嘘と誤解 世界と日本の常識に挑む』『江戸時代の「不都合すぎる真実」 日本を三流にした徳川の過ち』など。
2025.3.15
京都に外国人観光客が戻ってきた。新型コロナ禍で頓挫して、中国経済の成長鈍化もあって心配されたが、円安を背景に欧米人などが堅調に増え、中国人も再び増えてきた。インバウンド(外国人観光客)が観光産業の主要な柱になった以上、それに対応し…
2025.3.10
NHK大河ドラマ『べらぼう』の視聴率が10%を下回ったらしい。遊郭吉原を舞台に、現代ドラマでもあり得ないくらい露骨に色街の生業を描き出しているため、子どもたちに説明するのにも難儀だ。
2024.12.25
秋篠宮皇嗣家の悠仁さまが筑波大学生命環境学群生物学類の推薦入試に学校推薦入試で合格された。東京大学志望ともいわれたが、もともと希望されていなかったのか、反発を考慮されて断念されたのかは不明だ。国民のムードは、理由はよくわからないが…
2024.12.19
NHK大河ドラマ「光る君へ」の最終回が15日に放送された。藤原道長のやしゃごに当たる白河院、さらにその孫で、平清盛や源頼朝を翻弄(ほんろう)した後白河院、および、その周辺の男女の話だ。「院政の時代」だが、登場人物のほとんどが道長の子孫…
2024.12.9
『光る君へ』では、一条天皇を演じた塩野瑛久さんの高貴で端正な顔と、視線や表情だけで感情の移ろいを繊細に表現する演技が、『源氏物語』の雅の世界をみごとに表現していた。それとともに、幼い親王たちのかわいらしさも話題になった。わずか9歳…
2024.11.25
NHK大河ドラマ「光る君へ」は、いよいよ大詰めで、12月15日放送の最終回では、藤原道長の死あたりまでが描かれるようだ。道長や紫式部が生きた時代は、よほど歴史が好きな人でないとなじみがないが、その後の源平合戦までの百数十年は、さらに知ら…
2024.11.12
女性差別撤廃条約の実施状況を審査する国連の女性差別撤廃委員会(CEDAW)が、スイス・ジュネーブで8年ぶりに開かれ、10月29日に日本政府への勧告を含む「最終見解」を公表した。
2024.10.4
愛子さま・佳子さまのお相手候補として、旧華族が脚光を浴びている。華族というのは、戦前の日本にあった制度である。明治維新の後、伝統的な公家だけでなく、旧大名家や維新の功臣の子孫に藩屏として皇室を支えさせるシステムとして考案されたもの…
2024.9.13
悠仁さまの進学先は、学習院以外のどこであっても批判されそうだ。学校推薦やAO入試なら「忖度ありの裏口入学」、ガチンコの一般入試なら「一般国民と争って一人蹴落とした」といわれるだろう。
2024.9.6
皇位継承についての議論で、旧宮家(旧皇族)が脚光を浴びている。保守派にとっては、希望の星だが、女系派からは目の敵にされている。そこで、旧宮家排除論の人々の主張する主たる論点にきちんと反論しておきたいと思う。
2024.8.27
パリ五輪について、日本ではひどい評価が支配的だ。ところが、海外のメデイアではたいへん評判がいい。もちろん、細かい手順には海外でも批判はあるが、そのチャレンジ精神は不評ではない。日本のメディアが「海外での悪評」として取り上げられてい…
2024.8.20
お盆休み前の週刊誌は悠仁さまと愛子さま報道一色であった。愛子さまについては、『週刊文春』が8月1日発売の号で「公務えり好み」や「遅刻の多さ」を批判したのに対し、『女性自身』が愛子さまファンを代弁して、「愛子さま『誹謗(ひぼう)に負け…
2024.7.30
バイデン米大統領が不出馬を表明して、カマラ・ハリス副大統領が民主党の大統領候補になる見通しだ。世論調査ではトランプ前大統領と接戦で、ロイター通信が22、23両日に実施した調査では、ハリス氏の全米支持率が44%で、トランプ氏の42%を上回っ…
2024.7.19
チャールズ国王とキャサリン妃のがん治療、皇后雅子さまのご体調不安定、さらに英国の総選挙で大忙しという状況のもとで挙行された両陛下の英国国賓訪問だが、大きな混乱なく終わった。「成功」をお祝いし、日英の関係者の仕事に敬意を表したい。
2024.7.4
小泉内閣の時、女系天皇を可能にする案が検討されたが、悠仁さまの誕生で沙汰やみになった。とはいえ、公務の担い手は減っているし、悠仁さまに男子がいなかったときの備えも必要なので、各党間の意見集約が進み、この通常国会で合意しそうだった。…
2024.6.20
『「実現すればパーフェクト婚以上」佳子さまのお相手候補、島津一門のスゴすぎる系譜…たった1つの「懸念材料」とは?』という記事は反響が大きかった。日本人は、家柄の釣り合った結婚が好きらしい。
2024.6.10
東京都知事選挙に蓮舫氏が立候補を表明したことを機に、二重国籍問題がクローズアップされている。蓮舫氏の二重国籍は、2016年に私があぶり出したもので、『蓮舫「二重国籍」のデタラメ』(飛鳥新社)という本にまとめているが、ここでは蓮舫氏の話…
2024.6.3
ギリシャを訪問されていた秋篠宮皇嗣家の佳子さまだが、週刊誌やインターネットメディアにおいて、有力な結婚相手候補が浮上したと話題になっている。お相手候補は一般人なのでAさんということになっているが、島津一門で玉里家と通称される旧公爵…
2024.5.24
日本は20世紀の後半、経済は絶賛され続けたが、政治と外交の評判はよろしくなかった。「経済は一流だが、政治・外交は三流」などといわれていた。ところが、安倍晋三首相の登場で、「経済成長は世界最低水準だが、政治は先進国の中で最も安定し、外…
2024.4.25
安定的な皇位継承の確保について、政府の有識者会議が2021年末に打ち出した報告書にある、「女性皇族が結婚後も皇室の身分を保持する(本稿では「単独残留案」と呼ぶ)」や「旧宮家出身の男系男子を養子縁組で皇族とする(本稿では「旧皇族養子案」…
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