2024.10.4
愛子さま・佳子さまの「お相手候補」で注目の旧華族はなぜ生まれた?「爵位」めぐり大ブーイングも
愛子さま・佳子さまのお相手候補として、旧華族が脚光を浴びている。華族というのは、戦前の日本にあった制度である。明治維新の後、伝統的な公家だけでなく、旧大名家や維新の功臣の子孫に藩屏として皇室を支えさせるシステムとして考案されたもの…
評論家
やわた・かずお/1975年東京大学法学部卒。同年、通商産業省(現・経済産業省)に入省。1980年から1982年までフランス国立行政学院(ENA)留学。国土庁長官官房参事官、通産省大臣官房情報管理課長を歴任後、1997年に退官。現在は徳島文理大学教授を務めるほか、作家、評論家としても活躍。テレビ朝日「朝まで生テレビ」、TBS「サンデーモーニング」など数多くの番組に出演。著書に『世界と日本がわかる最強の世界史』『日本の総理大臣大全』『令和太閤記 寧々の戦国日記』『日本の政治「解体新書」 世襲・反日・宗教・利権、与野党のアキレス腱』『家系図でわかる 日本の上流階級』『世界史が面白くなる首都誕生の謎』『日本人のための日中韓興亡史』『江戸三百藩の通知表』『歴史の定説100の嘘と誤解 世界と日本の常識に挑む』『江戸時代の「不都合すぎる真実」 日本を三流にした徳川の過ち』など。
2024.10.4
愛子さま・佳子さまのお相手候補として、旧華族が脚光を浴びている。華族というのは、戦前の日本にあった制度である。明治維新の後、伝統的な公家だけでなく、旧大名家や維新の功臣の子孫に藩屏として皇室を支えさせるシステムとして考案されたもの…
2024.9.13
悠仁さまの進学先は、学習院以外のどこであっても批判されそうだ。学校推薦やAO入試なら「忖度ありの裏口入学」、ガチンコの一般入試なら「一般国民と争って一人蹴落とした」といわれるだろう。
2024.9.6
皇位継承についての議論で、旧宮家(旧皇族)が脚光を浴びている。保守派にとっては、希望の星だが、女系派からは目の敵にされている。そこで、旧宮家排除論の人々の主張する主たる論点にきちんと反論しておきたいと思う。
2024.8.27
パリ五輪について、日本ではひどい評価が支配的だ。ところが、海外のメデイアではたいへん評判がいい。もちろん、細かい手順には海外でも批判はあるが、そのチャレンジ精神は不評ではない。日本のメディアが「海外での悪評」として取り上げられてい…
2024.8.20
お盆休み前の週刊誌は悠仁さまと愛子さま報道一色であった。愛子さまについては、『週刊文春』が8月1日発売の号で「公務えり好み」や「遅刻の多さ」を批判したのに対し、『女性自身』が愛子さまファンを代弁して、「愛子さま『誹謗(ひぼう)に負け…
2024.7.30
バイデン米大統領が不出馬を表明して、カマラ・ハリス副大統領が民主党の大統領候補になる見通しだ。世論調査ではトランプ前大統領と接戦で、ロイター通信が22、23両日に実施した調査では、ハリス氏の全米支持率が44%で、トランプ氏の42%を上回っ…
2024.7.19
チャールズ国王とキャサリン妃のがん治療、皇后雅子さまのご体調不安定、さらに英国の総選挙で大忙しという状況のもとで挙行された両陛下の英国国賓訪問だが、大きな混乱なく終わった。「成功」をお祝いし、日英の関係者の仕事に敬意を表したい。
2024.7.4
小泉内閣の時、女系天皇を可能にする案が検討されたが、悠仁さまの誕生で沙汰やみになった。とはいえ、公務の担い手は減っているし、悠仁さまに男子がいなかったときの備えも必要なので、各党間の意見集約が進み、この通常国会で合意しそうだった。…
2024.6.20
『「実現すればパーフェクト婚以上」佳子さまのお相手候補、島津一門のスゴすぎる系譜…たった1つの「懸念材料」とは?』という記事は反響が大きかった。日本人は、家柄の釣り合った結婚が好きらしい。
2024.6.10
東京都知事選挙に蓮舫氏が立候補を表明したことを機に、二重国籍問題がクローズアップされている。蓮舫氏の二重国籍は、2016年に私があぶり出したもので、『蓮舫「二重国籍」のデタラメ』(飛鳥新社)という本にまとめているが、ここでは蓮舫氏の話…
2024.6.3
ギリシャを訪問されていた秋篠宮皇嗣家の佳子さまだが、週刊誌やインターネットメディアにおいて、有力な結婚相手候補が浮上したと話題になっている。お相手候補は一般人なのでAさんということになっているが、島津一門で玉里家と通称される旧公爵…
2024.5.24
日本は20世紀の後半、経済は絶賛され続けたが、政治と外交の評判はよろしくなかった。「経済は一流だが、政治・外交は三流」などといわれていた。ところが、安倍晋三首相の登場で、「経済成長は世界最低水準だが、政治は先進国の中で最も安定し、外…
2024.4.25
安定的な皇位継承の確保について、政府の有識者会議が2021年末に打ち出した報告書にある、「女性皇族が結婚後も皇室の身分を保持する(本稿では「単独残留案」と呼ぶ)」や「旧宮家出身の男系男子を養子縁組で皇族とする(本稿では「旧皇族養子案」…
2024.4.14
京都の花見の季節はかつてない数の外国人観光客を迎え、もはや穴場などないほどとなった。定番の名所を好む日本人と違い、彼らはSNSなどでインスタ映えの良い場所を探し、そこに怒濤のごとく押し寄せてた。
2024.4.9
天皇、皇后両陛下が6月下旬に、国賓として英国を訪問される方向で調整が進められているとの観測が報道されている。関係者によると、日程は1週間程度で、バッキンガム宮殿での歓迎行事や晩さん会への出席などが想定されているほか、両陛下が共に留学…
2024.4.2
岸田文雄首相に対する批判は保守派からもすさまじい。自民党の支持率が落ち、党員数が減っている原因についても、清和会の不祥事ではなく、LGBT法案の成立のせいだとかいっている。
2024.3.17
NHK大河ドラマ「光る君へ」では、藤原道長の妻となる源倫子(左大臣源雅信の娘で宇多天皇の曽孫)を囲む女子会での会話がなかなかよくできていて好評だ。
2024.3.5
田崎史郎氏といえば、ワイドショーの世界で「自民党べったり」といってよい立場を貫き通しているにもかかわらず、その憎めないキャラクターで干されない珍しい政治評論家だ。安倍晋三元首相らとすし店で会食したことで「スシロー」と揶揄(やゆ)さ…
2024.2.22
世界各国には、普通の祝祭日とは区別された特別のナショナルデーがある。海外駐在の大使館などではこの日、各界の名士や現地在住の自国民を大使公邸などに招いてパーティーをする習慣だ。フランスの革命記念日(7月14日)、アメリカの独立記念日(7…
2024.2.15
新春の政治動向を占う試金石として注目された2月4日投開票の京都市長選挙は、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦した元官房副長官の松井孝治氏が、政党推薦は受けないものの共産党が支援した元京都弁護士会副会長の福山和人氏らを抑え当…
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