2024.2.15
京都市長選の「真の勝者」は誰?“勝利の自民”も“善戦の共産”も喜べないワケ
新春の政治動向を占う試金石として注目された2月4日投開票の京都市長選挙は、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦した元官房副長官の松井孝治氏が、政党推薦は受けないものの共産党が支援した元京都弁護士会副会長の福山和人氏らを抑え当…
評論家
やわた・かずお/1975年東京大学法学部卒。同年、通商産業省(現・経済産業省)に入省。1980年から1982年までフランス国立行政学院(ENA)留学。国土庁長官官房参事官、通産省大臣官房情報管理課長を歴任後、1997年に退官。現在は徳島文理大学教授を務めるほか、作家、評論家としても活躍。テレビ朝日「朝まで生テレビ」、TBS「サンデーモーニング」など数多くの番組に出演。著書に『世界と日本がわかる最強の世界史』『日本の総理大臣大全』『令和太閤記 寧々の戦国日記』『日本の政治「解体新書」 世襲・反日・宗教・利権、与野党のアキレス腱』『家系図でわかる 日本の上流階級』『世界史が面白くなる首都誕生の謎』『日本人のための日中韓興亡史』『江戸三百藩の通知表』『歴史の定説100の嘘と誤解 世界と日本の常識に挑む』『江戸時代の「不都合すぎる真実」 日本を三流にした徳川の過ち』など。
2024.2.15
新春の政治動向を占う試金石として注目された2月4日投開票の京都市長選挙は、自民党、立憲民主党、公明党、国民民主党が推薦した元官房副長官の松井孝治氏が、政党推薦は受けないものの共産党が支援した元京都弁護士会副会長の福山和人氏らを抑え当…
2024.2.4
この年末年始、日本の皇室のみならず世界の王室でも心配なニュースが続いている。日本では、イギリス以外の王室の出来事は、あまりよく知られていないが、皇室問題を論じるためには、海外のロイヤル・ファミリーで起きている問題を、良いことも悪い…
2024.1.24
「総理大臣になる最良の条件は、国会議員の息子に生まれ、父親が早く死ぬことである」というと驚かれるが、安倍晋三元首相も岸田文雄首相もまさにそうなのだ。
2024.1.15
NHK大河ドラマ「光る君へ」がスタートした。原作が『源氏物語』だと誤解していた人も多いが、『紫式部日記』が原作であるので、主人公は光源氏ではなく紫式部である。この紫式部のDNAは現代の皇室にも受け継がれており、愛子さまが学習院大学で『源…
2024.1.2
「皇室には姓がなく、日本のみならず世界でも特別の存在だ」という人がいる。だが、これはいろいろな意味で正しくない。まず、法律的に説明するなら、「戸籍法上の氏がない」だけだ。姓という法律用語はない。江戸時代の日本では、庶民で名字(苗字…
2023.12.27
NHK大河ドラマ「どうする家康」の最終回が12月17日に放送された。北川景子演じる茶々が、炎上する大坂城で叫んだ最期の独白は、もし、主人公が松本潤演じる家康ではなく、茶々だったとすれば、大河史上に残る名作として記憶されたかもしれない。
2023.12.14
大坂方の挙兵を聞いたとき、福島正則が、「時すでに3年早く、3年遅かった」と言ったといわれる。本当に正則がそう言ったかどうかは分からないが、実態はまさしくその通りであった。なにしろ、二条城会見があった1611年に加藤清正、1613年に池田輝政…
2023.12.5
以前、「日本の初代女王だった卑弥呼」という表現がNHKの歴史番組で放送されて愕然(がくぜん)としたことがある。現在の日本国家の継承性があるかどうかではなく、中国に使節を送っていたかどうかで、日本国のはじまりとしようというのだから困っ…
2023.11.27
北川景子の演じる茶々のあざといまでのすごみがNHK大河ドラマ『どうする家康』で好評だ。母であるお市の方と二役だが、お市の方としては、本当は家康と結婚したかったという無理な設定もあり、戦国きっての美女として適役というだけで終わっていた…
2023.11.20
今回は、織田・豊臣・徳川をはじめ、皇室がどんな戦国武将や歴史上の有名人のDNAを引き継いでいるのか解説したい。筆者がかつてネットメディアや前述の単行本に、今上陛下は明智光秀の子孫だと書いたら、旧宮家など皇室に縁のある人もあまりご存じ…
2023.11.13
日本では政治家などが回顧録を書くことは少ないし、日記といっても備忘録のようなもので、内心を吐露するようなことはほとんどない。一方、イギリスが典型的だが、欧米では回顧録を書かないと人生は完結しないといわれるし、書けば批判も殺到するの…
2023.11.8
皇太子妃に「正田美智子さん」が決まったときは、衝撃の大スター誕生だった。女優並みの美貌、学生自治会長、卒業式の総代、語学堪能でスポーツ万能、ピアノも上手で文学的才能もあった。受け答えもそつないだけでなく知性が感じられた。
2023.10.30
『どうする家康』は、多くの合戦をナレーションだけで終わらせてきたが、関ヶ原の戦いは、じっくり描くようだ。そこでは、秀吉の正室である寧々は家康に好意的で、秀頼の母である茶々(淀殿)は、家康にいろいろ策略を労するが、基本的には石田三成…
2023.10.22
世界を相手に活躍するビジネスマンなら、自分の国の歴史とか文化についてうんちくくらい語れないと少し恥ずかしい。しかも、単に知識があるというだけでなく、外国人から「一目置くべき人だ」と評価されるような内容を語るべきだ。ところが、戦後の…
2023.10.16
先週は明の国力が衰退し、南蛮人が我が物顔で東アジアの海に跋扈(ばっこ)する中で、秀吉の大陸出兵はそれなりに合理的な判断だったということを書いた。今回は、朝鮮遠征がいかなる展開を見せたかについて解説したい。
2023.10.11
日本の皇室は世界で一番古く、しかも、万世一系。つまり、“創業者”である神武天皇から男系男子で継承されているので、格別にありがたいと言われている。その真偽と評価については、後で論じるが、日本はまた、老舗企業が世界一多い国だともいわれ…
2023.10.9
NHK大河ドラマでは極端な中国や韓国への外交的配慮が不文律だ。特に、文禄・慶長の役については、寸分の前向きの評価も許されない。だから、地元からの強い要望もあるのに、加藤清正をはじめ島津四兄弟、小早川隆景、立花宗茂、宇喜多秀家などは絶…
2023.9.26
秋篠宮邸の改修工事や、完成後に佳子内親王が仮御所にとどまられることについて、無駄遣いだと一部から批判されている。だが、秋篠宮皇嗣殿下は、皇嗣と称号が違うだけで、皇太子とまったく同格で立皇嗣礼もしているし、公務と職員も同じ規模になっ…
2023.9.25
1590年の小田原征伐と、それに引き続いた東北地方の仕置きで、素直に秀吉に従わなかった大名たちは淘汰され天下統一ができた。徳川家康に、関東への移封が伝えられたのは、小田原城が開城する前のことであったが、家康にとっては青天の霹靂だったは…
2023.9.11
家康は軍事的に窮地に立っていたのに、えらく有利な条件で秀吉に臣従した。秀吉がそれを許した理由として、最近は天正大地震で戦争どころでなくなったというのが流行で、大河ドラマも採用している。だが、私は島津氏による九州制覇が近づき、東国ど…
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