「次からはこうしようか」
「困ったことがあったらいつでも相談して」
「頑張ったんだね、ありがとう」
「一緒に頑張ろう!」
「失敗は誰にでもあるよ」

ちなみに、昨年度の調査結果だが、「先輩社会人に言われたら、“この人についていこう!”と思うセリフ」がこちら。
「君の頑張りはちゃんと見てるよ」
「責任は私がとるよ」
「君のおかげで助かってるよ」
「君たちが働きやすい環境を作るのが私の仕事だ」
「君と働いてると楽しいよ」

まるで口説いてるみたいだが……。
後輩を奮い立たせるスキルを磨け
いかがだろう。普段、後輩にこんな言葉をかけてあげられているだろうか。私は正直、恥ずかしくてなかなか言えそうにない。「君の頑張りはちゃんと見てるよ」なんて、まるで口説いてるみたいじゃないか。でも、そんな恥ずかしい言葉を正面から言えるようになると、後輩にもモテモテなんだろうなあ。
しかし、ちゃんと意識してないと、いつまで経っても後輩を奮い立たせる言葉を身につけられないままになってしまう。何かの拍子に、こんな言葉がするする出てくるように、付箋に書いて、PCモニター周りに貼っておいてはどうだろうか。
まあ、それを後輩に見られてしまうと、「この先輩大丈夫かな。この会社ヤバいかな」と思われてしまいそうだが。
(ライター 唐仁原 俊博)