アクティビティにおすすめのサイト&DVD

こうしたアクティビティに使えるサイトやDVDをまとめてご紹介しましょう。

▼SUPER WHY!(PBS KIDS)
http://pbskids.org/superwhy/
アメリカの非営利・公共放送ネットワーク「PBS」のサイト。「おさるのジョージ」や「きかんしゃトーマス」の無料ゲームなども充実しています。なお、「Videos」の動画については、残念ながらアメリカ国外からはアクセス制限がかかっており、日本では視聴できません。「SUPER WHY!」は「シンデレラ」「ジャックと豆の木」などの民話のなかで起こっている問題を、4人組がワードパワー(フォニックス)を使って解決していくお話です。同シリーズのDVDや本も揃っていておすすめです。

▼Dinosaur Train(PBS KIDS)
http://pbskids.org/dinosaurtrain/
同じく「PBS KIDS」のコンテンツ。なぜかプテラノドン一家に生まれてしまったTレックスのバディが本当の自分を探すストーリーです。恐竜好きの子なら、すべての名前を英語で覚えてしまうはず。こちらも、DVD・本ともに充実しています。

▼Dora the Explorer(Nickelodeon)
http://www.nickjr.tv/dora-the-explorer/
キッズ向けエンターテインメント大手「ニコロデオン」が運営するサイト。「スポンジ・ボブ」などのコンテンツも充実しています。日本語サイトもあるので、英語に苦手意識があるお母さん・お父さんでも使いやすいと思います。
「Dora the Explorer」はヒスパニック系移民のための学習番組で、英語を母語としない子どものためにつくられていますので、英語学習のコンテンツとしては最適。映像が視聴できるほか、日本語版もあります。

▼Blue's Clues(Nickelodeon)
犬のブルーが伝える手がかり(clue)をもとに、ブルーがほしがっているものを当てるコンテンツです。「pillow/blanket/book」という手がかりから、「nap(昼寝)」を引き出すといったプロセスを通じて、さまざまな基本単語を着実に覚えることができます。絵本版も人気です。

▼The Magic School Bus(Scholastic)
https://www.scholastic.com/magicschoolbus/
フリズル先生と子どもたちが、不思議なスクールバスに乗って、太陽系から人体のなかまで、いろいろなところで学ぶシリーズ。WEBではゲームなどが楽しめますが、絵本やDVDも展開されています。

▼SESAME STREET(Sesame Workshop)
http://www.sesamestreet.org/
言わずと知れた「セサミストリート」のWEBサイトです。「Videos」タブをクリックすると、保護者世代にとっては懐かしの動画が無料で視聴できます。そのほか、キャラクターと遊べる「Games」や画面上でお絵描きができる「Art」といったコンテンツが用意されています。

▼Harold and The Purple Crayon(Scholastic)
定番児童書のDVDシリーズです。描けば何でも本物になる大きな紫のクレヨンを持ったハロルドが、冒険に満ちた世界へ入っていく物語。想像力のすばらしさを教えてくれる作品です。本もおすすめです。

(本原稿は斉藤淳・著『ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語』から抜粋して掲載しています)

※注
記事中の参照文献・おすすめ教材などは、こちらのサポートページでご確認いただけます。
「世界最高の子ども英語」専用サポートページ
https://booksdiamond.wixsite.com/childenglish

【著者紹介】斉藤 淳(さいとう・じゅん)
J PREP斉藤塾代表/元イェール大学助教授/元衆議院議員。
1969年、山形県生まれ。イェール大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。研究者としての専門分野は比較政治経済学。ウェズリアン大学客員助教授、フランクリン・マーシャル大学助教授、イェール大学助教授、高麗大学客員教授を歴任。
2012年に帰国し、中高生向け英語塾を起業。「第二言語習得理論(SLA)」の知見を最大限に活かした効率的カリキュラムが口コミで広がり、わずか数年で生徒数はのべ3,000人を突破。海外名門大合格者も多数出ているほか、幼稚園や学童保育も運営し、入塾希望者が後を絶たない。
主な著書に、『ほんとうに頭がよくなる 世界最高の子ども英語』(ダイヤモンド社)のほか、10万部超のベストセラーとなった『世界の非ネイティブエリートがやっている英語勉強法』(KADOKAWA)、『10歳から身につく 問い、考え、表現する力』(NHK出版新書)、また、研究者としては、第54回日経・経済図書文化賞ほかを受賞した『自民党長期政権の政治経済学』(勁草書房)がある。