問題解決力は感情コントロールに応用できる!

 感情コントロール力は、持って生まれた才能や性格によるものだと諦めていませんか? それは大いなる誤解です。感情コントロール力は誰もが身につけることができるテクニカルな「技」です。

 私自身、かつては感情に振り回されがちな人間でした。しかし感情コントロールの技法を身につけることで、大きく変わることができたと思っています。じつは、感情コントロールはマッキンゼーで学んだ問題解決のスキルとよく似ています。マッキンゼーの問題解決の手順は、そのまま感情コントロールに当てはまるのです。

 まず問題解決の手順は以下の通りです。

1.真の問題を見極める
     ↓
2.問題の構造を把握する
     ↓
3.仮説を立てて検証する
     ↓
4.解決策を導き出す

 この4つが問題解決の基本的なプロセスです。これを感情コントロールに当てはめると、

1.感情を意識化し、冷静に受け止める
     ↓
2.感情が湧き起こった構造を把握する
     ↓
3.どうしたらその問題が解決されるのかを仮説を立てて検証する
     ↓
4.解決策を導き出す

 となります。

 まず大事なことは、湧き起こっている感情をしっかり感じ、認識すること。たとえネガティブな感情であっても、受け止めることが大切です(1.意識化)。