「九紫」の池江選手と「四緑」の村上コーチ。
最高の相性が生み出した栄光の記録
彼女の九紫としての“負けん気”が、今日までの彼女の記録を作り上げてきたと言いましたが、実は、ナインコード的視点で見ると、もうひとつ大事な要素があります。
それは中学1年~高校3年(前半)まで指導を受けた村上二美也コーチ(スポーツクラブ&スパルネサンス亀戸)の存在です。
池江選手は村上コーチの指導によって、数々の記録を歴史に刻んでいくこととなりますが、これは単に村上コーチの指導がよかっただけではないと私は踏んでいます。
実は、池江選手と村上コーチはナインコードで見ると、教育者と生徒の関係においては、これ以上ない相性のよさなのです。
村上コーチのナインコードは「風の四緑」です(→どんな人も9タイプに分かれる判定法は『“強運を呼ぶ”9code(ナインコード)占い』をご覧ください)。
池上選手の「火の九紫」、村上コーチの「風の四緑」。
さて、この関係、あなたは覚えていますか?
そうです。互いに「生まれる、生み出す、育む、育ませる」といったプラスの作用が働く「相生(そうしょう)」の関係です。
しかも、2人の場合は、五行の関係の「木」にあたる「風の四緑」が「火」の「火の九紫」を生かしていくという関係にあります。
つまり、「木」は「火」の能力を伸ばすのです。
これは、四緑の村上コーチは九紫の池江選手にとって、自分の能力を伸ばす最高の指導者であることを意味します。
きっと、池江選手にとって、村上コーチの言葉や指導は、なぜか心地よく感じたり、伸び伸びと自分を出せたりするような指導ではなかったのでしょうか。
事実、彼女が築いてきた輝かしい成績は、村上コーチが彼女を担当してからのものです。まさに、ベストパートナーだったと言えましょう。