30日間休暇制度や
奨学金肩代わり制度も!

ノバレーゼ総務人事部長の小高直美氏

 同社では、そのほかにもさまざまな「働き方改革」を行っている。3年に1度、社員がリフレッシュするために30日間の休暇が取れる「リフレッシュ休暇」や、勤続10年を迎えた社員を旅行に招待する「勤続10周年旅行」。2017年には勤続5年以上の正社員のうち、奨学金を返済しているスタッフに最大で200万円を支給する「奨学金肩代わり制度」を実施し、話題になった。

「2018年9月からは、社員の副業を一部認める『パラノバ』の運用をはじめました。本業に支障のない範囲で、社員が社外で収入を得る活動を認めています。副業の内容は人それぞれですが、本業とは関係ない新天地で働くスタッフも多いですね。会社としては、社外での活動を通して視野の広い優秀な人材を育てる狙いがありますが、スタッフの“自分磨き”のサポートもパラノバ導入の大きな目的です」

 副業の条件は、雇用契約を結ばない個人事業主やフリーランスとして活動することのみ。なかには「希少クワガタのブリーダー」として二足のわらじを履く社員もいるという。小高氏は「個人が得意分野を生かしているので、想定よりも副業のバラエティーが豊かになりましたね」と笑う。

 ここで紹介したノバレーゼの取り組みはほんの一部にすぎず、今後も積極的に制度を増やしていく予定だという。そんなノバレーゼが、本格的に職場環境改善に取り組むようになったのは2014年頃。政府が「働き方改革」を推進するよりも以前から改善に努めるようになった背景とは?