公務員試験シーズンが本格化。本記事では、元NHKアナウンサーで、現在「6刷」2万8000部超のベストセラー『全試験対応!直前でも一発合格! 落とされない小論文』の著者、「ウェブ小論文塾」代表・今道琢也氏が、小論文試験でチェックしておくべき「情報」をお伝えします。(構成:編集部 今野良介)

「○○県総合計画」「○○市基本構想」をチェックせよ

公務員試験の小論文を受けるにあたって、「過去問題で答案を書いてみる」「時事キーワード集などに目を通す」といったことは、多くの受験生がやっていると思います。

もちろんそれは大切なことですから、是非やっていただきたいのですが、意外と盲点になっているのが、各自治体の基本計画等に目を通すことです。

どの自治体でも必ず、「○○県総合計画」「○○市基本構想」といったものを発表しています。その最新版を読んでおく、ということです。こうした資料には、それぞれの自治体の現状、課題、今後の目指すべき姿などが、事細かに書かれています。

特に注意したいのは、「それぞれの自治体がどのような課題を抱えているか?」「その課題をどのように解決しようとしているか?」という点です。これらは、小論文を書く上で、大変役立つ知識になるからです。

たとえば、あなたが受験する自治体の課題が「人口の減少」だとすれば、それに対して自治体がどのように対処しようとしているのかを押さえておけば、同じようなテーマが出題されたときに役立ちます。

また、こうした基本計画を引用して、小論文の課題を出している自治体も少なくありません。この種の資料が、そのまま出題元になっていることがあるわけです。

「○○県基本計画では△△が本県の課題として示されているが、これについてどのように取り組んでいくべきか、あなたの考えを述べよ」、といった出題形式です。

基本計画は、各自治体のサイトで公開されており、簡単に手に入れることができます。「県政情報」「市政情報」等のページで公開していることが多いです。

 

自治体のHPで確認しておこう。

 

さらに言えば、小論文試験だけでなく、面接でも役立ちます。その自治体の現状、課題などについては面接でも意見を聞かれる可能性が高いですから、面接対策でも有効なのです。

『落とされない小論文』では、18の頻出テーマの対策や、公務員試験で活用できる、小論文試験に一発合格する必要最低限の情報を凝縮して伝えています。ぜひ、直前対策に、そして基礎力の養成に使い倒してください。