C:混乱型(デスクは散らかっていて、仕事の成果も低い)

 デスク整理が苦手な人に限らず、仕事に慣れない新人も、ここがスタートラインの状態と言えます。まずは「機能的なデスク環境」を意識して整えるところから始めましょう。

 紙の資料を広げるのにスペースが足りず、固定電話や書類ボックスの上に置いたりしていませんか…?もしもそうであれば、100~120センチ幅の充分なスペースを確保するために、まずはデスクの上にあるものを片づけましょう。

 さらに、集中力が続かないと感じるなら、基本的にデスクの上はパソコンと電話以外、何も置かないようにするのがおすすめです。

D:本末転倒型(デスクは片づいているのに、仕事の成果が低い)

 実のところ、いちばん問題が大きいのがこのタイプです。デスクは一見大変きれいに整理・管理されているものの、保管の必要性の低い書類まで丁寧にファイリングしている…などの不要な手間をかけて、時間を無駄遣いしているケースが少なくありません。

 一般の家庭でも同じようなことがよく起きています。例えば、カードの利用明細から家電のマニュアルまで、あらゆる書類をファイリング管理しようとしたり、衣類をこまかく分類・ラベリングして保管しようとしたり。これらはすべて自分でやろうとすると、大変な手間がかかります。物の管理に追われる生活を避けるためには、「そもそもこの作業は本当に必要か?」を考える必要があります。

 一般家庭であれば、そこに暮らす方の意向次第ですが、仕事となれば周囲にも迷惑をかけてしまう可能性も。同じ時間を使って仕事をするのであれば「仕事の目的や成果・それを踏まえた優先順位」に合わせて必要なデスク整理を行いたいものです。

「整理する作業」自体が目的化してしまう事態を避けるためには、「このアイテムは、本当に私が、ここで保管・管理しないといけないものか?」と一度立ち止まって考える癖をつけるとよいでしょう。

 ここまで読まれてきた読者の方ならお気づきかもしれませんが、デスク整理の「負担を軽くする」カギは、書類管理にあります。そこで次回は、書類管理について解説したいと思います。

(家族の片づけコンサルタント sea<しー>)