・お腹は気になるが、時間やお金をかけたくない
・運動はしているが、お腹の悩みを解決できない
・お腹を凹ませて、人生を変えたい
そんな方のために、好きなものを食べても運動しなくてもやせて、腰痛、猫背などの不調も改善する「合理的な方法」をお伝えしていきます。ビジネスと同じで、まずお腹が出る原因を探り、目標を設定すれば、とるべき手段が明確になり、おのずと結果はついてくる、そんな方法です。
肩甲骨全体を布団に
押し付けながらお腹を凹ませる!
1965年生まれ。健康運動指導士。ダイエットに失敗した10年間の経験を生かし、リバウンドしない方法を提唱。自らもそれを実践し、最大60kgから14kg減量した体型を維持している。スポーツクラブ、カルチャースクール、専門学校、整形外科、自治体、健康保険組合、企業、女性誌など多彩なステージで活動を重ねている。実践のしやすさと続けやすさをモットーにしたセミナーは、その場で効果を実感できる点が参加者からも好評。著書に、『30秒ドローイン!腹を凹ます最強メソッド』監修:石井直方(高橋書店)、『腹だけ痩せる技術』(メディアファクトリー新書)、『世界一簡単な「くびれ」の作り方』(PHP文庫)など多数。
前回に続き、朝、起きたときに布団の中で行うのにおすすめのドローインをもうひとつ紹介します。
もうひとつは、座り作業が多く、肩の位置が前に固まりがちだと感じる人、におすすめの「大の字ドローイン」です。上腹が出ている人、また、より若々しい姿勢を目指す人にもたいへんおすすめです。
腕を肩よりも低めの位置で開いたら、肩を引いて肩甲骨全体を布団に押し付けながらお腹を凹ませます。時間は10秒以内がおすすめです。
注意したいのは、肋骨を持ち上げて胸を開かないようにすることです。肩の後ろで布団を強く押すほど、肋骨が開いて持ち上がるのが自然な動きなのですが、この自然な動きに逆らうようにしてお腹を引っ込めることでお腹を凹ませる筋トレとしての効果があるのです。
「大の字ドローイン」は、お腹を大きく凹ませようとすると肋骨が上がったり、開いてしまう人にはやや難しいかもしれません。その場合は、肋骨を閉じるようにお腹を凹ませられるようになってから行うのがよいでしょう。
【行い方】両手を広げ、肩の後ろで布団を押しながら、お腹を大きく引っ込める
【注意点】肋骨を開いて胸を突き出さないこと
【ポイント】肩甲骨全体を布団に押し付ける