コロナショックの直撃により、3月期決算企業の6割が今期の業績見通しを未定とした。まさに波乱の決算だが、日経平均株価は3月19日の1万6358円を底に反発して、6月上旬にはコロナ前水準まで急回復。実体経済と株価の乖離が拡大している。特集『恐慌決算の勝ち組・負け組』では、最新決算を分析して今から狙える「強い株」の見つけ方を紹介。6月15日(月)から20日(土)までの全10回の連載で配信する。
#1 6月15日(月)配信
決算通信簿「10大セクター」勝ち組ソニー・伊藤忠、負け組パナ・ドコモ…
「自動車」「家電・AV機器」「電子部品」「小売り」など、注目10大セクターの主要企業の決算を分析。近年は同業種内でも勝ち組、負け組に分かれやすい。各セクターのトップアナリストの見解を中心に、直近の決算分析から持続的成長が見込める企業までコンパクトに解説した。
#2 6月15日(月)配信
安定成長株ランキング!7条件クリアのエリート70銘柄で株価3倍を狙う
株価を動かすのは将来の業績だが、コロナ禍では今期の業績予想は難しい。そこで注目したいのが直近数年間の業績推移だ。中長期で高成長を続ける企業であれば、経営力が高く、参入障壁の高いビジネスを展開している確率が高い。厳しい7条件を突破した精鋭候補を紹介する。
#3 6月16日(火)配信
恐慌決算を大分析!コロナ後時代の「7つの変化」から勝ち組企業を探せ
コロナ禍の影響により、決算発表の延期や今期予想を示せない企業が続出。業績への影響は「リーマンショック以上」との見方も多く、収益環境は厳しさを増している。だが、危機は常に変革の好機でもある。ポストコロナを勝ち抜き、長い目で見て成長を続ける「強い株」の条件を探る。
#4 6月16日(火)配信
高配当で無配・減配リスクが低い株ランキング!厳選85銘柄
高い利回りが個人投資家に人気の高配当株だが、収益が大きく落ち込めば減配や無配転落の可能性もある。そこで今期の会社予想を開示していて、大幅減益でない企業をスクリーニング。予想配当利回りが高い企業を選抜した。1位のJTの配当利回りは7%超、上位20社は配当利回りが5%以上だ。
#5 6月17日(水)配信
株で「億り人」になった4人が明かす「コロナ暴落相場の対処術と教訓」
コロナショックはすご腕の個人投資家にも直撃したが、初心者と違うのは暴落後の対処法だ。「生き残ることを最優先」してリスクを管理しながらも、安値圏でウィズコロナ相場の有望株を大胆に購入。暴落相場での具体的な対処術とアフターコロナ相場の注目株を紹介する。
#6 6月17日(水)配信
時価総額上位54銘柄ズバリ診断(1)セブン&アイは弱気、花王は強気
日本を代表する時価総額上位の54銘柄について、3段階で年末までの投資判断を示した。証券コード順に3回に分けて紹介する。最新決算を分析したアナリストのコメントに加えて、チャートや業績推移、株価指標などのデータも掲載したので、売買の参考にしてほしい。
#7 6月18日(木)配信
暴落相場「9つの投資セオリー」常に全力買いはNG、生き残り最優先…
年に1~2回は必ず市場がパニックになり、相場全体が大きく崩れる局面がある。だが、暴落相場は優良株を安値で買えるチャンスでもある。今回のコロナショックや過去の急落局面を参考に、暴落相場で損失を最小限に抑えて、ピンチをチャンスに変える投資テクニックを紹介する。
#8 6月18日(木)配信
時価総額上位54銘柄ズバリ診断(2)キヤノンは弱気、村田は強気
「ズバリ診断」の第2弾。第1弾同様に日本を代表する時価総額上位銘柄について、3段階で年末までの投資の判断をする。同じく最新決算を分析したアナリストのコメントに加えて、チャートや業績推移、株価指標などのデータも掲載したので、売買の参考にしてほしい。
#9 6月19日(金)配信
時価総額上位54銘柄ズバリ診断(3)JR東は弱気、ソフトバンクGは強気
「ズバリ診断」の第3弾。今回も日本を代表する時価総額上位銘柄について、3段階で年末までの投資判断を示す。これで54銘柄全ての診断が終了。最新決算を分析したアナリストのコメントに加えて、チャートや業績推移、株価指標などのデータも掲載したので、売買の参考にしてほしい。
#10 6月20日(土)配信
中小型株のコロナ後「大化け候補生」発掘!高成長でも割安な銘柄とは?
クラウド関連企業やネット系サービス企業など、コロナによる生活様式の変化を捉えた、中小型株の上昇基調が続いている。すでに成熟した大型株と違い、中小型株は「大化け」が期待できるのが魅力。独自の成長要素を持った質の高い銘柄の探し方を伝授する。
Key Visual by Kaoru Kurata