チョコレートの効能 その(2):
幸せだな~、これは愛・・・!?

 恋に大切なことはトキメキばかりではありません。一緒にいることに「幸せを感じる」ことも重要な要素です。

 チョコレートは、幸福感をもたらす脳内物質の「エンドルフィン」を放出させます。エンドルフィンはモルヒネのような作用をもつ自然の鎮痛薬です。オーストラリアのニューサウスウェルズ大学のパーカー教授は、2002年に、特にブラックチョコレートは、エンドルフィンの分泌を促して、食べた人の幸福な気分を高めることを報告して注目を集めました。

チョコレートの効能 その(3)~(7):
愛する人の健康を守る!?

 恋する脳で急上昇する「フェネチルアミン」は、心拍数と血圧を上昇させます。よって、愛する人の血管と心臓が心配という方もいるかもしれません。ここでも、チョコレートは優れものです。

 チョコレートには、「血管の機能を改善」して「血圧を下げる」作用があります。この効果は高血圧の治療薬に匹敵する、という報告もあります【効能その(3)】。

 さらに、「血栓(血のかたまり)の形成を防ぐ」いわゆる血液サラサラ作用もあって、合わせて心臓発作や脳卒中の予防に役立ちます【効能その(4)】。

 愛する人の健康は誰もが願うことです。チョコレートには他にも多くの健康効果が報告されています。代表的なものをご紹介すると、

 悪玉(LDL)コレステロールを減らして、善玉(HDL)コレステロールを増やす「コレステロール値の改善」効果があります【効能その(5)】。

 脳への血流を増加させることで、「脳機能の低下を予防」するようです【効能その(6)】。

 チョコレートには「リラックス効果」があり、緊張を緩和してストレスから身体を守ります【効能その(7)】。

“食べ過ぎ”には
くれぐれもご注意!

 以上の効果のほとんどは、ミルクチョコレートではなく、ポリフェノールが豊富なブラックチョコレートまたは純ココアを食べることで得られます。

 ただし、チョコレートは高脂肪、高カロリー食品です。“食べ過ぎ”にはくれぐれも注意しましょう。健康のためには、1日あたり10グラムのブラックチョコレートで十分です。

 最後に、心理的な効果を期待するなら、無欲に、ただ「チョコレートを食べることを楽しむ」ことが極意であるようです。それでは、美味しいチョコレートとともに、心ときめくバレンタインデーをお過ごしください。