帰省しない場合、今年は特別何かしたほうがいいの?

今年の年末、帰省する? しない?『「育ちがいい人」だけが知っていること』の著者に聞いてみたphoto: Adobe Stock

帰省されない場合は、「例年よりなお一層、ご両親のことを気にかけている」ことが伝わるようにしたいもの。お歳暮になさっても、クリスマスプレゼントになさっても時期はいつでも構いませんので、お好きな食べ物や、身体を大事にと言う意味で、暖房グッズやひざ掛け、または健康食品などをお贈りするのもよいでしょう。

そして、そういったお品物以上に、写真や動画をマメに送ったり、zoomで会話をするなどもお勧めです。お孫さんがいらっしゃったらなおさら。予め、双方で同じおせちを注文しておき、お正月にzoomで一緒のものを召し上がるのも楽しいですね。zoomクリスマス会もよいですし、大晦日に一緒に紅白を観て感想を言い合ったり、除夜の鐘を聞いても!

同じ場所にいられなくても、同じ時間を共有することで、「帰省しなかったけど、楽しかった。嬉しかった」と思って頂けるよう工夫してみてください。

帰省される方が気をつけることは?

その地域の方々が、どの程度気を付けているのか、案じているのかを予め聞いておきましょう。ご近所の方とお会いしても問題ないか、一緒に初詣に行っても大丈夫か、親戚への挨拶まわりはどうするか……等々。ご心配やご迷惑をおかけしないよう、予め準備できることは準備しておくといいですね。

いかがでしたか。今回は、年末の帰省に関するお話を伺いました。『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、ほかにも普段の生活の中の、ルールや正解のないシーンでのふるまい方や、「育ち」が出てしまうポイントなど、リアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね!今さら聞けないことばかりですから、ぜひ参考にしてみてくださいね!